3月15日開催:ジャパニーズクラフトウイスキーフェスタ2026
ベストカレンダー編集部
2025年11月13日 05:42
クラフトウイスキーフェスタ
開催日:3月15日
東京・恵比寿で開かれる「ジャパニーズクラフトウイスキーフェスタ2026」開催決定
一般社団法人日本ウイスキー文化振興協会(JWPC)は、ジャパニーズクラフトウイスキーに特化した試飲展示会「ジャパニーズクラフトウイスキーフェスタ2026」を、2026年3月15日(日)にEBiS303イベントホール(東京都渋谷区恵比寿)で開催すると発表しました。主催はJWPC、運営はウイスキー文化研究所が担当します。
本イベントはバーテンダーや酒類関係者に限らず、一般のウイスキー愛好家にも開かれており、年齢は20歳以上であれば誰でも参加可能です。入場は完全入替制の2部制で、各部とも上限500名となっています。チケット販売は2025年11月14日(金)から開始予定です。
開催日時・会場・チケットの要点
以下にイベントの主要情報を分かりやすく整理します。スケジュールや料金、会場アクセス等を確認のうえ、公式サイトで最新情報を確認してください。
| イベント名 | ジャパニーズクラフトウイスキーフェスタ2026 |
|---|---|
| 主催 | 一般社団法人日本ウイスキー文化振興協会(JWPC) |
| 運営 | ウイスキー文化研究所 |
| 日時 | 2026年3月15日(日) 1部 11:30〜14:30 / 2部 15:30〜18:30(完全入替制/各部500名) |
| 会場 | EBiS303 イベントホール(〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-8) 会場アクセス(EBiS303) |
| 入場料 | コニサー倶楽部会員、またはウイスキー文化研究所会員 4,000円(税込) 一般 4,500円(税込) |
| チケット販売開始 | 2025年11月14日(金)予定 |
| 公式情報 | https://www.japanesewhiskypc.com/event |
出展内容と会場で体験できる項目
本フェスタは日本各地のクラフトウイスキー蒸留所と、蒸留所を支えるサプライヤー企業にフォーカスした展示・試飲イベントです。2025年11月11日時点での出展確定企業は16社で、最大40社までの出展を見込んで募集を継続しています。
会場では多様なウイスキーを試飲できるだけでなく、ここでしか手に入らない限定ボトルやオリジナルグッズの販売、公開セミナー(観覧無料)などの特別コンテンツも用意されます。試飲は多くのアイテムが無料で提供されますが、一部有料の試飲や有料のフード・ボトル・グッズ販売がある点に注意が必要です。
出展企業(2025年11月11日時点、50音順)
- 阿波乃蒸溜所
- WHISUKI 合同会社
- 月光川蒸留所株式会社
- Kamui Whisky株式会社
- 木内酒造 八郷蒸溜所
- Stork Valley Distillery
- 高藏蒸留所
- 玉野アセンド蒸留所
- 千代むすび酒造株式会社
- 新潟亀田蒸溜所
- 羽生蒸溜所
- 馬追蒸溜所
- 養父蒸溜所
- 横浜燻製工房株式会社
- 一般社団法人日本ウイスキー文化振興協会(JWPC)
- ウイスキー文化研究所
上記に加え、ウイスキー製造に関わる機器や原材料を提供するサプライヤー企業の出展も予定されています。サプライヤーは製造・熟成を支える重要な存在であり、蒸留所の活動を間近に知る良い機会となります。
「ニューボーン」「ニューメイク」とは
本イベントでは、一般市場ではなかなか味わえない“ウイスキーの原石”である「ニューボーン」「ニューメイク」に多く触れられます。それぞれの定義を明記します。
- ニューボーン
- 樽熟成3年未満のウイスキー。熟成年数が浅く、アルコール度数や風味に荒々しさを感じる場合があるが、成長過程を知る上で貴重な体験となる。
- ニューメイク
- 樽熟成前、またはタンク貯蔵の無色透明なウイスキー。蒸留直後の風味を確認できる段階であり、製造の理解につながる。
試飲の多くは無料提供ですが、出展者によって試飲アイテムに有料設定がある点、フードやボトル・グッズ販売は有料である点をあらかじめ確認してください。また、同会場での公開セミナーは観覧無料として案内されていますが、詳細なプログラムは公式サイトやSNSで案内されます。
イベントの目的と意義、開催の背景
ジャパニーズクラフトウイスキーフェスタは、日本国内のクラフトウイスキー蒸留所の価値を強化・向上させることを目的に企画されました。現在、日本国内には計画段階を含めおよそ120近いクラフトウイスキー蒸留所が存在しており、新たなブランドの発掘と流通促進が重要な課題になっています。
このイベントは、蒸留所やサプライヤーが直接消費者や業界関係者と接し、製品を紹介する場を提供することで、ブランドの差別化と消費者利益の保護に寄与することを目指しています。来場者は新しい蒸留所や製造者との出会いを得られるだけでなく、ウイスキーの製造過程や熟成段階を知ることで、商品理解を深めることができます。
想定される来場層と利用条件
- 対象:20歳以上のウイスキー愛好家、バーテンダー、酒類関係者など
- 参加方法:チケット購入(2025年11月14日販売開始予定)
- 入場形式:1日2部制、完全入替制(各部500名)
運営側は第1回の出展者・来場者の声を反映し、参加しやすい運営体制を整備しています。公式告知はホームページやSNSを通じて随時発信されます。
主催・運営組織と代表理事 土屋守のプロフィール
本フェスタの主催である一般社団法人日本ウイスキー文化振興協会(JWPC)は、2024年7月1日に設立され、ジャパニーズウイスキーの定義の法制化を目指して活動しています。品質の確保、他ウイスキーとの差別化、消費者利益保護、文化的基盤の確立を主な目的としています。
運営はウイスキー文化研究所が担当します。同研究所はウイスキー評論家の土屋守が代表を務め、2001年の発足以来、ウイスキー文化の普及と関連イベントの企画運営、資格試験の運営等を行ってきました。
- 一般社団法人日本ウイスキー文化振興協会(JWPC)
- 所在地:〒150-0012 東京都渋谷区広尾1丁目10−5 テック広尾5F(株式会社ウイスキー文化研究所内)
代表理事:土屋守
設立:2024年7月
公式HP:https://www.japanesewhiskypc.com/ - 株式会社ウイスキー文化研究所
- 所在地:〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾ビル5F
代表取締役:土屋守
設立:2001年3月
事業内容:『Whisky Galore』編集発行、ウイスキー関連資格・検定、フェスティバル企画運営、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)運営等
公式HP:https://scotchclub.org/
土屋守(JWPC代表理事/ウイスキー文化研究所代表)プロフィール
1954年新潟県佐渡生まれ。学習院大学文学部卒。週刊誌記者を経て1987年に渡英し、スコットランドでスコッチに親しんだことを契機にウイスキー評論家としての道を歩み始めました。帰国後は長年にわたりウイスキー文化の研究と普及に携わっています。
主な業績としては、NHK連続テレビ小説「マッサン」(2014年9月〜2015年3月)でのウイスキー考証や、国内唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集長としての活動、TWSCの運営などが挙げられます。著書多数で、主要な著作には下記が含まれます。
- 『シングルモルトスコッチ大全』
- 『ブレンデッドウィスキー大全』
- 『竹鶴政孝とウイスキー』
- 『ウイスキー完全バイブル』
- 『ビジネス教養としてのウイスキー なぜ今、高級ウイスキーが2億円で売れるのか』
- 『ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー』
- 『完全版 シングルモルトスコッチ大全』(近著)
- 『土屋守のウイスキー千夜一夜(1~5巻)』『ジャパニーズウイスキーイヤーブック(蒸留所年鑑)』
要点の整理(本記事のまとめ)
以下の表に、本イベントの主要情報を整理しました。日時、会場、入場料、出展社数、参加対象、チケット販売開始日など、重要事項を見やすくまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | ジャパニーズクラフトウイスキーフェスタ2026 |
| 開催日 | 2026年3月15日(日) |
| 時間 | 1部 11:30〜14:30 / 2部 15:30〜18:30(完全入替制) |
| 会場 | EBiS303 イベントホール(東京都渋谷区恵比寿1-20-8) 会場アクセス |
| 入場料 | 会員 4,000円(税込) / 一般 4,500円(税込) |
| 定員 | 各部 500名 |
| 出展(確定) | 16社(2025年11月11日時点)、最大約40社出展予定 |
| 主催・運営 | 主催:一般社団法人日本ウイスキー文化振興協会(JWPC) 運営:ウイスキー文化研究所 |
| チケット販売開始 | 2025年11月14日(金)予定 |
| 公式情報 | https://www.japanesewhiskypc.com/event |
本フェスタは、クラフト蒸留所やサプライヤーとの直接の接点を提供することで、ブランドの発信と消費者理解の深化を図る場です。公開セミナーや限定販売などの特別コンテンツも予定されており、参加を検討する場合は公式サイトで最新情報をご確認ください。
参考リンク: