11月21日開幕 内田繁×ボジェック・シーペック展、銀座でガラス競演

内田×シーペック展

開催期間:11月21日〜12月27日

内田×シーペック展
どんな展示なの?
内田繁とチェコのボジェック・シーペックによるガラス作品や2007年の共同制作、さらにオリエンタルホテル広島のMOON GLOW天井装飾2点を含む実物展示が銀座で行われます。
入場料や開催スケジュールは?
入場無料。会期は2025年11月21日〜12月27日、開場11:00〜19:00、月曜・火曜休、最終日は17:00閉場。会場は厨子屋 銀座本店 B1ギャラリーです。

巨匠ふたりのガラスと空間、銀座で再会する

アルテマイスター(株式会社 保志)が運営する「厨子屋 銀座本店」B1ギャラリーにて、2025年11月21日(金)から12月27日(土)までの期間、「内田繁×ボジェック・シーペック展」が開催されます。本展は入場無料で、会場は月曜・火曜が定休日、最終日は17時閉場となります。プレスリリースは2025年11月19日12:00に発表されています。

本展は、日本を代表するインテリアデザイナーの内田繁(Shigeru UCHIDA)と、チェコを代表する建築家・デザイナーのボジェック・シーペック(Borek SIPEK)という二人の長年にわたる交友と協働の軌跡を振り返る構成です。個々のガラス作品に加え、2007年に共同制作した作品群や、オリエンタルホテル広島(23階レストラン「MOON GLOW(ムーングロー)」)の天井装飾の一部を特別公開する点が特徴です。

巨星の競演「内田繁×ボジェック・シーペック展」11月21日(金)より銀座にて開催 画像 2

開催趣旨と位置づけ

本展は、内田とシーペックが築いてきたデザインの対話を鑑賞のかたちで示すことを目的としています。2006年に内田氏がシーペック氏の工房を訪れたことに始まる交流や、2007年の共同作品制作を経て生まれた関係性の深さを、物理的な作品と設置の再現を通じて伝えます。

展示には両氏の個人作をはじめ、共同制作の成果物、そして長年公開されてこなかった「MOON GLOW」天井装飾の作品2点を特別に展示することで、建築・インテリア・工芸が交差する場としての意義を示します。出展作品はすべて実物展示を前提としており、時間的制約のある特別公開となっています。

  • 会期:2025年11月21日(金)~2025年12月27日(土)
  • 開場時間:11:00~19:00(入場無料)
  • 定休日:月曜・火曜
  • 最終日:17:00閉場
  • 会場:厨子屋 銀座本店 B1ギャラリー(住所と連絡先は後段参照)
巨星の競演「内田繁×ボジェック・シーペック展」11月21日(金)より銀座にて開催 画像 3

出品作品の概要と注目点

本展の出品は、大きく分けて三つのカテゴリーに整理できます。まず、ボジェック・シーペック氏による個人のガラス作品。次に、内田繁氏によるガラスやプロダクト作品。最後に、二人のコラボレーション作品群と、オリエンタルホテル広島「MOON GLOW」天井装飾の一部公開です。

出展作品は具体的に以下のように明示されています。展覧会場ではこれらの実物を間近で観賞できる構成で、形状や素材感、光の反射や色彩の違いを見比べることができます。

ボジェック・シーペック(Borek SIPEK)出品
・Convoy Small
・Convoy Big
・MOON GLOW天井装飾のうち2点(オリエンタルホテル広島より特別展示)
内田繁(Shigeru UCHIDA)出品
・「破袋」など、内田氏のガラス作品および関連プロダクト
共同制作・関連展示
・2007年に内田氏とシーペック氏が共同で制作したコラボレーション作品(一部を含む展示)
巨星の競演「内田繁×ボジェック・シーペック展」11月21日(金)より銀座にて開催 画像 4

MOON GLOWの天井装飾について

「MOON GLOW(ムーングロー)」は2007年にオリエンタルホテル広島の最上階にオープンしたイタリアンレストランであり、内田氏が設計デザインを担当しました。深いブルーとイエローを基調とした壁面が夜空を連想させる空間設計になっており、その天井装飾はシーペック氏によるガラス作品が広がるインスタレーションとして知られていました。

設置当時、シーペック氏は広島を訪れ、ひとつひとつの作品をその場の閃きで組立て、内田氏とともに配置を決定したという経緯があります。会場のリニューアルにより現在は見られなくなったこの天井装飾を、オリエンタルホテル広島の協力のもと、本展で特別に2点公開します。

巨星の競演「内田繁×ボジェック・シーペック展」11月21日(金)より銀座にて開催 画像 5

会場情報・主催者と出展者のプロフィール

展覧会会場および主催・協力体制、連絡先などの基本情報を整理します。主催はアルテマイスター(株式会社 保志)で、運営する厨子屋 銀座本店が展示会場を提供しています。協力は内田デザイン研究所、霞工房、オリエンタルホテル広島が担っています。

会場および主催者情報は以下の通りです。アクセスや営業時間、問い合わせ先などは展覧会期間の確認事項として重要です。

項目 内容
会期 2025年11月21日(金)~2025年12月27日(土)
開場時間 11:00~19:00(入場無料)
定休日 月曜・火曜
最終日 17:00閉場
会場 厨子屋 銀座本店 B1ギャラリー(東京都中央区銀座1-4-4 ギンザ105ビルB1)
問合せ先 TEL 03-3538-5118 https://www.zushiya.com/
主催 アルテマイスター(株式会社 保志) (本社:福島県会津若松市)取締役社長:垣谷昌一
協力 内田デザイン研究所、霞工房、オリエンタルホテル広島
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出展者のプロフィール(要点)

内田 繁(Shigeru UCHIDA)はインテリアデザイナーとして国内外で高い評価を受ける人物です。建築・インテリアに加え、家具やプロダクトデザインまで幅広く手がけ、山本耀司のブティック、茶室「受庵・想庵・行庵」、ホテル イル・パラッツォ、オリエンタルホテル広島、ザ・ゲートホテル雷門などが代表作として挙げられます。

受賞歴には毎日デザイン賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、旭日小綬章などがあり、メトロポリタン美術館をはじめ世界の美術館に永久コレクションが多数存在します。内田デザイン研究所として活動しており、本展でもそのデザイン哲学が作品群を通じて示されます。

ボジェック・シーペック(Borek SIPEK)は1949年チェコ・プラハ生まれ。プラハ芸術造形学校を卒業後、ドイツのハンブルグ大学で建築、シュトゥットガルト大学で哲学を学んでいます。1983年にPrince Bernhard基金賞を受賞し、その副賞をチェコの政府迎賓館(プラハ城)改装資金に寄付したことが契機となり、同改装計画の責任デザイナーに任命されました。

以後、建築デザインに加えチェコの伝統的なガラス工芸にも携わり、クリスタルグラスの分野に革新的な表現をもたらしました。チェコを代表するデザイナーの一人として国際的な評価を得ています。本展ではガラスにおける独自の造形性が確認できます。

展覧会の要点を整理した一覧

以下の表は、本展の主要情報をひと目で確認できるように整理したものです。会期・会場・出品作品・主催・協力・連絡先など、来場や取材検討の際に参照しやすい形式でまとめています。

項目 内容
展覧会名 内田繁×ボジェック・シーペック展
会期 2025年11月21日(金)~2025年12月27日(土)
開場時間 11:00~19:00(入場無料)
定休日 月曜・火曜(最終日は17:00閉場)
会場 厨子屋 銀座本店 B1ギャラリー
〒104-0061 東京都中央区銀座1-4-4 ギンザ105ビルB1
問い合わせ TEL 03-3538-5118 / https://www.zushiya.com/
主催 アルテマイスター(株式会社 保志)
本社:福島県会津若松市 / 取締役社長:垣谷昌一
協力 内田デザイン研究所、霞工房、オリエンタルホテル広島
主な出品作品 ボジェック・シーペック「Convoy Small」「Convoy Big」、内田繁「破袋」、2007年コラボレーション作品、MOON GLOW天井装飾作品2点(特別公開)
関連リンク・資料 公式サイト: https://www.zushiya.com/ / プレスリリース素材(画像ダウンロード等)あり
プレスリリース発表日 2025年11月19日 12:00

本記事では、展覧会の趣旨、出品作品の概要、MOON GLOW天井装飾の背景、開催詳細、主催者と出展者のプロフィールを網羅しました。会期は限られているため、来場・取材を検討する際は会場の開廊時間や定休日に注意して予定を調整してください。関連情報や追加の図版は、厨子屋公式サイトのプレス素材ページで提供されています。

参考リンク: