THE VILLAINS再演「Nightmare Remix」3/12開幕へ
ベストカレンダー編集部
2025年11月9日 21:58
THE VILLAINS再演
開催期間:3月12日〜3月15日
ダークフェルに再び灯る光と闇 ― Nightmare Remixの特色
2025年7月に初演され好評を博した舞台『THE VILLAINS~ダークフェルの悪夢~』が、早くも再演となる『Nightmare Remix』として2026年3月12日から15日まで上演される。今回の再演では劇場スケールの拡大、演出の深化、そしてライブパートの導入により、舞台表現がよりダークでドラマティックに進化する点が最大の特徴である。
原作・脚本・演出は前作に引き続き松多壱岱が担当。さらにメディアミックス展開として本作のコミカライズも決定しており、舞台で描かれた世界は漫画という別の媒体でも拡張される。舞台と漫画、それぞれの表現で『VILLAINS』の世界が多面的に提示されることになる。
Nightmare Remixで拡張される演出要素
今回の再演は劇場規模の拡大と演出の強化により、より大きなスケール感を追求する。劇中では“スペルコード”と呼ばれる術式や、禁書(きんしょ)から生まれる存在『テイルボーン』など、物語世界の異能描写が舞台技術と融合して表現される。
さらに各公演の終演後にはライブパートが設けられ、観客の視覚・聴覚に直接語りかける演出が導入されることで、“体感型ステージ”としての臨場感が増す構成となっている。終演後ライブに関しては撮影可の日やアフタートーク開催日が設けられているため、観劇体験の幅も拡がる。
- 原作・脚本・演出:松多壱岱
- 舞台表現の強化:劇場スケール拡大、演出の深化
- 新要素:終演後ライブパートの導入(撮影可日・アフタートークあり)
- メディア展開:コミカライズ決定
豪華キャスト陣と日替わりゲストの詳細
再演キャストは若手から実力派まで幅広い布陣が揃った。主演の明智小五郎役には菅井義久(甘党男子)が続投し、作品の中心を牽引する。シャーロック・ホームズ役には瀬戸啓太、エルキュール・ポワロ役には黒木文貴など著名な顔触れも名を連ねる。
登場人物は探偵サイドとヴィランサイドが入り乱れ、それぞれが『物語からうまれし者・テイルボーン』として物語の鍵を握る。以下に出演者を役名付きで列記する。
| 役名 | キャスト |
|---|---|
| 明智小五郎 | 菅井義久(甘党男子) |
| 小林芳雄 | 古川流唯(カラフルダイヤモンド) |
| シャーロック・ホームズ | 瀬戸啓太 |
| ジョン・H・ワトソン | 一之瀬優 |
| エルキュール・ポワロ | 黒木文貴 |
| アーサー・ヘイスティングス | 碕理人 |
| ファントム | 森田晋平 |
| 白雪姫 | 工藤大夢 |
| アルフレッド・イングルソープ | 桐田伶音 |
| ジゴマ | 宮尾颯 |
| モントレゾール | 中川将平(UNiFY) |
| ヘンリー・ジキル | 丸山正吾 |
| エドワード・ハイド | 図師光博 |
| オリバー・モリス | RAY(UNiFY) |
| バートラム・スネイダー | 添田翔太 |
| ジェームズ・モリアーティ | 成松慶彦 |
| セバスチャン・モラン | 千葉瑞己 |
| 怪人二十面相 | 沖野晃司 |
| 黒蜥蜴 | 縣豪紀 |
| ゴシック・シャドウズ(群像) | 澤田圭佑、後藤真、中野貴文、加納義広、瀬⼾⼝希哉 |
日替わりゲストとアフタートーク
日替わりゲストは各公演ごとに登場する。以下に公演日時と登場ゲストを明記する。
- 3月12日(木)18:00公演:山口託矢
- 3月13日(金)13:00公演:前野修一
- 3月13日(金)18:00公演:前野修一
- 3月14日(土)13:00公演:松原凛
- 3月14日(土)18:00公演:岩佐祐樹
- 3月15日(日)12:00公演:春斗
- 3月15日(日)16:30公演:松原凛
またアフタートークは3月13日(金)の13:00と18:00に開催予定で、出演者とMCの組み合わせがそれぞれ発表されている。13:00公演のアフタートークには沖野晃司、縣豪紀、成松慶彦、千葉瑞己、中川将平(UNiFY)、RAY(UNiFY)が登壇し、MCは工藤大夢と宮尾颯が務める。18:00公演のアフタートークは菅井義久、古川流唯、瀬戸啓太、一之瀬優、黒木文貴、碕理人が出演し、MCは森田晋平と桐田伶音となっている。
物語の核心と舞台上の表現
作品の舞台は闇と霧が支配する都市〈ダークフェル〉。そこでは“ヴィラン”と呼ばれる異能者たちがスペルコードと呼ばれる術式を操り、次々と事件を引き起こす。彼らは禁書(きんしょ)と呼ばれる“封じられた物語”から生まれた存在であり、怪人二十面相が中心となって『選ばれしもの』を選別している。
本作にはホームズとモリアーティ、ポワロといった名探偵・名ヴィランが共存し、それぞれが物語世界から集められた『テイルボーン』であることが示される。探偵とヴィラン、光と闇が複雑に交錯しながら、なぜ彼らが集められたのかという真相へと物語は進んでいく。
- 舞台上の表現
