霧島の紅葉見頃ガイド｜大浪池・霧島神宮の最新状況

霧島の秋、見頃の時期と発表情報

鹿児島県霧島市は、11月中旬から12月上旬にかけて標高差による色づきのグラデーションが楽しめる紅葉シーズンを迎えます。本稿は霧島市が2025年11月21日17時23分に発表した情報に基づき、主要な紅葉スポットの現況（11月21日現在）と例年の見頃、アクセス、周辺の見どころを整理して紹介します。

発表元は霧島市（霧島神宮を含む地域情報）で、最新の紅葉情報は霧島市ホームページの特設ページにも掲載されています。参照先：霧島市：直近の紅葉状況。

主な紅葉スポット詳細 ― 大浪池から温泉郷、神話の里まで

以下は霧島市が今回取り上げた代表的な紅葉スポットです。それぞれの箇所で、現況、例年の見頃、アクセス方法、現地の特徴や注意点をできる限り具体的に示します。写真撮影の記録日もリリース内の記載に準拠しています。

各スポットの住所や交通手段、利用上の注意も明記しますので、計画や移動手段の検討に活用してください。

大浪池（おおなみのいけ）

11月21日現在の状況：見頃。例年の見頃は11月中旬です。リリース内では11月15日撮影の写真（大浪池、本池から望む韓国岳の風景）が紹介されています。

標高1,411mに位置する火口湖で、周囲1.9km・水深11mの湖面を取り囲む紅葉が見どころです。登山口から山頂まで約40分、湖を一周する遊歩道は約1時間30分で回れます。湖面と紅葉のコントラストが特に美しく、比較的容易に登山できるため人気があります。

住所

鹿児島県霧島市牧園町高千穂

アクセス（目安）

• 車：九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から約45分
• バス：鹿児島空港→「霧島神宮アクセスバス」約30分→「丸尾」乗換→「霧島連山周遊バス」約20分→「大浪池登山口」下車
• バス（JR利用）：JR日豊本線「霧島神宮」駅→霧島いわさきホテル行き約30分→「丸尾」乗換→霧島連山周遊バス約20分→「大浪池登山口」下車

関連リンク

• 霧島神宮アクセスバス
• 霧島連山周遊バス

注意点：例年、見頃の時期には大浪池登山口付近で路上駐車が増加します。他の交通の妨げ防止のため、えびの高原駐車場の利用や公共交通機関（霧島連山周遊バス）の活用が推奨されています。

霧島温泉郷（丸尾）周辺

11月21日現在の状況：見頃。例年の見頃は11月中旬です。丸尾滝や温泉街周辺の紅葉が紹介されています。

標高600m〜850mに位置する温泉郷では、複数の泉質と湯けむりに包まれた紅葉風景が魅力です。夕暮れ時には湯けむりと紅葉が柔らかい光に包まれ、温泉と紅葉を同時に楽しめる地域です。

住所

鹿児島県霧島市牧園町高千穂

アクセス（目安）

• 車：九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から約30分
• バス：鹿児島空港→「霧島神宮アクセスバス」約30分→「丸尾」下車
• JR：JR日豊本線「霧島神宮」駅→霧島いわさきホテル行き約30分→「丸尾」下車

高千穂河原周辺

11月21日現在の状況：見頃。例年の見頃は11月上旬で、リリース内には11月15日撮影の写真（高千穂河原から望む高千穂峰）が含まれます。

高千穂峰西麓に位置し、天孫降臨にまつわる高千穂峰と紅葉の組合せが特徴です。霧島神宮の古宮址や高千穂峰への主要登山口があり、「高千穂ビジターセンター」も併設されています。散策と学習を兼ねた訪問に向くスポットです。

住所

鹿児島県霧島市田口高千穂河原

アクセス（目安）

• 車：九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から約50分
• バス：鹿児島空港→霧島神宮アクセスバス約30分→「丸尾」乗換→霧島連山周遊バス約60分→「高千穂河原」下車
• JR：JR日豊本線「霧島神宮」駅→霧島いわさきホテル行きバス約30分→「丸尾」乗換→霧島連山周遊バス約60分→「高千穂河原」下車

霧島神宮

11月21日現在の状況：色づき始め。例年の見頃は11月下旬です。リリースには昨年12月6日撮影の写真が掲載されています。

ニニギノミコトを主祭神とする由緒深い神社で、参道から境内にかけて色づく樹木が増すと神秘的な雰囲気が高まります。朱塗りの社殿と紅葉の対比は特に印象的で、静けさの中の散策に適した場所です。

住所

鹿児島県霧島市霧島田口2608-5

アクセス（目安）

• 車：九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から約40分
• バス：鹿児島空港→「霧島神宮アクセスバス」で約1時間
• JR：JR日豊本線「霧島神宮」駅→霧島いわさきホテル行き約15分→「霧島神宮」下車すぐ

注意点：例年、見頃時期は霧島神宮周辺で駐車場所外への駐車が増えます。観光案内所駐車場や臨時駐車場等の利用が案内されています。

国道223号線沿い（霧島神宮周辺）

11月21日現在の状況：色づき始め。例年の見頃は11月下旬です。リリース内には昨年12月6日撮影の写真が含まれています。

霧島神宮大鳥居から宮崎側へ500m続く国道223号線は「日本の道百選」に選ばれており、道路沿いの紅葉が連なるトンネル状の景観が魅力です。ドライブコースとしても人気があります。

住所

鹿児島県霧島市霧島田口

アクセス（目安）

• 車：九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から約40分
• バス：鹿児島空港→霧島神宮アクセスバス約1時間／JR「霧島神宮」駅→霧島いわさきホテル行き約15分→「霧島神宮」下車すぐ

神話の里公園（道の駅霧島）

11月21日現在の状況：色づき始め。例年の見頃は11月下旬です。園内の展望台から霧島の山並み、錦江湾、桜島を一望できます。

「道の駅霧島」としてレストランや特産品コーナーを備えており、家族連れやカップルでも利用しやすい施設です。見晴らしの良い展望台から紅葉した山並みを広く眺められます。

住所

鹿児島県霧島市霧島田口2583-22

アクセス（目安）

• 車：九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から約40分
• バス：鹿児島空港→霧島神宮アクセスバス約40分→「神話の里入口」下車すぐ
• JR：JR日豊本線「霧島神宮」駅→霧島いわさきホテル行き約20分→「神話の里入口」下車すぐ

塩浸温泉（しおひたしおんせん）龍馬公園

11月21日現在の状況：色づき始め。例年の見頃は11月中旬です。リリースでは昨年12月7日撮影の写真や「龍馬・お龍新婚湯治碑」が紹介されています。

坂本龍馬とお龍が新婚旅行で訪れた歴史を伝える温泉地で、龍馬資料館や日帰り入浴施設、無料の足湯がある静かな温泉スポットです。川沿いに広がる紅葉とともに、記念碑が撮影スポットになります。

住所

鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3606

アクセス（目安）

• 車：九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から約15分
• バス：鹿児島空港→霧島神宮アクセスバスで約10分

交通手段と駐車に関する注意点

霧島の各紅葉スポットへは自家用車でのアクセスが便利ですが、見頃の時期は駐車場の混雑や路上駐車による通行障害が発生しやすくなります。大浪池登山口や霧島神宮周辺では例年、路上駐車や駐車場外利用が見られ、現地からの注意喚起が出されています。

公共交通機関の利用が可能な箇所も多く、特に霧島神宮アクセスバスや霧島連山周遊バスは、霧島神宮・丸尾・大浪池・高千穂河原などの主要ポイントを結びます。以下に主なバス関連リンクと基本的な利用案内を示します。

• 霧島神宮アクセスバス（鹿児島空港発着）：所要時間の目安は30分〜1時間。詳細は霧島市サイトの案内を参照してください。アクセスバス案内
• 霧島連山周遊バス：大浪池や高千穂河原へも接続。運行ダイヤや乗換情報は事前確認が必要です。周遊バス案内

駐車の際は観光案内所駐車場や臨時駐車場の利用が推奨され、現地の規則・案内に従うことが安全で円滑な観光につながります。

まとめ（各スポットの整理表）

以下の表は、本稿で取り上げた全スポットについて、11月21日現在の状況、例年の見頃、主な見どころ、住所、主要アクセス手段を整理したものです。各項目に記載された所要時間や乗換案内はリリース記載の目安に基づいています。

最後に、問い合わせ先と本リリースに関する報道お問い合わせ先を記載します。紅葉の見頃や交通状況は気象条件や混雑状況により変化するため、訪問前に霧島市の公式情報を確認することが望ましいとされています。

問い合わせ先（霧島市）

霧島市観光PR課 PR推進グループ

TEL：0995-64-0705

e-mail：kirikankou@city-kirishima.jp

関連リンク

霧島市：直近の紅葉状況

霧島神宮アクセスバス／霧島連山周遊バス

この記事では、霧島市が発表したすべてのスポット情報、現況（11月21日時点）、例年の見頃、アクセス・注意事項、問い合わせ先までを網羅して整理しました。各地の色づき具合や交通・駐車状況を確認のうえ、計画的な移動をお勧めします。