11/19公開|LEDTOKYOが没入型展示を初披露
ベストカレンダー編集部
2025年11月18日 10:39
没入型LED展示初公開
開催期間:11月19日〜11月21日
TIME LEAP GARDEN――時空を歩く新しい没入型LED空間の全体像
LED TOKYO株式会社は、2025年11月18日10時00分付の発表で、同社が開発した大型没入型インスタレーション「TIME LEAP GARDEN – 映像が紡ぐ時空の庭 –」を、2025年11月19日から21日に幕張メッセで開催される「Inter BEE 2025」にて初公開すると発表しました。ブースは20小間規模の大型出展となり、ブース名はLED TOKYO、小間番号は3212です。
本展示はLED、建築、映像、アートが融合した没入空間を目指しており、来場者が物語の中を歩くような体験を意図しています。発表資料では、日本の美意識をモチーフにした“架空の庭園”をLEDと映像で再構築すると説明されており、時間の流れをテーマに静寂や四季の変化、光の脈動、未来的な風景までを含む演出設計が示されています。
コンセプトの要点と体験の方向性
TIME LEAP GARDENの中心にあるのは「時間の流れ」を可視化するというコンセプトです。単に映像を流すのではなく、時間によって変化する光や質感を空間全体で体現することで、来場者が時間軸を移動しているかのような感覚を作り出します。
発表文には具体的に、砂紋・木陰・水面といった自然の要素を高精細LEDで表現し、これまでにない質感と深度を生むことが記されています。これにより、視覚的な没入感に加えて、空間のスケール感や細部のテクスチャ表現が来場者の体験を支える設計になっています。
展示の技術構成と映像表現の特徴
本展示は技術的には高精細LEDを基盤とし、それを建築的な空間設計と組み合わせることで没入感を高めています。映像は単なる平面映写ではなく、空間を包み込むような配置で表示されるため、視点移動に伴う見え方の変化や奥行きの感覚が重要な要素です。
加えて、映像表現は砂紋や木陰、水面などの自然モチーフの質感を重視しており、光の脈動や時間経過による変化を連続的に再現することで、庭園全体が時間の経過とともに移り変わる様を再現します。発表文では「未来的な風景」も含まれると明記されており、伝統的な美意識と先端的な映像表現の混成が示唆されています。
空間全体の演出と映像のクローズアップ
発表資料にある「空間全体」という表現は、庭園全体の構造設計とLEDパネルの配置、通路や視線誘導の設計を含む広義の演出を指します。来場者は導線に沿って移動することで、異なる時間帯・季節・状態の断片を順次体験する構成となることが示唆されています。
「LED映像クローズアップ」としては、砂紋の細かな線や木陰の揺らぎ、水面の反射など、近接して観察した際の質感再現が重視されています。これらは高解像度のLEDによる細密表現と、映像制作側のテクスチャ制御の両面で実現されることが示されています。
制作チームと出展詳細:関係者とイベント情報を整理
制作には複数のクリエイターが参加しており、役割分担が明確です。総合演出から映像クリエイティブ、3Dサウンドに至るまで専門領域を担うスタッフが名を連ねています。発表文に記載された氏名と役職は次の通りです。
- 総合演出
- 小橋賢児(The Human Miracle Inc.)
- 監修
- HIDE(GRe4N BOYZ)
- 美術デザイン
- 邨山直也
- 映像クリエイティブ
- 榎戸理人(4EVER WONDER)
- 3Dサウンドエンジニア
- 伊藤カズユキ(KISSonix)
出展概要は以下のとおりです。名称はInter BEE 2025、会期は2025年11月19日(水)〜11月21日(金)で、会場は幕張メッセ 展示ホール3、出展ブースは3212番です。LEDTOKYOはこの場でTIME LEAP GARDENを初公開します。
会社概要として、LEDTOKYO株式会社はLEDビジョンやサイネージの販売・レンタル・施工・映像演出を手がけ、商業施設、イベント、アート空間など幅広い導入実績を持つ企業です。企業ビジョンは「未来のテクノロジーとサービスを提供することで世界を明るくする」とされています。
まとめ:要点一覧と確認表
ここまでの内容を整理すると、TIME LEAP GARDENは日本の美意識をモチーフにした架空の庭園を、LEDと映像で再構築する没入型インスタレーションであり、発表日は2025年11月18日10時、初公開はInter BEE 2025(2025年11月19日〜21日、幕張メッセ、ブース3212)となります。
以下の表に本記事で触れた主要項目をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年11月18日 10時00分(LEDTOKYO株式会社による発表) |
| 展示名称 | TIME LEAP GARDEN – 映像が紡ぐ時空の庭 – |
| 出展イベント | Inter BEE 2025 |
| 会期 | 2025年11月19日(水)〜21日(金) |
| 会場 | 幕張メッセ 展示ホール3 |
| 小間番号 | 3212(ブース名:LED TOKYO、20小間規模) |
| 主要クリエイター | 総合演出:小橋賢児/監修:HIDE/美術デザイン:邨山直也/映像クリエイティブ:榎戸理人/3Dサウンド:伊藤カズユキ |
| コンセプト | 日本の美意識をモチーフにした架空の庭園を、時間の流れ(静寂、四季、光の脈動、未来的風景)で表現 |
| 技術要素 | 高精細LEDによる砂紋・木陰・水面の質感表現、建築設計と映像の融合、3Dサウンドを含む空間演出 |
| 会社情報 | LEDTOKYO株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:鈴木直樹)— LEDビジョン・サイネージの販売・レンタル・施工・映像演出 |
| 関連リンク | https://led-tokyo.co.jp/ |
この記事はLEDTOKYOの発表資料に基づき、展示のコンセプト、技術的な方向性、制作陣、出展情報および企業概要を整理して伝えています。展示の具体的な体感や詳細なプログラム構成は、Inter BEE 2025の会期中に確認できることになります。
参考リンク: