11月21日開業 スターバックス×CCCのLOUNGE & CAFE
ベストカレンダー編集部
2025年11月13日 15:58
LOUNGE & CAFE開業
開催日:11月21日
書店とカフェの歴史を受け継ぐ新空間「LOUNGE & CAFE」誕生
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下「CCC」)とスターバックス コーヒー ジャパン 株式会社は、両社が長年にわたり展開してきた書店とカフェの融合をさらに進化させた新業態として、「LOUNGE & CAFE」の展開を開始します。プレスリリースは2025年11月13日13時00分に発表されました。
この新業態は、CCCが展開する「SHARE LOUNGE」とスターバックスが持つコーヒー体験を融合させたものであり、ラウンジの居心地、知的好奇心を刺激する本の提案性、オフィスの機能性、そしてスターバックスの一杯を通じた体験がシームレスにつながることを目指しています。
誕生の背景とこれまでの歩み
両社の協業は2003年に遡ります。最初の取り組みは「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」(現在の六本木 蔦屋書店)のオープンで、書籍とコーヒーを同時に楽しめるBOOK & CAFEスタイルの店舗展開が始まりました。
その後の展開で、BOOK & CAFE形式の店舗は現在約100店舗に拡大しており、多くの顧客に支持されてきました。今回の「LOUNGE & CAFE」は、こうした蓄積された経験とノウハウをもとに、より多様な滞在価値を提供する場として設計されています。
- 発表日
- 2025年11月13日 13:00
- 主な事業者
- カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC) / スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社
- 関連ワード
- LOUNGE & CAFE、SHARE LOUNGE、スターバックス、BOOK & CAFE、コーヒー
体験の設計:居心地と機能が共存する空間
「LOUNGE & CAFE」は、利用者がその日の目的や気分に応じて滞在スタイルを選べることを基本コンセプトとしています。読書、仕事、対話、コーヒーを楽しむ時間など、さまざまなシーンに対応する空間価値を備えます。
具体的には、ラウンジのような落ち着いた座席、知的好奇心を刺激する書籍のキュレーション、オフィス的な作業環境(電源やWi-Fiなどの利便性)、そしてスターバックスの提供するコーヒー体験が一体となることで、利用者の多様なニーズに応えます。
主な空間要素と利用シーン
空間設計は「くつろぎ」と「機能」の両立を目指しており、以下の要素が組み合わされます。
- ラウンジ的な居心地:長時間滞在に適したシートや落ち着いた照明。
- 本による提案性:テーマや気分に合わせて編集された書棚や展示。
- オフィス機能:電源、Wi-Fi、テーブルレイアウトなどのワークスペース要素。
- コーヒー体験:スターバックスのドリンクとその提供スタイル。
これらは単に並列するのではなく、シームレスに接続されることで利用者が移動するたびに違和感なく滞在目的を変えられる仕組みになっています。
1号店の詳細と運営に関する情報
「LOUNGE & CAFE」の1号店は、2025年11月21日(金)にオープンする「SHARE LOUNGE キラリナ京王吉祥寺」です。初出店は東京・吉祥寺エリアでの展開となります。
出店にあたっての運営はCCCとスターバックスの協業により行われ、両社のブランドとサービスが連携して提供されます。今後の全国展開については検討中であり、段階的な拡大が示唆されています。
運営体制および企業情報
今回の発表における主要な企業情報は以下の通りです。代表者や本社所在地を明記します。
- カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 (CCC)
- 本社:神奈川県横浜市 / 代表取締役社長兼CEO:髙橋 誉則
- スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社
- 本社:東京都品川区 / 代表取締役最高経営責任者(CEO):森井 久恵
併せて、これまでの両社の取り組みとしてBOOK & CAFEスタイルの店舗が全国で約100店に拡大していることが確認できます。
利用者に届く体験と今後の展開方針
「LOUNGE & CAFE」は、利用者にとって「その日その時に最も合う滞在」を選べる場を提供します。読書や静かな作業、友人との対話や短時間の打ち合わせなど、日常の中の多様な時間に寄り添う設計です。
両社はこの新業態を通じて、街のにぎわい創出と人と人とのつながりの形成を目指すと表明しています。今後は1号店の運用を踏まえ、全国への展開を検討していくとされています。
期待される利用者の行動パターン
以下のような具体的な利用シーンが想定されます。
- 朝の時間にコーヒーを楽しみながら読書や情報収集を行う。
- リモートワークの合間に集中作業を行う。
- 友人や知人とコーヒーを片手に語らう。
- 書籍を通じた新しい発見やイベント的な利用(書籍展示等)を楽しむ。
これらの行動パターンに対応するため、空間の柔軟な運用や席種のバリエーションが提供されることが想定されます。
要点まとめ
以下の表は、本記事で紹介した「LOUNGE & CAFE」に関する主要事項を整理したものです。主要な日時、場所、事業者、コンセプトを網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日時 | 2025年11月13日 13:00(プレスリリース発表) |
| 事業主体 | カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC) / スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社 |
| 代表者 | CCC:髙橋 誉則(代表取締役社長兼CEO) スターバックス:森井 久恵(代表取締役最高経営責任者(CEO)) |
| 本社所在地 | CCC:神奈川県横浜市 スターバックス:東京都品川区 |
| 1号店オープン日 | 2025年11月21日(金) |
| 1号店 | SHARE LOUNGE キラリナ京王吉祥寺(東京・吉祥寺) |
| コンセプト | SHARE LOUNGEのラウンジ性、書籍による提案性、オフィス機能とスターバックスのコーヒー体験の融合 |
| 既存の背景 | 2003年のTSUTAYA TOKYO ROPPONGI(現 六本木 蔦屋書店)から始まるBOOK & CAFEの展開。現在約100店舗展開 |
| 今後の展開 | 1号店の運用を踏まえ、全国展開を検討 |
「LOUNGE & CAFE」は、両社のこれまでの協業実績を基盤とし、利用者の多様な過ごし方に応える新たな場の提示となる点が特徴です。今後は1号店の運営状況を踏まえ、展開計画の具体化が進められる見込みとなっています。