トミカ55周年記念図録が11/25発売 1970~2025を一望

トミカ55周年図録発売

開催日:11月25日

トミカ55周年図録発売
何が載ってるの?
1970年の初代6台から2025年7月までのトミカを約1200台超収録。車両写真は市瀬義雄氏撮影で斜め前・斜め後ろの複数カットやパッケージの変遷、解説記事も掲載。
いつ買える?値段はどれくらい?
発売日は2025年11月25日で、定価は4,400円(税込)。全国の書店や主要ネット書店、出版社の販売ページで購入可能。Amazonなどの通販リンクも案内されている。

トミカ55周年を総覧する一冊──刊行の背景と刊行日

トミカは2025年に発売から55周年を迎えます。その節目を記念して、株式会社講談社が1970年の第1弾発売から2025年7月までの車両データを網羅した書籍を刊行します。刊行日は2025年11月25日で、プレスリリースは株式会社講談社より2025年11月19日 08時00分に発表されました。

本書は、既刊の『トミカ 究極のコレクション1970―2020』の増補改訂版にあたり、コレクションの拡張と写真の追加、パッケージ掲載などで内容を強化しています。表紙や中面構成の詳細は出版元の案内に基づきますが、基本的な仕様や収録範囲、価格等のデータは下部の表に整理しています。

トミカ55周年記念出版! 『トミカ 究極のコレクション1970―2025』11月25日発売! 画像 2

刊行の目的と位置付け

本書はコレクターやトミカファン、玩具史に関心を持つ読者に向けて作られた包括的な図録的書籍です。1970年の初代6車種から最新のラインナップまでを年代順に整理し、トミカの変遷を一望できる構成になっています。

刊行の位置付けとしては、過去刊の内容を補完しつつ、撮影手法やパッケージ情報の充実を図ることで、単なる車種リストではなく資料性の高いコレクションブックを目指しています。

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写真表現と制作チームのこだわり

本書の掲載写真は、スーパーカー写真家として知られる市瀬義雄氏(スタジオシーサイド)が撮影を担当しています。市瀬氏は雑誌、ポスター、輸入車販売店のカタログ等での撮影実績を持ち、玩具を美術的に見せるための技術を多数投入しています。

特に車両の向き、影の見せ方、撮影時の光の扱いに重点が置かれ、トミカの一般的なカットである斜め前向きに加え、斜め後ろからの撮影も収録されています。これにより立体感やボディラインの印象が補強されています。

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撮影上の特徴と手法

写真制作では、単に車両を写すだけでなく、車体の影や反射を意図的に作ることで模型の質感を高めています。影がきれいに見えるように工夫された撮影手法は、本書のヴィジュアル面での大きな特徴です。

また、撮影は個別に手間をかけて行われており、同一車種でも角度やライティングを変えた複数のカットが用意されています。これにより読者は、模型の側面や後方のプロポーションを確認しやすくなっています。

収録内容の全体像とこだわりPOINT

本書は1970年発売の初期6台から2025年7月までのトミカを収録し、単体トミカ(1~150番)に加えてロングタイプトミカ(車両が長いタイプ)も含め、幅広い形態を網羅しています。タイトルや販促では「登場車両1000種以上」と明記され、本文では掲載車両が1200台超えと説明されています。

掲載は車両本体だけでなく、各車両に対応するパッケージ(箱)ももれなく収録されており、箱のバリエーションやデザインの変遷を確認できる点が資料的価値を高めています。

こだわりPOINTの詳細

  • Point ①(写真)

    撮影は市瀬義雄氏が担当。斜め前、斜め後ろのカットを採用し、影の見せ方に独自手法を用いています。雑誌やカタログのような仕上がりを想定した構図とライティングにより、模型写真の完成度を高めています。

    撮影には時間をかけており、車体の微細なディテールや塗装の反射などを忠実に表現することを重視しています。

  • Point ②(収録範囲)

    1970年発売の初期6種から2025年7月までを網羅。単体トミカ(1~150番)に加え、ロングタイプトミカも収録し、収録車両は1200台を超える規模です。

    収録対象は形式や版違いを含めた幅広い車両で、年代別・番号別に整理された一覧性が確保されています。

  • Point ③(パッケージ)

    各車両に対応する箱(パッケージ)を全点掲載しています。コレクターにとって箱は重要な収集対象であり、デザインの変遷や希少なパッケージを確認できるよう配慮されています。

    パッケージ写真は車両写真と合わせて配置され、見比べやすい誌面構成になっています。

  • Point ④(記事とエピソード)

    1970年の初期6台にまつわる当時のポスターや、復刻トミカに関するエピソードなど、知識としての面白さを補う記事も収録されています。トミカ30周年を記念して発売された「純金トミカ」についてはタカラトミーの協力により蔵出し撮影が行われ、誌面に掲載されています。

    記事は車両データの補足情報や年表的な解説も含み、資料性と読み物としてのバランスが工夫されています。

商品仕様と購入情報

商品概要については、書籍の基本データが明記されています。定価、体裁、発売日、発行所、購入方法などは以下の通りです。

購入は書店およびネット書店で可能です。出版社の販売ページや主要ネット書店へのリンクが案内されています。

主要仕様の説明

書名
『トミカ 究極のコレクション 1970―2025』(こども書籍)
定価
4,400円(税込)
体裁
190ミリ×264ミリ
発売日
2025年11月25日
発行所
株式会社講談社
購入案内
お近くの書店、ネット書店。出版社の案内ページおよび販売リンク: https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000420080#pbook-stores。紹介文に記載の短縮URL: https://amzn.to/4p9efSa

収録情報の整理と要点まとめ

本章では本書で扱われる主要要素を整理し、読者が参照しやすい形でまとめます。刊行された背景、写真面のこだわり、収録範囲、パッケージ掲載、記事構成など、重要な点を再度整理します。

以下の表は本文で述べた情報を簡潔に整理したものです。刊行データや収録範囲、写真担当などが一目で把握できるように配列しています。

項目 内容
書名 『トミカ 究極のコレクション 1970―2025』
刊行日 2025年11月25日
発表(プレス)日時 2025年11月19日 08:00(株式会社講談社発表)
定価 4,400円(税込)
体裁 190mm × 264mm
発行所 株式会社講談社
収録範囲 1970年発売の初期6台から2025年7月までの車両データを網羅(単体トミカ、ロングタイプトミカ含む)
掲載車両数 登場車両1000種以上、本文記載では1200台超え
写真担当 市瀬義雄氏(スタジオシーサイド)
写真の特徴 斜め前・斜め後ろのカット、箱(パッケージ)掲載、影の見せ方にこだわった撮影手法
記事内容 初期6台の当時ポスター掲載、復刻トミカ等のエピソード、純金トミカの蔵出し撮影掲載
購入方法 書店・ネット書店(出版社案内ページおよび主要通販リンクあり)
関連リンク https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000420080#pbook-stores

本書は資料としての網羅性と写真表現の両面で充実した内容を備えています。刊行データや収録範囲、写真担当といった基本情報を確認の上、入手や閲覧の際の参考としてください。

参考リンク: