NFC搭載カードゲーム『アニマルピコタッチ』がCAMPFIREで先行支援

NFCを搭載した新感覚カードゲーム『アニマルピコタッチ』がCAMPFIREで先行支援を開始

プラスチックカードの印刷を手がける株式会社研美社（本社：大阪市都島区）は、大阪公立大学発ベンチャーの株式会社シーみると共同で開発した、NFC搭載カードゲーム『アニマルピコタッチ（略称：アニピコ）』について、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」を用いた先行支援プロジェクトを、2025年11月10日（月）12時に開始しました。プロジェクトの公開ページは以下のとおりです。

プロジェクトページ：https://camp-fire.jp/projects/893448/view

発表の背景と目的

『アニマルピコタッチ』は、デジタルゲームが主流となる現代において、手に取るカード遊びの価値を再評価しつつ、スマートフォンアプリによる利便性を組み合わせた新しい遊び体験を目指して開発されました。NFC（近距離無線通信）をカードに搭載することで、スマートフォンにかざすという直感的な操作でゲームの読み取りや対戦が可能となります。

このプロジェクトは研美社の社員と、大阪公立大学発ベンチャーである株式会社シーみるの協力によって立ち上がりました。印刷会社としての技術と、学生ベンチャーの柔軟な発想が結びつき、物理カードの触感とデジタルの利便性を融合する「リアル×デジタル」の遊び文化を社会に広げることを目的としています。

開発チーム

研美社の若手メンバー5人がクラウドファンディングチームを結成し、支援の呼びかけを行います。

開発協力

アプリ開発および企画支援は株式会社シーみる（大阪公立大学発ベンチャー）が担当しています。

ゲームの仕組みと製品の特徴

『アニマルピコタッチ』は、NFCを搭載した実物カードをスマートフォンにタッチすることで読み取り、アプリ上で数字推理を行うカードゲームです。ゲーム本体のルールはヒット＆ブロー形式の数字当てゲームで、対面でのプレイに適した設計がされています。

カードは動物をモチーフにしたキャラクターが用意され、物理的なカードの所持とアプリによるデジタル記録が連動する点が特徴です。カードを手に取る動作そのものを遊びの一部として残しつつ、読み取りやスコア管理はアプリによりスムーズに行えます。

• プレイ方法：NFC搭載カードをスマートフォンにタッチしてプレイ
• ゲーム形式：数字推理（ヒット＆ブロー形式）
• キャラクター：動物モチーフの全12種類、6枚入りセットをランダム封入
• 対応端末：iPhone（iOS対応、iPhone専用）
• 特典：クラウドファンディング支援者向け限定デザインを用意

遊び方のポイントと想定される利用場面

NFCを用いることでカードの読み取りが簡単になります。家族や友人と同じ空間で対面して遊ぶことを前提に設計されており、従来のカードゲームと同様の物理的な駆け引きを保ちながら、アプリでの補助によってルール管理や記録が容易になります。

想定される利用場面としては、家庭でのパーティーゲーム、イベントでの体験コンテンツ、教育現場での授業補助やワークショップなど、カードを介した対面体験が有効な場面が挙げられます。研美社は、カード印刷のノウハウを活かし、今後こうした分野での導入可能性を模索するとしています。

CAMPFIREでの支援プランとプロジェクト運営概要

先行支援プロジェクトはクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」をプラットフォームに、2025年11月10日（月）12時に開始されます。目標金額は30万円です。支援者向けに複数のリターン（支援コース）が用意されています。

記載されている価格は送料・税込みで表示されており、プロジェクトページの公開時点で詳細が発表される旨が説明されています。

1. プロジェクト開始日時：2025年11月10日（月）12時（CAMPFIREで公開）
2. プラットフォーム：CAMPFIRE
3. 目標金額：30万円
4. 支援金額は送料・税込を含む表示（詳細は公開ページで案内）

支援にあたっての注意点

プロジェクトページで公表される情報が最新の案内となります。配送や具体的な配送時期、限定デザインの詳細といった点は、プロジェクト公開時に改めて説明される予定です。支援を検討する場合は、CAMPFIRE上のプロジェクトページでリターンの内容やスケジュール、注意事項を確認してください。

また、製品自体はiPhone（iOS）専用として設計されているため、購入前に対応環境の確認が必要です。

企業情報 — 研美社とシーみる、そしてプロジェクトが示す方向性

本プロジェクトの販売元は株式会社研美社です。代表取締役社長は中田 逸郎氏で、事業はプラスチックカードの印刷事業およびICカードの販売・印刷を主に行っています。研美社は1986年5月22日に設立され、大阪府大阪市都島区片町1-5-13 大手前センチュリービル5Fに本社を置いています。公式サイトは次のURLです：https://kenbisha-card.com/

アプリ開発を担当するのは株式会社シーみるです。代表取締役は木澤陸斗氏で、販促支援活動（WEBサイト/アプリ制作、新規企画など）を事業内容とし、大阪府堺市北区長曽根町130-42（さかい新事業創造センター内）に拠点を置く、大阪公立大学発ベンチャーです。公式サイトは次のURLです：https://cmiru.com/

研美社（販売元）

所在地：大阪府大阪市都島区片町1-5-13 大手前センチュリービル5F / 設立：1986年5月22日

株式会社シーみる（アプリ開発）

所在地：大阪府堺市北区長曽根町130-42（さかい新事業創造センター内） / 設立：2024年12月

研美社はカード印刷で培った技術を活かし、NFC技術とデジタル体験を組み合わせた製品展開を進めていくとしており、教育、イベント、販促などの分野で「ICカードを使った体験」の可能性を広げる方針を示しています。本プロジェクトはその第一歩として、物理カードとデジタルの境界を越える遊び文化の発信を意図しています。

まとめ（要点の整理）

以下の表に、本記事で取り上げた『アニマルピコタッチ』の主要情報を整理しました。プロジェクトの開始日時、製品仕様、支援コース、企業情報まで網羅していますので、支援や購入を検討する際の参考にしてください。

この記事では、プロジェクトの開始日時、製品の特徴および支援プラン、関係企業の基本情報を整理して伝えました。支援を検討する場合は、CAMPFIRE上のプロジェクトページで最新情報や詳細な注意事項を確認してください。