11月21日発売『小説新潮』12月号に鼎談&撮り下ろし写真
ベストカレンダー編集部
2025年11月19日 16:34
小説新潮12月号発売
開催日:11月21日
ドラマ化によって実現した鼎談――妻夫木聡、目黒蓮、早見和真が語る舞台裏
株式会社新潮社は2025年11月19日10時00分付のリリースで、雑誌「小説新潮」2025年12月号を11月21日に発売すると発表した。今回は、TBS系日曜劇場で放送中のドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』の出演者と原作者による鼎談が大きな読みどころになっている。
鼎談には、主人公の税理士・栗須栄治を演じる妻夫木聡さん、山王耕造の隠し子で後半のキーパーソンとなる中条耕一を演じる目黒蓮さん、原作者の早見和真さんが参加した。この組み合わせでの本格的な対談は本誌が独占で、ドラマの見どころや撮影秘話、作品にかける思いが語られている。
撮影現場訪問の背景とタイミング
早見和真さんは、第一話の放送後となる2025年10月中旬に都内の撮影現場を訪問した。撮影はドラマ化に際して原作の持つ二十年間にわたる物語の厚みを再構成しつつ進められており、現場で目にしたことが鼎談での発言に反映されている。
鼎談では、脚色による表現の変化点や俳優陣との対話、現場での空気感といった具体的なディテールが紹介されており、本誌でしか見られない撮り下ろし写真も掲載される。
- 登壇者:妻夫木聡、目黒蓮、早見和真
- 内容:ドラマの見どころ・撮影秘話・作品への思い
- 写真:本誌撮り下ろし写真を独占掲載
作品本編と12月号の多彩な読み物
原作は早見和真さんの長編小説『ザ・ロイヤルファミリー』で、山本周五郎賞とJRA賞馬事文化賞をダブル受賞した作品である。主人公・栗須栄治とワンマン社長・山王耕造との出会いから始まり、馬主一家の波乱に満ちた二十年間を描いた作品が原作になっている。
この原作をベースにしたドラマは、現在TBS系日曜劇場で放送中だとリリースでは明示されている。ドラマの放送開始以降に現地での撮影訪問が行われ、その体験を踏まえた鼎談が収録されている。
12月号の特集と掲載作品
今号の特集は「あの場所でクリスマス」で、世界のさまざまな聖夜を描いた短編や作品群が揃う。クリスマスにまつわる多様な視点からの創作が並ぶ。
具体的な掲載ラインナップは次のとおりで、作家陣や作品形式は幅が広い。
- 短編・掌編
- 森絵都さんによる掌編を掲載。
- 読切マンガ
- 益田ミリさんによる読切マンガを収録。表紙イラストも益田さんのアドベントカレンダーが目印。
- 連載開始
- 平松洋子さんの新連載「昆布と大阪」がスタート。
- 受賞関連
- 日本ファンタジーノベル大賞2026の決定発表と選評、受賞作(抄録)、および選考委員を退任する恩田陸さんと森見登美彦さんの対談を掲載。
誌面の特徴、発売情報と購入案内
表紙は益田ミリさんによるアドベントカレンダーのイラストが採用されており、ビジュアル面でも季節感を強く打ち出している。誌面では鼎談のほか、撮り下ろし写真や各種特集のテキストがバランスよく配置される。
雑誌「小説新潮」は1947年創刊の月刊小説誌で、人気作家の読切短編や連載小説、エッセイ、ノンフィクションなどを幅広く掲載する構成が続いている。今回の12月号も読みどころが多い構成になっている。
雑誌データと購読に関する基本情報
ここでは発売日や価格、購入に必要な基本情報を整理する。
- 雑誌名:小説新潮 2025年12月号
- 発売日:2025年11月21日(金)
- 定価:1000円(税込)
- 出版社:株式会社新潮社
- 公式URL:https://www.shinchosha.co.jp/shoushin/
本号の要点整理(表形式)
以下の表は、この記事で触れた本号の主要項目を整理したものだ。誌面の中心となる鼎談や特集、発売情報を一目で確認できるようにまとめている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 雑誌名 | 小説新潮 2025年12月号 |
| 発売日 | 2025年11月21日(金) |
| 定価 | 1000円(税込) |
| 出版社 | 株式会社新潮社 |
| 表紙 | 益田ミリ(アドベントカレンダーのイラスト) |
| 特集 | 「あの場所でクリスマス」/森絵都(掌編)/益田ミリ(読切マンガ)/平松洋子(新連載:昆布と大阪) |
| 鼎談 | 妻夫木聡、目黒蓮、早見和真(ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』関連の鼎談・撮り下ろし写真掲載) |
| 受賞関連 | 日本ファンタジーノベル大賞2026決定発表・選評・受賞作抄録/恩田陸×森見登美彦(選考委員退任対談) |
| 公式URL | https://www.shinchosha.co.jp/shoushin/ |
| リリース発表日 | 2025年11月19日 10時00分(株式会社新潮社発表) |
本誌はドラマの連動企画としての鼎談と撮り下ろしを軸に、クリスマスをテーマにした創作群、受賞関連の報告と選評、新連載を含む多彩な読み物で構成されている。発売日は2025年11月21日、定価は1000円(税込)である。詳細や購入方法は出版社の公式ページで確認できる。
参考リンク: