12/13-14開催 高校生と考える大阪シンポジウム
ベストカレンダー編集部
2025年11月17日 14:44
いのち輝くまちシンポジウム
開催期間:12月13日〜12月14日
高校生が主役となる共創の場──『いのち輝くまち』シンポジウムの意義
2025年12月13日(土)・14日(日)に大阪で開催される「高校生と考える『いのち輝くまち』シンポジウム」は、未来を担う高校生と企業・自治体・教育機関が協働する取り組みの集大成として位置づけられます。本シンポジウムを企画・運営するのは、株式会社日本旅行、西日本旅客鉄道株式会社、一般社団法人Re-Generationで構成される「イノベーションハブ共創プロジェクト実行委員会」です。
本プロジェクトは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を単発のイベントに終わらせず、若者が主体的に社会課題と向き合うための仕組みを継続的に構築することを目的としています。高校生が半年間にわたる探究学習で育てたアイデアを発表する場を提供し、地域の関係者と対話しながら実践につなげることを目標としています。
- 主な目的
- 高校生の探究成果の発表と議論を通じた地域課題解決のアイデア創出、学びと地域をつなぐ共創プラットフォームの実現
- 期間
- 2025年12月13日~14日(2日間)
- 主催
- イノベーションハブ共創プロジェクト実行委員会(株式会社日本旅行、西日本旅客鉄道株式会社、一般社団法人Re-Generation)
シンポジウム当日の構成と詳細スケジュール(2025年12月13日)
シンポジウムは12月13日(土)13:00から17:45(開場12:30)に関西大学高槻ミューズキャンパスで行われます。関西ホスト校の高校生による発表、企業・自治体による対談、全国の高校生とのディスカッションなどが組み込まれ、発表と議論を通じて「いのち輝く未来社会」の実現に向けた実践可能なアイデアを抽出します。
参加対象は万博関連事業者、自治体関係者、地域のイノベーションに関心のある高校生・大学生、サステナビリティに興味関心が高い方、教育関係者(観光人材育成)で、約150名程度の参加を想定しています。公式情報は公式サイト(https://www.2025-osakasymposium.com/)で確認できます。
当日の主要プログラム(時刻と内容)
以下に13日当日のプログラムを時間軸で整理します。発表・対話の時間配分を明記し、各セッションの狙いを示しています。
プログラムは開会挨拶ののち、プロジェクト説明、企業・自治体対談、関西ホスト校のポスターセッション、全国高校生とのディスカッションを経て、参加者による発表の総括へと進行します。
| 時刻 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 13:00~13:15 | 開会挨拶 | 実行委員長:株式会社日本旅行 執行役員 関西エリア代表 関 昌博 来賓:大阪府政策企画部 成長戦略局 成長戦略担当課長 齋藤 健吾 氏 歓迎挨拶:実行委員副委員長 西日本旅客鉄道株式会社 阪奈支社 副支社長 福山 和紀 |
| 13:15~13:30 | 万博を契機としたイノベーションハブ共創プロジェクトについて | 発表:株式会社日本旅行 |
| 13:30~14:05 | 企業・自治体によるプロジェクト対談 | テーマ:私たちは万博から何を得るべきか |
| 14:10~14:40 | 私たちが考える「世界一ワクワクする都市・大阪」の未来 | 高校生の視点からの提案 |
| 14:50~15:30 | 関西ホスト校によるポスターセッション | 参加校による展示発表と質疑応答 |
| 15:30~16:50 | 大阪・関西、全国の高校生のディスカッション | テーマ:いのち輝く未来社会に向けて自分たちができること(教職員ディスカッション同時開催) |
| 17:00~17:30 | 高校生によるディスカッション内容発表 | 代表グループが成果を報告 |
| 17:30~17:40 | 総括 | 運営側によるまとめ |
| 17:40~17:45 | 閉会挨拶 | 株式会社日本旅行 代表取締役社長 吉田 圭吾 |
関西ホスト校の取り組みと全国からの招待校
関西ホスト校となる5校は、2025年5月から大阪のまちの現状と未来について議論を重ね、企業や自治体による講演を受けるなどして『いのち輝くまち』の定義を探究してきました。9月には校間で取り組みの共有を行い、シンポジウムに向けてブラッシュアップを進めています。
関西ホスト校と全国からの招待校は、それぞれ地域特性や教育的背景が異なるため、互いの視点を持ち寄ることで多面的な議論が期待されます。以下に関係校を列挙します。
- 関西ホスト校(5校)
- 関西大学高等部
- 雲雀丘学園高等学校
- 関西学院千里国際中等部・高等部
- 常翔学園高等学校
- 早稲田大阪高等学校
- 全国から招待する参加校(9校)
- 北海道帯広農業高等学校(北海道)
- 仙台市立仙台高等学校(宮城県)
- 新潟明訓高等学校(新潟県)
- 栃木県立宇都宮白楊高等学校(栃木県)
- 中央大学杉並高等学校(東京都)
- 愛知県立岡崎工科高等学校(愛知県)
- 近畿大学附属広島高等学校 東広島校(広島県)
- 徳島県立高等学校(徳島県)
- 熊本市立必由館高等学校(熊本県)
- 参画団体
- 株式会社日本旅行、西日本旅客鉄道株式会社、一般社団法人Re-Generation
- 協賛
- 西日本旅客鉄道株式会社、株式会社日本旅行
- 後援
- 大阪府、大阪観光局、関西経済同友会
エクスカーション(2025年12月14日)──大阪を巡る実践型フィールドワーク
12月14日(日)9:00~15:00に実施されるエクスカーションは、関西ホスト校の高校生が考案したアイデアを基に大阪の魅力を現地で体感・発信する行程です。歴史・文化・産業など多様な切り口から大阪の資源を掘り下げ、地域理解を深めることを目的としています。
当日は三つのコースを設定し、それぞれが異なる視点で大阪を探訪します。参加者は事前にいずれかのコースに参加し、現地での交流・対話を通して地域課題と解決策を具体化します。
エクスカーションの三つのコース
各コースはテーマに沿って訪問地点や活動内容を設定しています。現地での見学、説明聴取、交流を通じてアイデアの実践性を検証します。
以下はコース別のテーマと主な訪問先です。
- ① 水運を活かした、歴史と伝統が紡ぐ新たな観光
- 主な活動例:大阪水上バス利用による水辺の利活用調査と地域資源の観察
- ② 安心安全でワクワクする大阪ブランド
- 主な活動例:安全・安心の仕組みやブランド形成に関する現地視察
- ③ 遊ぶ・学ぶ・働くことの可能性を広げるコミュニティ
- 主な活動例:堺市の伝匠館など産業・伝統工芸の現場訪問と現地交流
実施時間と集合場所
集合・解散、移動に関する詳細は主催側が参加者に別途通知しますが、当日の行程は9:00集合、15:00解散を基本としています。交通や現地での安全確保は主催・協賛両社と連携して実施されます。
エクスカーションを通じて得られたフィードバックは、今後の地域連携や教育プログラムの改善に活用される予定です。
要点まとめ
以上の内容を整理し、シンポジウムの主要項目を一目で確認できるように表にまとめます。日付、会場、主催・協賛・後援、参加対象、ホスト校・招待校、主要プログラムを網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 万博を契機とした、イノベーションハブ共創プロジェクト 高校生と考える「いのち輝くまち」シンポジウム |
| 日時 | 2025年12月13日(土)13:00~17:45(開場12:30) 2025年12月14日(日)エクスカーション 9:00~15:00 |
| 会場 | 12/13 関西大学高槻ミューズキャンパス(シンポジウム) 12/14 大阪近郊(エクスカーション) |
| 主催 | イノベーションハブ共創プロジェクト実行委員会(株式会社日本旅行、西日本旅客鉄道株式会社、一般社団法人Re-Generation) |
| 協賛 | 西日本旅客鉄道株式会社、株式会社日本旅行 |
| 後援 | 大阪府、大阪観光局、関西経済同友会 |
| 公式サイト | https://www.2025-osakasymposium.com/ |
| 参加対象 | 万博関連事業者、自治体関係者、地域のイノベーションに興味のある高校生・大学生、サステナビリティに関心の高い方、教育関係者(約150名程度を想定) |
| 関西ホスト校 | 関西大学高等部、雲雀丘学園高等学校、関西学院千里国際中等部・高等部、常翔学園高等学校、早稲田大阪高等学校 |
| 全国招待校 | 北海道帯広農業高等学校、仙台市立仙台高等学校、新潟明訓高等学校、栃木県立宇都宮白楊高等学校、中央大学杉並高等学校、愛知県立岡崎工科高等学校、近畿大学附属広島高等学校 東広島校、徳島県立高等学校、熊本市立必由館高等学校 |
| DAY1(12/13)の主な内容 | 開会挨拶、プロジェクト説明、企業・自治体対談、関西ホスト校ポスターセッション、全国高校生とのディスカッション、高校生による発表の総括、閉会挨拶 |
| DAY2(12/14)の主な内容 | エクスカーション(3コース):「水運を活かした観光」「安心安全の大阪ブランド」「遊ぶ・学ぶ・働くの可能性を広げるコミュニティ」 |
シンポジウムは、高校生の探究活動を地域や企業の知見と結びつけることによって、持続可能な社会の構築や万博レガシーの継承へとつなげることを狙いとしています。上記の情報は主催者発表に基づいて整理したものであり、詳細や最新の案内は公式サイトで随時確認することが可能です。