11/23東京ドームで上映 チケット詐欺防止の啓発動画を公開
ベストカレンダー編集部
2025年11月19日 12:00
ファンフェスタ上映
開催日:11月23日
東京ドームを起点に広げる、チケット不正転売・詐欺への警戒
文京区は2025年11月19日に、インターネットやSNSを介したチケット不正転売やチケット詐欺に関する被害・相談が増加している現状を受け、関係機関と連携して防犯啓発番組を制作したと発表しました。文京区は東京ドームが所在する地域特性を踏まえ、区民や来街者の安全・安心を守る観点から、本取組みを進めています。
本発表は文京区総務部 防災危機管理課 安全対策推進担当の窓口(03-5803-1280)を通じて公表され、番組制作には警視庁富坂警察署、読売新聞社、読売巨人軍、東京ドームが協力しています。制作された映像は本編に加え、複数の短尺版や再生リストとして公開されており、幅広い世代へ注意喚起を図ることを狙いとしています。
映像の構成――ドラマ仕立てと関係機関からのメッセージで学ぶ
制作された番組は、実際に発生した詐欺被害の手口を下敷きにしたシナリオ形式のドラマを中心に構成されています。ストーリーは来場者がSNS上でチケット詐欺に遭いかける場面を描き、視聴者がリスクを身近に感じることを意図しています。
ドラマと並行して、文京区長、富坂警察署長、東京ドーム社長、読売巨人軍監督による共同メッセージを盛り込み、それぞれの立場から不正転売や詐欺に対する考えや注意点を提示しています。こうした連携により、啓発効果の最大化を目指しています。
番組の主要構成要素
以下が番組に含まれる主な要素です。ドラマのリアリティ確保のため、区内防犯ボランティアとして大学生の協力も得ています。
- シナリオ仕立ての啓発ドラマ:SNSでの取引や連絡のやり取りを通じて詐欺の典型的な手口を描写。
- 四者代表による共同メッセージ:文京区長、富坂警察署長、東京ドーム社長、読売巨人軍監督が各組織の立場から啓発。
- キャラクター共演:警視庁の「ピーポくん」と読売巨人軍の「ジャビット」が共演し、年齢を問わずわかりやすく伝える演出。
- ショート動画展開:本編(10分)以外にダイジェスト(1分15秒)、ジャイアンツ・ファンフェスタ向けの15秒版などを制作。
これらの映像は関係機関の広報媒体や公式SNSで配信され、短尺版は現地ビジョンでの掲出など実地での周知にも用いられます。
公開形態と具体的なリンク/上映予定
制作された動画はYouTube上で公開されています。以下のURLは公式に公開されている各種映像と再生リストです。これらは誰でも視聴可能な形で配信され、視聴を通じた周知を図ります。
- 本編(10分)
- https://youtu.be/4W4Jw2EAXw0(くらしのSafety【そのチケット本当に大丈夫?~東京ドームにやってきた日の物語~】)
- ダイジェスト版(1分15秒)
- https://youtu.be/wwvkEJMw6Kc
- ジャイアンツ・ファンフェスタVer(15秒)
- https://youtu.be/rCPj8WmbFAo
- 全動画の再生リスト
- https://www.youtube.com/playlist?list=PLLA1VIWQqfeA4BN8YSGgx5tAH6waN2_SE
公開映像はSNSなどのデジタル媒体だけでなく、11月23日(日)に東京ドームで開催される「ジャイアンツ・ファンフェスタ2025 Presented by Fanatics」の会場ビジョンなどでも上映され、来場者に向けた注意喚起が行われます。
上映予定や掲載媒体の詳細、タイムスケジュール等は関係機関の広報を通じて順次案内される見込みです。映像は複数の長さで用意されているため、掲出先に応じた活用が可能です。
参加・協力組織と連携の枠組み
本取り組みには、文京区と富坂警察署を軸に、読売巨人軍、読売新聞社、東京ドームが参加しています。各組織はそれぞれの専門性や広報力を持ち寄り、共通認識のもとで防犯メッセージを発信しています。
制作にあたっては、詐欺被害の実例を共有し、ドラマ化やメッセージ化の方針を協議した上で制作が進められました。現場の知見と広報戦略を組み合わせることで、実効性のある注意喚起を目指しています。
協力団体とそれぞれの役割
公表されている協力団体と、報道資料に示された役割は次の通りです。
- 警視庁富坂警察署:犯罪手口や被害事例の提供、啓発メッセージの発信。
- 読売新聞社:媒体を通じた告知や広報支援。
- 読売巨人軍:チームの知名度を活用した周知、イベント連携(ファンフェスタでの上映など)。
- 東京ドーム:会場ビジョン等を通じた現地での掲出、施設としての協力。
これらの組織が連携することで、地域内外に対して均質なメッセージを届けることが可能となります。特に東京ドーム周辺を訪れる多様な来場者層への周知は、本企画の重要な目的となっています。
要点の整理と問い合わせ先
ここまでに示した内容を分かりやすく整理するとともに、本件に関する問い合わせ先を示します。制作された動画の視聴や、当該イベントでの上映に関する詳細は、文京区の総務部 防災危機管理課 安全対策推進担当まで照会してください。
問い合わせ先:文京区 総務部 防災危機管理課 安全対策推進担当 電話 03-5803-1280。文京区の公式サイトは以下のリンクから確認できます。
https://www.city.bunkyo.lg.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表主体 | 文京区(総務部 防災危機管理課 安全対策推進担当) |
| 発表日時 | 2025年11月19日 10時00分 |
| 目的 | チケット不正転売・チケット詐欺の被害防止、被害意識の向上 |
| 制作番組(主な映像) |
|
| 協力団体 | 警視庁富坂警察署、読売新聞社、読売巨人軍、東京ドーム |
| 主な内容 | シナリオ仕立てのドラマ、四者代表の共同メッセージ、キャラクター共演(ピーポくん×ジャビット)、ショート動画展開 |
| 関連イベント | ジャイアンツ・ファンフェスタ2025(2025年11月23日・東京ドーム)でのビジョン上映予定 |
| 問い合わせ | 文京区 総務部 防災危機管理課 安全対策推進担当 03-5803-1280 |
本稿では、文京区が発表したチケット不正転売・詐欺対策の啓発映像制作に関する情報を整理して伝えた。映像は実際の被害手口を基に構成されたドラマと関係機関のメッセージを組み合わせたもので、複数の長さで配信・掲出される。詳しい視聴方法や上映スケジュールは、上記の問い合わせ先または文京区公式サイトを参照されたい。
参考リンク: