12/14開放｜京丹後・久美浜に古民家サウナ誕生

京丹後・久美浜に誕生した「SAUNA&CURRY URI 京丹後」の全体像

合同会社NUTMEG（本社：京都市上京区、代表社員：田中友規）は、京都府京丹後市久美浜町・神谷（かんだに）地区に、古民家をフルリノベーションした全棟プライベートサウナ付き古民家ホテル「SAUNA&CURRY URI 京丹後（サウナアンドカレー ウリ きょうたんご）」をオープンしました。施設は元・米農家の古民家群を活用し、三棟すべてが一棟貸しの宿として独立しています。

立地は久美浜湾と山々に囲まれた谷あいの集落で、神谷地区は「神の谷」とも呼ばれてきた風土を残しています。京都市内や大阪市内から車で約2時間15〜30分、京都丹後鉄道「久美浜」駅から車で約9分というアクセスです（住所：京都府京丹後市久美浜町神谷491）。

運営と基本情報

運営は合同会社NUTMEG。設立は2018年3月、代表は田中友規。事業内容はサウナ付き宿泊施設の企画・運営、飲食事業、食関連プロダクトの企画・販売などです。公式サイトは https://saunauri.com/kyotango/、会社サイトは https://nutmeg-llc.com/ にて公開されています。

チェックインは15:00〜、チェックアウトは10:00。チェックインから退室までは事前チェックインとキーボックスを使った無人運営で完結します。到着時のやり取りやフロント業務はなく、滞在中は事前に共有される暗証番号でキーボックスを開けて入室する方式です。

施設名

SAUNA&CURRY URI 京丹後（サウナアンドカレー ウリ きょうたんご）

所在地

〒629-3416 京都府京丹後市久美浜町神谷491

代表

田中 友規（合同会社NUTMEG）

設立

2018年3月（会社設立）

三棟それぞれのサウナ体験と設備の詳細

敷地内には母屋と別邸2棟、計三棟があり、それぞれに専用サウナと水風呂を備えています。各棟は一棟貸しとして独立しており、滞在中いつでも自分のペースでサウナに入れる点が特徴です。大人数で複数棟を借り切る利用や、男女が一緒に楽しめる完全貸切の仕組みも整備されています。

以下に各棟の特色を具体的に示します。各棟ともアメニティや設備が揃っており、手ぶらで訪れても滞在が可能です。

母屋「栄の間」：蔵サウナと外気浴テラス（2名）

築約100年の土蔵をリノベーションした蔵サウナを併設したメイン棟。元々6名以上が入れる広さのサウナ室を贅沢に2名仕様へと設計し、約170cmのフラットな寝転びスペースを備えています。セルフロウリュを楽しめる構造で、24時間いつでも好きな温度・湿度に調整可能です。

外気浴にはチラーで約8℃まで冷やせる水風呂を設置。裏山の湧き水音や谷を抜ける風を感じながら、ととのいの余韻をじっくり味わえます。母屋には中国料理店「義山茶寮」も併設され、営業終了後はそのダイニングスペースが宿泊者専用のリビングとして開放されます。

別邸「竹の間」：黒一色の“瞑想サウナ”付き（2名）

書院造の平屋をリノベーションした別邸で、室内一角に黒い壁で統一された小さなサウナ室を設置しています。洞窟のような暗がりと熱で感覚が内側へ向かう“瞑想サウナ”体験が特徴です。HARVIAのタワー型ストーブを採用し、柔らかな熱とロウリュを楽しめる仕様になっています。

サウナ・水風呂・内気浴リビング・寝室がワンフロアでつながる動線設計のため、自宅のようにくつろぎながら何度でも往復できます。サウナ後はベッド直通の導線で休息に入れる構造です。

別邸「八重の間」：納屋テラスとバレルサウナ（4名）

二階建ての別邸で最大4名まで宿泊可能。テラスには農作業小屋の納屋を活かした外気浴スペースや本格的なバレルサウナを設置しています。納屋には籾殻を保管していた縦穴のようなひんやり空間が残されており、天然のクールスポットとして利用できます。

専用キッチンがあり地元食材を持ち込めるため、“サウナのある別荘”のような滞在が可能です。複数人での滞在やグループ利用に向いた構成になっています。

• 全棟共通設備：Wi-Fi、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、湯沸かしポット、サウナ用アロマオイル
• アメニティ：バスタオル、ハンドタオル、水着（フリーサイズ）、サウナハット、館内着、サンダル、歯ブラシ、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ドライヤーなど
• 八重の間のみ：キッチン（IHコンロ、鍋・フライパン・包丁・まな板・食器類）

食事設計と無人運営──サウナに合わせた“食べるサウナ”体験

SAUNA&CURRY URIのもう一つの柱は、サウナ体験に合わせて設計されたフードです。代表の田中友規はデザイナーでありシンガポール料理研究家でもあり、久美浜周辺の食材を活用してサウナで失われたミネラルやビタミンを補えるように配慮した特製スパイスカレーを自ら設計・調理しています。

スパイスカレーは各棟の専用冷凍庫から24時間いつでも、キャッシュレス（PayPayのみ）で購入可能です。滞在中に「食べたい」と思った瞬間に温めて食べられる利便性を重視しています。冷凍パッケージながらもレストランクオリティを目指し、食材選びや調理法に妥協のない手作りで提供されます。

提供される主な食ラインナップ

1. 特製スパイスカレー（サウナ向けに栄養設計）
2. 中国式の朝ごはん（中華粥を中心に複数のおかずから選べる一膳）

朝食は中華粥を軸に、体を温める惣菜を複数から選び、その日の体調や気分に合わせて一膳を組み立てる方式です。いずれも冷凍パッケージで提供されますが、調理や食材選定は手作りのクオリティを重視しています。

支払いは滞在中の冷凍庫・冷蔵庫内のフード＆ドリンクについてキャッシュレス（PayPay）での購入に対応しています。

完全無人運営の導線

東大阪の1号店と同様、オンラインでの事前チェックインと本人確認を済ませることで、現地ではキーボックスの暗証番号によって入室を行う完全無人の滞在体験を実現しています。フロントでのやり取りやチェックアウト時の支払いを必要としないため、到着直後から滞在に没入できる設計です。

事前手続き

オンライン本人確認とチェックイン

当日の流れ

キーボックス暗証番号を共有→入室→滞在中は冷凍食品を購入（PayPay）

オープン記念「サウナ開放DAY」詳細と利用シーン

施設オープンを記念し、2025年12月14日（日）〜15日（月）の2日間、メディア関係者および一般客を対象に「サウナ開放DAY」を開催します。事前申込制で人数制限があり、申込締切は2025年12月12日（金）です。申込フォームは以下のURLからアクセスできます。

申込フォーム：https://forms.gle/uqHNK8DnYWegDKsu5

開催日時と内容

日時はいずれも2025年12月14日（日）〜15日（月）、各日2部制で12:00〜14:00、15:00〜18:00の開催です。会場はSAUNA&CURRY URI 京丹後（〒629-3416 京都府京丹後市久美浜町神谷491）。

イベント内容は、三棟すべてのサウナ体験（時間内フリー利用）、特製スパイスカレーの試食、タオル・水着の無料貸し出しなどが含まれます。当日は三棟のサウナ特徴やおすすめの過ごし方、年末年始以降の宿泊プランの紹介が予定されています。

想定される利用シーン

• カップル・ご夫婦でのアニバーサリーや記念日の滞在
• サウナ初心者の女性の“サウナデビュー”を目的とした滞在
• サウナ仲間同士の「ととのい合宿」やワーケーション
• 都市部の働く世代がデジタルデトックスを兼ねる2泊3日のロングステイ
• 京丹後エリアのサウナ施設を巡るサウナ旅（“サ旅”）の締めくくりの一泊

年末年始も通常通り営業予定で、年末年始〜春先のサウナ旅や温泉旅のニーズが高まるシーズンに合わせたタイミングでの公開イベントとなっています。メディアやサウナ愛好者に向けて、実際のサウナ・客室・フードを体験して滞在イメージを持ってもらうことが目的です。

アクセス、予約方法と施設概要のまとめ

アクセスは車利用が中心で、京都市内・大阪市内から車で約2時間15〜30分。電車利用の場合は京都駅から特急で約2時間、豊岡駅から車で約20分の経路が案内されています。京都丹後鉄道「久美浜」駅からは車で約9分です。各棟に1台分の無料駐車場があり、2台以上で来訪する際は事前連絡が必要です。

予約は公式サイトのRESERVATIONページ、またはRakuten oyadoなどから可能です。公式施設ページ：https://saunauri.com/kyotango/。

この記事では、SAUNA&CURRY URI 京丹後の施設構成、各棟のサウナの特徴、食事の方針、無人運営の導線、オープン記念イベントの日時・申込方法まで、プレスリリースの内容を網羅的に整理しました。滞在の具体的な利用シーンや設備仕様、アクセス情報、問い合わせ先・予約方法も明記していますので、訪問や取材の検討にあたっての参考情報としてご活用ください。