グランド・イリュージョン新作、2026年6月公開へ
ベストカレンダー編集部
2025年11月14日 12:17
グランド・イリュージョン公開
開催日:6月1日
イリュージョンで悪を暴くフォー・ホースメン、史上最大規模の強奪劇が始動
株式会社KADOKAWAは、映画『グランド・イリュージョン』シリーズ第3作目の邦題が『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』(原題:NOW YOU SEE ME: NOW YOU DON’T)に決定し、2026年初夏に新宿ピカデリーほか全国ロードショーと発表した(2025年11月14日付けリリース)。本作は4人のスーパーイリュージョニスト集団“フォー・ホースメン”が、イリュージョンを駆使して巨大な陰謀や犯罪組織に立ち向かうスタイリッシュなクライム・エンターテインメントシリーズの最新作である。
舞台はニューヨーク、アントワープ、フランス、南アフリカ、アラビア砂漠、アブダビと世界各地に広がり、狙うはヴァンダーバーグ社に伝わる〈史上最高価値のハートのダイヤモンド〉。新世代のマジシャン3人が加わり、これまで以上に大掛かりで巧妙な史上最大のクライムショーが仕掛けられる。
あらすじの詳細とシリーズの流れ
前2作の流れを踏まえ、本作ではホースメンの活動が再始動する。第1作ではラスベガスの舞台でのショーの最中にパリの銀行から金を奪う不可能な強盗を成功させ、第2作では世界的IT企業の陰謀に挑んだ経緯がある。今回はその延長線上で、ダイヤモンドビジネスを隠れ蓑に武器商人や犯罪者の資金洗浄に関与するヴァンダーバーグ社を標的に定める。
フォー・ホースメンは、イリュージョンで犯罪資金を奪い世間に還元するという信念のもと、ダイヤの女王を演じるヴァロニカ・ヴァンダーバーグの一族に伝わるハートのダイヤモンドを巡る一大作戦を展開する。物語は巧妙なトリックと観客までも欺くストーリーテリングで進み、劇場での体験を前提に設計されている。
キャスト再集結と新世代の加入、各出演者の発言
オリジナルの“フォー・ホースメン”メンバーであるジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、アイラ・フィッシャー、そして伝説のマジシャンを演じるモーガン・フリーマンが再集結する。さらに新たに3人の若きマジシャンが加わることで、世代を超えた化学反応が生まれる。
悪役にはロザムンド・パイクが抜擢され、エレガントで冷酷な“ダイヤの女王”としてホースメンの前に立ちはだかる。キャスト陣は撮影や役柄についてさまざまなコメントを寄せている。
主要キャストのコメント(抜粋ではなく全文を記載)
ジェシー・アイゼンバーグ(アトラス役)
「僕にとってこの仕事はご褒美。この役になりきることが一番幸せな瞬間」
何よりもこの映画が大好きで、演じる役もキャストも大好きです。僕にとってこの仕事はご褒美なんです。僕が演じるほとんどのキャラクターや実生活での僕は、どっちかというと惨めな感じの人間。この映画では自信家で傲慢なマジシャンを演じているのですが、この役になりきることが一番幸せな瞬間です。 僕たちがこの映画でやろうとしたのは、マジックを実際にやってみせることだったんです。つまり、俳優全員がこういう複雑なトリックを学んで、本当にやらなければならなかったんです。この映画は素晴らしい映画であると同時に一つのマジックトリックでもあります。大勢の人と劇場で体験するには最高です。
ウディ・ハレルソン(メリット役)
(Q:ホースメンだったらどこに侵入したい?)
「フォートノックス(アメリカ陸軍基地にある金塊保管所)かな」
メリットはもともと皮肉っぽい性格ではあったけど、今や皮肉屋の新たな深みに達したと思います。こんなに笑ったプロジェクトは、他にはない。毎日、一日中。最高だよ。
アイラ・フィッシャー(ヘンリー役)
「マジック好きであろうとなかろうと、この映画のファンになるはず」
脱出マジシャンを演じるのはいつも最高です。アブダビやブダペストで撮影したのですが、回転する部屋や鏡張りの部屋があるマジック・キャッスルを建て、フーディーニの拘束衣もある驚きの撮影でした。マジック好きであろうとなかろうと、この映画のファンになるはずです。
デイヴ・フランコ(ジャック役)
(Q:ホースメンに盗んでほしいものは?)
「そうだな……猫をあと2、3匹!」
僕は自分で自分を褒めるタイプではありませんが、これだけは言わせてください。僕はちゃんと努力して宿題(練習)もやって、カード投げがすごく上達しました。バナナを真っ二つに切れるほどカードを武器として使えるレベルにね。そうだな……猫をあと2、3匹、調達してほしいです。家に2匹マックスとオーティスがいるんだけど多いほど楽しいですから。
ロザムンド・パイク(ヴェロニカ・ヴァンダーバーグ役)
「この映画への出演は私にとって新しい冒険だった」
この映画はマジックと魅力にあふれた世界観で、素晴らしいキャストが揃っている。賢い人たちが賢いことをするのを見るのは楽しいものです。「マジックやイリュージョンで権力者を倒すことができる」すばらしいアイデアね。
モーガン・フリーマン(サディアス役)
私はルーベン(・フライシャー監督)が大好きだ。とても気が合って、撮影が終わってからもとても仲が良いよ。映画はテレビでも観られるが全く別物だ。劇場で大勢の人たちと一緒に楽しむのはとても特別なものだよ。
新メンバーの声
ジャスティス・スミス(チャーリー役)
この監督とキャストと仕事ができて光栄でした。『ゾンビランド』の大ファンでその監督と出演者(ジェシーとウディ・ハレルソン)がいる映画、そして個性豊かな大物たちが集まるアンサンブルでは、予測がつかないので、撮影前は緊張していましたがとてもあたたかく迎えてくれました。この映画はマジックあり、コメディありアクションもすべて入っている。大スクリーンで観たくなると思います。
ドミニク・セッサ(ボスコ役)
僕たちが若いグループでありながら、ある意味、年上のグループが成熟するのを手助けするんです。それが、僕たちが築いた完璧な関係性ですね。皆それぞれユニークな個性を持っていてで世界で一番面白い人たちです。これまでで一番楽しい撮影現場でした。
アリアナ・グリーンブラット(ジューン役)
私の演じたジューンはエネルギーにあふれています。異なる世代が集まって、絆を深め協力していく過程はとても面白いです。今の世の中にはマジックが必要だと感じます。この映画は現実から離れて楽しくてエキサイティングな時間を過ごせると思います。
製作陣・脚本と撮影地、ワールドプレミアの様子
監督は『ヴェノム』『ゾンビランド』のルーベン・フライシャーが務める。原案にはエリック・ウォーレン・シンガー(『トップガン マーヴェリック』『アメリカン・ハッスル』)とマイケル・レスリーの名があり、脚本にはマイケル・レスリー、ポール・ワーニック&レット・リース(『デッドプール&ウルヴァリン』)、セス・グレアム=スミスが参加している。製作陣は多彩な経歴を持ち、イリュージョンとサスペンスを融合させる構成を目指した。
撮影はニューヨーク、アントワープ、フランス、南アフリカ、アラビア砂漠、アブダビなど世界各地で行われ、劇中には回転する部屋や鏡張りの空間、拘束衣を使った脱出シーンといった大規模なセットが用意された。監督は本作を特に劇場で見てもらうことを念頭に撮影・編集を進めたと述べている。
ワールドプレミア
現地時間2025年11月10日にニューヨークでワールドプレミアが開催された。メインキャストであるジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、アイラ・フィッシャー、ジャスティス・スミス、ドミニク・セッサ、アリアナ・グリーンブラット、ロザムンド・パイク、モーガン・フリーマンに加え、ルーベン・フライシャー監督や製作スタッフが出席している。
ワールドプレミアの開催は作品の国際的な評価を見据えたものであり、メディアや関係者による上映後の反応が注目された点もリリースで報告されている。
スタッフ&キャスト一覧
- 監督
- ルーベン・フライシャー(『ヴェノム』『ゾンビランド』)
- 脚本
- マイケル・レスリー(『ハンガー・ゲーム0』)、ポール・ワーニック&レット・リース(『デッドプール』シリーズ)、セス・グレアム=スミス(『ダーク・シャドウ』)
- 原案
- エリック・ウォーレン・シンガー(『トップガン マーヴェリック』『アメリカン・ハッスル』)、マイケル・レスリー
- 主要キャスト
- ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、アイラ・フィッシャー、ジャスティス・スミス、ドミニク・セッサ、アリアナ・グリーンブラット、ロザムンド・パイク、モーガン・フリーマン
- 配給
- KADOKAWA
- 原題/制作年
- NOW YOU SEE ME: NOW YOU DON’T / アメリカ映画 / 2025年
公開情報、公式サイトと主要ポイントの整理
公開時期は2026年初夏で、新宿ピカデリーほか全国ロードショーとなる。配給はKADOKAWAが担当する。作品の権利表記は「®, TM & © 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.」である。
公式情報や最新のニュースは映画公式サイトおよび映画公式Xアカウントで配信されている。詳細や予告編、追加情報は公式で随時更新される見込みである。
- 邦題:『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』
- 原題:NOW YOU SEE ME: NOW YOU DON’T
- 公開:2026年初夏(新宿ピカデリー他にて全国ロードショー)
- ワールドプレミア:ニューヨーク現地時間2025年11月10日開催
- 配給:KADOKAWA
- 公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/grandillusion/
- 映画公式 X:https://x.com/GI4HM
本作はシリーズの延長線上でありながら、新旧のキャストが融合することで物語と演出の幅が広がっている点が特徴である。大規模なロケーション、実演にこだわったマジック演出、熟練の俳優陣と新世代キャストの共演が見どころとして強調されている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名(邦題) | 『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』 |
| 原題 | NOW YOU SEE ME: NOW YOU DON’T |
| 公開時期 | 2026年初夏(新宿ピカデリー他にて全国ロードショー) |
| ワールドプレミア | ニューヨーク現地時間 2025年11月10日 |
| 監督 | ルーベン・フライシャー(『ヴェノム』『ゾンビランド』) |
| 脚本・原案 | 脚本:マイケル・レスリー、ポール・ワーニック&レット・リース、セス・グレアム=スミス 原案:エリック・ウォーレン・シンガー、マイケル・レスリー |
| 主要キャスト | ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、アイラ・フィッシャー、ジャスティス・スミス、ドミニク・セッサ、アリアナ・グリーンブラット、ロザムンド・パイク、モーガン・フリーマン |
| 配給 | KADOKAWA |
| 公式サイト/公式X | https://movies.kadokawa.co.jp/grandillusion/ https://x.com/GI4HM |
| 権利表記 | ®, TM & © 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. |
以上が公式リリースに基づく本作の主要情報の整理である。公開スケジュールや追加のキャスト情報、特別映像などの情報は公式サイトおよび公式Xで更新される。
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