- スペルコードや禁書といった設定を舞台装置、照明、音響と連動させることで、視覚と聴覚に訴えかける物語体験を実現する計画である。
- ライブパート
- 各公演の終演後にライブパートを実施。〇の公演は終演後ライブOP曲の写真・動画撮影が可能であること、★印の公演ではアフタートークが開催される旨の注記がある(詳細は公演情報ページを参照)。
公演情報・チケット・主催/問い合わせ
再演の公演期間は2026年3月12日(木)〜3月15日(日)。会場は東京都渋谷区のこくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロで、住所は〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-12-10 こくみん共済 coop 会館である。
チケット料金は税込でSS席13,000円、S席11,000円、A席9,900円。チケット一般発売は2025年11月14日18:00から開始される。各公演の終演後ライブや撮影可の日、アフタートーク開催日などの詳細は公式情報で案内される。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公演期間 | 2026年3月12日(木)〜3月15日(日) |
| 会場 | こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都渋谷区代々木2-12-10) |
| チケット料金(税込) | SS席 13,000円/S席 11,000円/A席 9,900円 |
| 発売日 | 2025年11月14日 18:00〜 |
| 終演後ライブ | 各公演で実施(〇は終演後ライブOP曲の写真・動画撮影OK日) |
| アフタートーク | ★印の公演で開催。3月13日(金)13:00/18:00のアフタートーク出演者とMCが発表済み |
主催はTHE VILLAINS製作委員会(ILCA/HIKE)、提携公演はこくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ、宣伝はキョードーメディアスが担当している。問い合わせ先は thevillains.stage@gmail.com、公式情報はhttps://thevillains-stage.com/ および https://x.com/villains_stage にて案内される。
制作・キャストのコメント抜粋
以下は発表時に寄せられた原作・脚本・演出の松多壱岱と主要キャストからのコメント要旨である。演出側と出演者それぞれが再演に対する意気込みを表明している。
松多壱岱は、初演を上回る大きな劇場で名探偵とヴィランたちの異能バトルをよりダイナミックに描くと述べ、コミカライズ決定についても触れている。菅井義久は主演続投について感謝とプレッシャーを率直に語り、再演での見え方・感じ方の違いを強調している。古川流唯は小林芳雄役を受け継ぐ決意を述べ、沖野晃司は再演成立への感謝と作品のさらなる構築への意欲を示した。
要点のまとめ
以下の表は本記事で取り上げた主要情報を整理したものだ。公演概要、キャスト、日程・会場、チケット、問い合わせ先などを一目で確認できるようにまとめている。
| 分類 | 詳細 |
|---|---|
| タイトル | THE VILLAINS~ダークフェルの悪夢~ Nightmare Remix |
| 期間 | 2026年3月12日(木)〜3月15日(日) |
| 会場 | こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-12-10) |
| 原作・脚本・演出 | 松多壱岱 |
| 主要キャスト | 明智小五郎:菅井義久(甘党男子)、小林芳雄:古川流唯(カラフルダイヤモンド)、シャーロック・ホームズ:瀬戸啓太、怪人二十面相:沖野晃司 ほか |
| 日替わりゲスト | 3/12 山口託矢、3/13 前野修一(2公演)、3/14 松原凛・岩佐祐樹、3/15 春斗・松原凛(詳細は本文参照) |
| 料金 | SS席 13,000円/S席 11,000円/A席 9,900円(各税込) |
| 発売日 | 2025年11月14日 18:00〜 |
| 特典 | リピーター特典:3回の来場でクリアファイル、7回の来場でCVブロマイドセット(複製サイン入り) |
| 公式情報・問合せ | 公式HP https://thevillains-stage.com/ / 公式X https://x.com/villains_stage / 問合せ thevillains.stage@gmail.com |
| 主催 | THE VILLAINS製作委員会(ILCA/HIKE) |
以上が本公演の主要情報と構成である。物語の中核に位置する探偵とヴィラン、そして舞台表現の拡張によって演劇的体験がどのように変化するかが、本作の見どころとして挙げられる。観劇を検討する際は上記の公演日程やチケット発売日時、各種特典の条件を確認のうえ公式情報を参照されたい。
参考リンク: