最大賞金1000万円、LINEマンガがwebtoon大賞を開催

LINEマンガが史上最大規模で実施する新たなマンガ賞の狙いと開催概要

LINE Digital Frontier株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：髙橋将峰）は、運営する電子コミックサービス「LINEマンガ」（https://manga.line.me/）において、2025年11月21日（金）より「LINEマンガ webtoon大賞 2025」を開催します。本稿では発表情報を整理し、応募条件、賞の内訳、審査体制、支援内容、関連イベントの情報を網羅してお伝えします。

本賞は「LINEマンガ」史上最大規模をうたうもので、完成原稿部門の最優秀賞に最大賞金1,000万円を用意するほか、すべての賞でデビューへとつながるサポートが提供されます。主催側の狙いは、日本国内で制作されるwebtoonの作品数とジャンルの拡大、読者へ届く作品の多様化にあります。

開催と応募期間の要点

募集開始は発表日と同じく2025年11月21日、応募締切は2026年2月15日（日）23:59です。応募や詳細は特設ページ（https://manga.line.me/lp/event/webtoontaisho2025）にて案内されています。

本稿では掲載されている全ての情報を網羅して紹介します。応募にあたっては形式や部門ごとの注意点、審査スケジュール、協賛や副賞の内容まで確認が必要です。

賞の構成と受賞者に与えられる権利・副賞

「LINEマンガ webtoon大賞 2025」は主に完成原稿部門とネーム部門に分かれており、各賞ごとに賞金、連載や掲載権、技術支援ツールと編集サポートが提供されます。受賞者全員に「LINEマンガ WEBTOON STUDIO」の担当編集が付き、デビュー支援を行う点が特徴です。

また、本マンガ賞には株式会社セルシスが協賛し、ペイントアプリ「CLIP STUDIO PAINT（クリスタ）」が副賞として提供されます。完成原稿部門に投稿した先着100名を対象としたプレゼントキャンペーンも合わせて実施中です。キャンペーンの詳細は特設ページ（https://note.com/lws/n/n7e7a9556750f）で案内されています。

完成原稿部門の応募要件としては、応募作品がwebtoon形式であることのみが条件で、オールジャンル可、モノクロでも応募可能ですがカラー応募が推奨されています。完成原稿部門では40コマ以上の作品であることが必要です。複数話投稿する場合は最大で3話までが審査対象となります。

応募方法は、マンガ投稿サービス「LINEマンガ インディーズ」へ作品を投稿する形式で、マンガ部門とネーム部門では応募手続きが異なります。詳細は特設ページ（https://manga.line.me/lp/event/webtoontaisho2025）で確認する必要があります。

審査体制・特別審査員のコメント、読者参加型の審査方法

審査は編集部による一次選考を経た後、一次選考通過作品を対象に読者投票を実施するなど、多角的な評価手法を採用します。読者投票の方法については、追って主催側から案内されます。最終結果は2026年5月中旬の発表を予定しています。

一次選考通過作品発表は2026年3月中旬を予定しており、読者投票期間は2026年3月中旬から4月中旬を想定しています。応募締め切りは前述の通り2026年2月15日（日）23:59です。

特別審査員と寄せられたコメント

本賞の審査には「LINEマンガ」オリジナル作品の作家陣から5名の特別審査員が参加します。参加メンバーは以下のとおりです。

T.Jun（『喧嘩独学』ストーリー担当）

「10年以上webtoonを描き続けてきて思うのは、『続けること』こそが最大の力だということです。今はまだ小さな一歩でも、その積み重ねがきっと誰かの心を動かす物語になります。情熱を持って描く皆さんの作品を楽しみにしています。」

yaongyi（『女神降臨』）

「心から描いた物語は、必ず光を放ちます。読者の心を動かすのは、完璧な技術ではなく、作家自身の強い想いにあると思います。そんな想いがほとばしる情熱と個性が詰まった作品に出会えることを楽しみにしています。」

明生チナミ（『四度目の夫』）

「『四度目の夫』で初めてwebtoonを描いてみて、横モノクロマンガとはまったく違う表現の面白さにわくわくしました。スクロールや色の使い方など、webtoonには自由で新しい可能性がたくさんあります。皆さんもぜひ楽しみながら、自分だけの物語を描いていただけたらと思います。」

岩原裕二（『クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-』）

「どんな作品が集まるのかとても楽しみです。ジャンルは問いません。アイデアやテーマ、何を描き何を伝えたいのか。そういった事が自然に頭に入ってくる、そんな作品を期待しています。」

丘邑やち代（『まぁるい彼女と残念な彼氏』作画担当）

「色々なご縁から、わたし自身今もマンガ家として活動しています。すこしでもこのマンガ賞に興味を引かれるものがあれば、ぜひご挑戦ください。どんな体験が次に繋がるかわかりません。力強い作品、華やかな作品、ほっとする作品、あなただから生み出せる作品に出会えたら嬉しいです。楽しみにしています。」

コメントは作家各位からの応募者へ向けたメッセージとして公開されており、作品の内容のみならず作者の持つ想いや継続性に注目する姿勢が示されています。

参加手順、オンラインセミナー「LINEマンガ WEBTOON Meetup」の詳細

応募の手順は「LINEマンガ インディーズ」への投稿が基本となります。マンガ部門とネーム部門で応募方法が異なるため、応募前に特設ページの案内を必ず確認する必要があります（https://manga.line.me/lp/event/webtoontaisho2025）。

加えてwebtoonに挑戦するクリエイターを対象にした無料オンラインセミナー「LINEマンガ WEBTOON Meetup」が2回開催されます。初めてwebtoonを描く方、既に制作経験がある方ともに参加対象で、両回とも事前申し込みが必要です。詳細は公式noteの該当記事（https://note.com/lws/n/nb028388b00fc）で案内されています。

• 第1回：2025年12月12日（金）19:30〜21:30予定。テーマ「現役作家が語る、創作テクニックのリアル」。登壇者：火ノ鹿たもん、未草。開催方法：Zoom（入退場自由、参加時カメラ不要）。
• 第2回：2025年12月14日（日）19:30〜21:30予定。テーマ「編集者が読み解く、webtoonの今と未来」。登壇者：ながた。開催方法：Zoom（入退場自由、参加時カメラ不要）。

Meetupへの参加にはそれぞれ事前申し込みが必要であり、参加方法の詳細は公式noteに掲載されています（https://note.com/lws/n/nb028388b00fc）。

また、協賛企業である株式会社セルシスの協力により、完成原稿部門に投稿した先着100名を対象にCLIP STUDIO PAINT EX 1デバイス 3ヶ月版をプレゼントするキャンペーンが実施されています。併せて各賞にはCLIP STUDIO PAINTの各種ライセンスが副賞として提供されます。詳細はキャンペーン案内（https://note.com/lws/n/n7e7a9556750f）を確認してください。

要点の整理とまとめ

以下に本記事で触れた主要事項を表形式で整理します。応募を検討する場合は、表の各項目と本文中のURLを参照し、募集要項や応募方法の詳細を必ず確認してください。

以上がプレスリリースの内容を基に整理した概要です。応募を検討する場合は、掲載した公式ページやnoteの案内を参照のうえ、募集要項に沿って手続きを進めてください。