Saishin Technologiesが1.4億円調達、AIでIP拡大へ

シードで1.4億円調達

開催日:11月19日

シードで1.4億円調達
今回の発表って何があったの?
Saishin Technologiesがシードラウンドで総額1.4億円を調達。FES Capitalらが出資し累計調達は約2億円に到達。AIを軸に独自IP開発や組織強化、顧問就任で事業拡大を目指します。
採用は誰が対象でどう応募するの?
AI×エンタメ領域のクリエイティブ人材を募集(アーティスト、ディレクター、プロデューサー、エンジニア等)。音・映像・物語を横断する協働経験や生成AIの理解が重視され、Wantedlyから応募できます。

AIと人の感性を結ぶ新たなエンターテインメントの旗手としての動き

2025年11月19日午前10時、Saishin Technologies株式会社はシードラウンドにおいて第三者割当増資を実施し、総額1億4,000万円の資金調達を完了したと発表しました。今回の資金調達の引受先は、株式会社ウタイテのCVCであるFES Capital(フェス・キャピタル)、スタートアップファクトリー1号投資事業有限責任組合、W fundの3者です。

同社は、これまでの調達を含めた累計資金調達額が約2億円となったことも公表しています。プレスリリースでは、AIを単なる道具としてではなく「共に創造するアーティスト」として位置づける方針が明確に示され、音・映像・物語・世界観を横断する多層的なIP(知的財産)の創出に向けた体制強化が掲げられています。

AIを駆使した新時代の総合型エンターテインメントをプロデュースするSaishin Technologies株式会社がシードラウンドで総額1.4億円の資金調達を実施 画像 2

資金調達の目的と活用領域

調達資金は主に以下の用途での活用が想定されています。具体的には、AIを活用した独自IPの開発強化、運営体制の拡充、そしてクリエイティブ人材の採用加速に振り分けられます。これにより、国内だけでなくグローバル市場に向けた新時代のエンターテインメント基盤の構築を目指すと記載されています。

同社が目指すのは、鑑賞する立場と提供する立場の境界を曖昧にし、ユーザーと共同で作品を生み出す「共創型エンターテインメント」です。生成AIの進化を受け、感性の拡張によって「情緒と没入」を提供するアートを追求する姿勢が読み取れます。

  • 調達額:1.4億円(シードラウンド)
  • 累計調達額:約2億円(今回のラウンドを含む)
  • 引受先:FES Capital、スタートアップファクトリー1号投資事業有限責任組合、W fund

採用と組織体制の強化——求める人材と募集窓口

発表では事業拡大と新規プロジェクト立ち上げに伴う採用強化が明記されています。募集対象はAI×エンターテインメント領域での開発・運用に関わるクリエイティブ人材であり、職種としてはアーティスト、ディレクター、プロデューサーに加え、エンジニアや運用スタッフも想定されています。

採用活動は外部プラットフォームを通じて展開されており、応募窓口としてはWantedly上のプロジェクトページが案内されています。採用情報や募集要項の詳細は以下のリンクで確認可能です。

募集にあたっては、単なる技術力だけでなく、音・映像・物語といった複数の表現領域を結びつける意欲や経験、AIを活用した創作に対する理解と協働意識が重視される旨が示されています。企業側は、採用を通じてIPの継続的な創出とスケールの実行力を高めることを目的としています。

投資家と顧問陣のコメント——業界知見と戦略支援

今回のラウンドには、エンターテインメント領域に深い造詣を持つ投資家や支援者が参加しており、資金面のみならず戦略面でのサポートが期待されることが強調されています。プレスリリースには各投資家のコメントが掲載され、出資の背景や期待する点が詳細に述べられています。

また、元いちから株式会社(現ANYCOLOR株式会社)取締役COOで、現FES Capitalパートナーの岩永太貴(いわなが たいき)氏がSaishin Technologiesの戦略顧問に就任したことも併せて公表されました。岩永氏の就任は、投資家としての支援に加え、経営・戦略面での助言を通じた成長支援を象徴するものです。

投資家それぞれのコメント(原文の趣旨を保持して掲載)

茅 子桐(Mao Zitong)氏(株式会社ウタイテ 取締役CFO / FES Capital パートナー)

CEOの林さんとは、同じ中国出身というご縁もあり、もう3年以上の付き合いになります。聡明で行動力があり、エンタメへの深い情熱と知見、そして海外ネットワークを兼ね備えた魅力的な起業家です。彼を中心とするチームなら、AI×エンタメの領域で確実に成果を出せると感じました。

株式会社ウタイテのCVCであるFES Capitalの初出資先として、Saishin Technologiesのシードラウンドに参加できたことを嬉しく思います。FES Capitalは “Future Entertainment Stage” をコンセプトに、次世代のエンタメを創る挑戦に投資していきます。

岩永 太貴(FES Capital パートナー)

AI活用の本質は、置き換えではなく“拡張”だと考えています。AIをうまく使えば、新しいエンタメが生まれる可能性は一気に広がります。大事なのは、技術を単なる道具で終わらせず、創作の中心に据えて人の感性を増幅させることです。

Saishin TechnologiesはAIを“共に創る相棒”として捉え、音・映像・物語・世界観を横断する多層的なIPを継続的に生み出していきます。今回のラウンドで、優れたアーティストやエンジニア、プロデューサーの採用が進み、IPを広げていく実行力も一段と高まるはずです。短期の話題づくりで終わらせず、長く愛されるヒットを生み続ける仕組みづくりを、共に進めていきたいと考えています。

鈴木おさむ(スタートアップファクトリー1号投資事業有限責任組合 代表)

このサービスを聞いたとき、このエンタメ界にありそうでない!おもしろいと確信しました。きっと、これは新たなタレントの形を生み出し、エンタメ界を活性化させるだろう。

おもしろい!!(原文表記の感嘆は抑えめに置き換えると、既存の枠組みに挑戦する価値が高いと判断しています。)

佐藤直紀(W fund ディレクター)

AIを活用した次世代のエンターテインメント企業を目指すSaishin Technologies社へ出資させて頂きました。生成AIの進化に伴い、巨大なエンタメ市場において今だからこそ提供できるコンテンツやユーザー体験が急拡大し大きなポテンシャルを秘めています。

今回、代表の林さんをはじめとする情熱あふれるメンバーに加え、エンタメ業界に深い知見を持つ力強い投資家やアドバイザーの方々にも参加いただきました。これからSaishin Technologies社が新しいエンタメを創出していくことを楽しみにしています。

事業領域、関連情報、メディア掲載のポイント

Saishin Technologiesは、AIを活用した音声・映像・物語といった複合的な表現を通じて、YouTubeやTikTokなどのプラットフォーム上での新たな体験提供を視野に入れています。プレスリリースに付帯するキーワードとしてはAI/YouTube/TikTok/動画/積極採用/スタートアップ/エンタメ/メディアなどが列挙されています。

企業情報やプレス素材は公式サイトで提供されており、プレスリリース内の画像ファイルなどのダウンロードも案内されています。メディアや関係者が今後のサービス展開やクリエイティブ事例を確認する際の参照先として、以下の関連リンクが示されています。

また、今回の発表は「経営情報」に分類され、ビジネスカテゴリは「芸能」「テレビ・CM」とされています。企業が目指す領域は、既存のメディアやエンタメ業界の文脈と生成AI技術の接続点に位置しています。

注目すべき表現と戦略的ポイント

プレスリリースの記載からは以下の点が戦略的に重要であることが読み取れます。まず、AIを表現の中心に据えるという思想は、従来の制作プロセスや権利管理、作品の流通方法に影響を与える可能性があります。次に、投資家や顧問陣からの支援により、事業の実行力と業界ネットワークの両面が強化される点です。

さらに、採用強化によって多様なクリエイティブ人材を集める意図は、単発の話題作りに留まらないIPの継続的創出と国際展開を見据えた布石であると解釈できます。これらは、エンタメ領域における新たな価値の創出を目指すための基本方針として一貫しています。

項目 内容
発表日 2025年11月19日 10:00
発表企業 Saishin Technologies株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:林 瀟閑)
ラウンド シードラウンド(第三者割当増資)
調達額 総額1.4億円
累計調達額 約2億円(今回ラウンドを含む)
引受先 FES Capital(株式会社ウタイテCVC)、スタートアップファクトリー1号投資事業有限責任組合、W fund
顧問就任 岩永 太貴氏(元いちから株式会社取締役COO/現FES Capitalパートナー)
主な活用用途 AIを活用した独自IPの開発強化、運営体制の拡充、クリエイティブ人材の採用強化
採用窓口 https://www.wantedly.com/companies/company_3461352/projects
関連リンク https://saishin-technologies.com/(公式サイト)

上記の表は、本件発表で明示された主要な事実を整理したものです。資金調達の規模、引受先、顧問就任、採用窓口といった要素が事業成長のためにどのように機能するかが、今回の発表の主旨となっています。AIと人の創造力を結びつける試みは、表現の幅を広げると同時に、制作・流通の仕組みを変える可能性を含んでいます。

参考リンク: