読書メーターが年末投票開始、ノミネート20作公開

読書メーター年末投票

開催期間:11月14日〜12月14日

読書メーター年末投票
どうやって投票するの?
読書メーターに無料会員登録して特設サイトの投票ボタンから投票する。期間は2025/11/14 12:00〜12/14 23:59で、一人1回・最大3作品まで。抽選で500名にBOOK☆WALKERの1,000円分コインが当たる。
ノミネート作品はどう選ばれたの?
対象は2024年10月〜2025年9月発売の本で、読書メーター上の約200万件のレビューや“読んだ本”登録数、SNSでの話題性、重版や反響などを総合して20作品を選出している。

読書好きが選ぶ年末のランキング投票が始動 — 開催概要と経緯

株式会社ドワンゴが運営する書評投稿サイト「読書メーター」において、ユーザー参加型の年間人気書籍ランキング企画「読書メーター OF THE YEAR 2025-2026」の一般投票が、2025年11月14日(金)12:00から12月14日(日)23:59まで実施されます。本企画の特設サイトは11月14日よりノミネート作品の公開を開始しており、投票は特設サイト上の投票ボタンから行います(投票には読書メーターへの会員登録が必要です)。特設サイトのURLは以下です。https://media.bookmeter.com/2025/11/boty2025-vote.html?track=pr

この投票企画は、2001年から雑誌『ダ・ヴィンチ』の「BOOK OF THE YEAR」内で開始され、2018年以降は読書メーター上で毎年開催されています。コンセプトは「”本好き”が選ぶ年間人気書籍ランキング」であり、ノミネート作品を対象に一般投票を行い、総合ランキングのTOP10を決定します。今回もコミュニティの声を反映したランキングが期待されます。

開催に至る背景と基盤データ

ノミネート作品の選出は、対象期間(2024年10月~2025年9月)に発売された本のうち、読書メーターに投稿された約200万件のレビュー投稿数や「読んだ本登録数」等を集計して20作品を選出したものです。選出には、SNSでの話題性や発売後の重版・反響なども反映されています。

読書メーター自体は総レビュー投稿数が3,400万件にのぼる国内最大級の書評投稿サイトで、読んだ本・読みたい本の登録、読書量の記録、レビュー投稿やユーザー交流を通じた読書の拡張を目的としています。また、図書館連携は2021年から開始しており、現在46自治体を超える連携実績がある点も特徴です。

選出されたノミネート20作品と注目ポイント

今回公開されたノミネートは合計20作品で、選考は読書メーター上の活動ログを集計して行われました。ノミネートには、SNSでタイトルが話題になり発売から短期間で重版が決定した作品や、直木賞候補作、発売前から大きな注目を集めた作品など、多様なジャンルと話題作が揃っています。

以下にノミネート20作品を五十音順で列記します。出版社と著者名はプレスリリースに基づく表記です。

  • 『うそコンシェルジュ』津村 記久子(新潮社)
  • 『虚の伽藍』月村 了衛(新潮社)
  • 『Nの逸脱』夏木 志朋(ポプラ社)
  • 『踊りつかれて』塩田 武士(文藝春秋)
  • 『珈琲怪談』恩田 陸(幻冬舎)
  • 『罪名、一万年愛す』吉田 修一(KADOKAWA)
  • 『さかさ星』貴志 祐介(KADOKAWA)
  • 『殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス』五条 紀夫(KADOKAWA)
  • 『熟柿』佐藤 正午(KADOKAWA)
  • 『ダブルマザー』辻堂 ゆめ(幻冬舎)
  • 『日比野豆腐店』小野寺 史宜(徳間書店)
  • 『ひまわり』新川 帆立(幻冬舎)
  • 『富士山』平野 啓一郎(新潮社)
  • 『ブレイクショットの軌跡』逢坂 冬馬(早川書房)
  • 『星の教室』髙田 郁(角川春樹事務所)
  • 『まず良識をみじん切りにします』浅倉 秋成(光文社)
  • 『耳に棲むもの』小川 洋子(講談社)
  • 『森にあかりが灯るとき』藤岡 陽子(PHP研究所)
  • 『夜更けより静かな場所』岩井 圭也(幻冬舎)
  • 『よむよむかたる』朝倉 かすみ(文藝春秋)

個別作品の背景(注目作の事例)

ノミネート作品の中には、発売から短期間で重版が決定した作品、文学賞候補作、発売前から多数の「読みたい本」登録があった作品などがあります。プレスリリースでは具体例として以下が挙げられています。

  1. 『殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス』五条 紀夫:印象的なタイトルがSNSで話題になり、発売から3日で重版が決定したことが紹介されています。
  2. 『夜更けより静かな場所』岩井 圭也:2024年上半期の直木賞候補作として名前が挙がりました。
  3. 『まず良識をみじん切りにします』浅倉 秋成:発売前から読書メーター上で「読みたい本登録数」が1,000件を超えるなど、発売前から高い注目を集めていました。

投票方法・条件・特典と発表スケジュール

投票は読書メーターの会員登録(無料)が必要です。投票は特設サイト上の投票ボタンから行い、一人につき1回のみ、最大で3作品まで投票可能です。投票期間は前述のとおり2025年11月14日12:00~12月14日23:59となっています。

投票者向けの特典として、投票した方の中から抽選で500名に、電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」で使える1,000円分のコインがプレゼントされます。投票結果の発表は特設サイトにて2025年12月22日(月)に行われ、総合ランキングTOP10のほか、読書メーターに投稿された年間レビュー数等を集計した3つの部門別ランキング(シリーズ部門、ライトノベル部門、ノンフィクション・エッセイ部門)も同時に発表されます。

発表内容の詳細

結果発表日は2025年12月22日(月)で、次の項目が公開されます。

  • 総合ランキング(TOP10)
  • 部門別ランキング(シリーズ部門、ライトノベル部門、ノンフィクション・エッセイ部門)

発表は読書メーターの特設サイト上で行われ、ノミネート以外の年間レビュー集計に基づくランキングも合わせて公開されます。

読書メーターの役割と関連情報

読書メーターは株式会社ドワンゴが運営する書評・読書管理サービスで、読んだ本や読みたい本を登録し、レビューを投稿することで読書履歴を可視化できます。アプリとウェブサイトで提供され、読書量のグラフ化やレビューを通じたユーザー間の交流が主な機能です。総レビュー投稿数は34,000,000件にのぼります。

また、読書メーターは図書館連携にも取り組んでおり、2021年以降に開始した連携は現時点で46自治体を超えています。図書館サイトへのレビュー提供なども一部で行われています。公式サイトと公式Xアカウントは以下です。

読書メーター 公式HP
https://bookmeter.com/
読書メーター 公式X
https://x.com/bookmeter
「読書メーター OF THE YEAR 2025-2026」特設サイト
https://media.bookmeter.com/2025/11/boty2025-vote.html?track=pr

本記事は、株式会社ドワンゴのプレスリリースに基づき、投票方法やノミネート作品、スケジュール、サービスの基礎情報を整理して伝えることを目的としています。

要点の整理(本記事で示した情報のまとめ)

以下の表は、今回の投票企画に関する主要な情報を一目で確認できるよう整理したものです。投票期間や応募条件、発表日、ノミネート作品数などを網羅しています。

項目 内容
企画名 読書メーター OF THE YEAR 2025-2026
実施主体 株式会社ドワンゴ(読書メーター運営)
投票期間 2025年11月14日(金)12:00 ~ 2025年12月14日(日)23:59
投票方法 読書メーター会員登録(無料)の上、特設サイトの投票ボタンから投票
投票条件 一人1回のみ、最大3作品まで投票可能
投票特典 抽選で500名にBOOK☆WALKERで使える1,000円分のコインを進呈
結果発表 2025年12月22日(月) 特設サイトにて「総合ランキング」および「部門別ランキング」を発表
ノミネート作品数 20作品(五十音順で公開)
選出基準 対象期間(2024年10月~2025年9月)発売作品の読書メーター上のレビュー投稿数・読んだ本登録数(約200万件の集計)等を基に選出
読書メーターの規模 総レビュー投稿数 約34,000,000件、図書館連携は46自治体超

以上が「読書メーター OF THE YEAR 2025-2026」に関するプレスリリースの全情報を整理した内容です。投票の参加方法や発表スケジュール、ノミネート作品の一覧、サービスの基本情報などを網羅的に記載しています。特設サイトではノミネート作品の詳細も確認できますので、投票を検討する場合は該当ページを参照してください。

参考リンク: