12/11開催｜TA Night大忘年会　現場で使えるTA技術と交流

年末に開かれるTAのための知見共有と交流の場

株式会社クリーク･アンド･リバー社（以下C&R社）は、テクニカルアーティスト（TA）や3Dモデリング、アニメーションに携わる現場の技術者を対象に、トークと懇親を組み合わせたイベント「TA Night 大忘年会 〜TAのこれまでとこれから／現場を動かす技術とコミュニケーション〜」を開催します。開催日は2025年12月11日（木）、会場はC&R社本社（東京都港区新橋 新虎通りCORE 5階 コミュニケーションスペース）です。

このイベントは、COYOTE TECHNICAL ART TEAMがここ数年で蓄積してきたノウハウを共有することを目的としています。運営チームの所属人数は40名を突破しており、TA Nightを始めた約5年前からチームとして大きく成長してきた背景があります。参加者にはトークセッションを通じた知見獲得だけでなく、ネットワーキングの機会として実務者同士の情報交換が提供されます。

開催日時・会場の詳細

開催日時は2025年12月11日（木）19:30〜21:30です。会場の所在地は東京都港区新橋4-1-1 新虎通りCORE 5階。アクセスマップはC&R社のサイトの該当ページで確認できます（https://www.creativevillage.ne.jp/access_map/#maptokyo）。

申込締切は2025年12月5日（金）13:00です。参加を希望する場合は締切までに所定の申し込み手続きが必要です。詳細・申し込みページのURLはイベント案内のページ（https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/168205/）で確認できます。

トークの全容：TAの歴史と現場で使える技術・コミュニケーション

当日のプログラムは大きく2セッションで構成されます。第1セッションは「テクニカルアーティストの歴史と未来」、第2セッションは「現場で活躍するための技術とコミュニケーション」。それぞれ実務経験に裏打ちされた視点での解説が行われます。

セッションは登壇者の経験と考察を元に、理想像と現実解の両面からチームTAや個々のTAに必要な役割と実務上の取り組みを示す内容になります。トーク後には懇親会の時間も設けられ、登壇者や参加者間での情報交換が可能です。

セッション1：テクニカルアーティストの歴史と未来（登壇：中林伸和）

中林伸和氏（COYOTE TECHNICAL ART TEAM シニアTA）が担当する第1セッションは、1990年代末に生まれた「スーパーTA」という理想像の誕生背景から、制作規模の拡大と専門分化による分業化や中央集権化が現場にもたらした影響までを解説します。

主な取り上げ項目は次の通りです。なぜ「スーパーTA」が理想像として生まれたか、制作規模拡大に伴う専門分化の影響、仕事の棚卸しと再分配（アーティストへ返す領域と専門職として独立させる領域）、および新時代におけるTAの役割として“まだ誰もできない領域”を切り拓く方法論の提示が含まれます。

セッション2：現場で活躍するための技術とコミュニケーション（登壇：宮川健）

第2セッションは宮川健氏（COYOTE TECHNICAL ART TEAM ディレクター）による、特に新卒から5年目程度までのTAに向けた実践的な気づきの共有と、技術以外の側面（コミュニケーション設計やワークフロー改善）の重要性に焦点を当てます。

具体的には、新卒〜5年間の現場経験を通じた“気づき”、技術だけでなく組織やプロジェクトで価値を発揮するために重要な行動・姿勢、5年目目線での仕事の取り組み方や課題発見から提案・解決までを自発的に進めるための方法論が語られます。

登壇者プロフィールとチームの背景

登壇者は両名ともC&R社のCOYOTE TECHNICAL ART TEAMに所属し、役職とこれまでの経歴が明確です。登壇者の実務経験に基づく解説は、現場で即応用可能な示唆に富んでいます。

以下に登壇者のプロフィールをまとめます。

• 中林 伸和 氏：COYOTE TECHNICAL ART TEAM シニアTA。2016年にテクニカルアーティストとしてC&R社へ中途入社。Maya、Photoshop、Excel等の便利ツールを主にPythonで多数開発。「テクニカルアーティストの半分は優しさでできている」を合言葉に、アーティストフレンドリーなツールづくりを追求している。
• 宮川 健 氏：COYOTE TECHNICAL ART TEAM ディレクター。2021年にテクニカルアーティストとしてC&R社へ新卒入社。Maya／Unityのツールやシェーダー開発を経て、現在はテクニカルアニメーション領域の業務も担当している。コミュニケーション設計とチーム全体のワークフロー改善に注力し、課題発見から提案・解決までを自発的に進めるスタイルが強み。

COYOTE TECHNICAL ART TEAM自体はここ数年でメンバーを拡大しており、組織内での知見蓄積やツール整備が進んでいます。今回のイベントはその蓄積を外部に伝える機会として位置付けられます。

参加要項、費用、申し込み・注意事項

参加対象はテクニカルアーティスト、3Dデザイナー／3Dモデラー／アニメーター、ゲーム開発・CG開発関係者、学生、テクニカルアーティストのキャリアや組織づくりに関心のある方など幅広く設定されています。

参加費は一般が2,000円、学生が1,000円です。持ち物として一般参加者は名刺2枚、学生は学生証が必要です。定員は50名で先着順の受付となりますが、申し込み多数の場合は抽選になる場合があります。

申し込み方法と締切

申し込みはイベント詳細ページ（https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/168205/）から行います。締切は2025年12月5日（金）13:00です。締切や定員に注意して申し込み手続きを行ってください。

申し込み多数の場合は抽選となり、結果はメールにて通知されます。キャンセルは原則1週間前までに連絡が必要で、締切後のキャンセルについては参加費を請求される場合があります。

当日の注意点と記録について

当日の様子は、レポート作成などのために写真撮影・記録が行われる可能性があります。イベント内容は予告なく一部変更となる場合があることも明記されています。参加にあたってはこれらの点を理解したうえで申し込む必要があります。

問い合わせはTA Night運営チームのメールアドレスにて受け付けています：crdg_ev_01@hq.cri.co.jp

関連サービスとC&R社の取り組み

C&R社は1990年の創設以来、クリエイター・エージェンシーとして多様な領域でサービスを提供しています。エージェンシー事業（派遣・紹介）、プロデュース事業（開発・請負）、ライツマネジメント事業（知的財産の企画開発・流通）を中核に、幅広い分野でプロフェッショナル支援を行っています。

ゲーム関連の教育や支援として提供している主なサービスも案内されています。イベント参加とあわせて関心のある方は各サービスページを参照すると良いでしょう。

卓越したUIを作る（eラーニング）

https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/154594/

ゲーム業界特化型転職スカウト「Game Career Scout」

https://gamecareerscout.com/applicant

未経験者のための育成プログラム「C&R Creative Academy」

https://www.cr-ca.com/

オンライン研修サービス「PECスタ」

https://www.cri.co.jp/news/005792.html

イベント詳細・申し込み

https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/168205/ （締切：2025年12月5日（金）13:00）

また、C&R社はイベント情報をメールマガジンで配信しており、メルマガ登録ページから配信登録が可能です（https://go.creativevillage.ne.jp/l/924692/2022-01-14/hrr6w）。各種SNSや公式サイト、YouTubeチャンネルなどで企業情報や動画コンテンツも提供されています。

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• 関連ニュース：https://www.cri.co.jp/news/005973.html?prt

イベント要点の整理

以下の表に、本記事で取り上げたイベントの主要情報を整理します。参加検討の際の参照用にまとめています。

この表はイベントの主要事項をまとめたもので、参加や問い合わせ、関連サービスの検討時に参照できるよう整理しています。詳しい申し込み手続きやアクセス方法、プログラムの最新情報はイベント案内ページ（https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/168205/）を確認してください。