『parks』導入でNEXs Tokyoの交流を活性化する狙い

NEXsでparks導入

開催期間:11月1日〜10月31日

NEXsでparks導入
parksって何ができるの?
parksは来館者のリアルタイム表示、自己紹介やテーマ別のオンライン交流、AI検索による会員マッチングを備え、現地と遠隔の接点を増やして交流を促進するサービスです。
個人情報や投稿ルールはどうなるの?
導入期間中はNEXs TokyoとRondで運用ルールや個人情報の取り扱い、AI検索の透明性を整備し、安心して使える投稿ルールと運用方針を策定する予定です。

NEXs Tokyoが目指す「つながり」の強化と導入の背景

株式会社Rondは、マッチングプロデュースサービス「parks」を、東京都が主催するスタートアップ総合支援拠点「NEXs Tokyo」に導入することを2025年11月25日 06時40分付のリリースで公表しました。本件は「プロダクト・サービス等導入企画」として採用され、導入期間は2025年11月~2026年10月の1年間です。

NEXs Tokyoはスタートアップと大企業、地方自治体、支援機関など多様なプレイヤーを結ぶコミュニティ拠点であり、参加会員同士の共創や連携を促す場として運営されています。運営側は会員同士がリアル・オンライン双方でより活発に接点を持ち、新たな価値創出が生まれる環境整備を課題としており、特にリアルタイムの来館把握やオンラインでのカジュアル交流の不足が指摘されていました。

導入検討に至った背景には、拠点利用の活性化と会員間マッチングの質の向上という二つのニーズが明確に存在していました。これらの課題に対してparksはどのような解決策を提供するのか、以下で機能と期待効果を詳細に整理します。

つながり創出サービス「parks」、スタートアップ支援拠点 NEXs Tokyo で導入 画像 2

parksが提供する主要機能と期待される効果

Rondが提供するparksは、会員のプロフィール情報や来館情報、オンラインでの交流機会を可視化することで、現地と遠隔の双方における「つながり」を創出する設計になっています。ここではプレスリリースに記載された機能を項目ごとに整理し、期待される効果を具体的に記述します。

以下の3点が本導入で明確に挙げられているparksの核となる機能です。各機能ごとにどのような操作や表示が行われるのか、そして運用側・会員双方にどのような便益が想定されるかを説明します。

つながり創出サービス「parks」、スタートアップ支援拠点 NEXs Tokyo で導入 画像 3

来館状況の可視化

parksでは、コミュニティスタッフの投稿や会員自身の投稿を通じて「今施設にいる人」を可視化できます。具体的には「〇〇さん来館しています!」や「NEXs Tokyoに来ています!」といったリアルタイムの来館投稿が行われる仕組みです。

この可視化により想定される効果は、施設利用率の向上と直接対話の機会増加です。たとえば「〇〇さんがいるなら施設に行こう」「○○さんが今いるみたいだから、実際に話しかけてみよう」といった行動を促進し、プロフィール情報を手がかりにした会話が自然に発生します。

  • 表示項目例:来館者名、来館時間、投稿メッセージ
  • 運用効果:現地での接点増加、利用者の滞在・回遊促進
つながり創出サービス「parks」、スタートアップ支援拠点 NEXs Tokyo で導入 画像 4

オンライン上でのカジュアル交流の活性化

parksは自己紹介・他己紹介機能を通じて会員情報を可視化し、共通の趣味や話題を元にテーマ別のカジュアルトークイベントを開催できるよう設計されています。これにより、遠方在住で来館頻度が低い会員でもオンライン上で参加できる交流機会が増加します。

期待される効果は、地域的制約に左右されない交流の深耕です。登録情報を基にしたイベント開催やマッチングが可能になることで、地理的に離れている会員同士でも関心に基づいた接点が生まれやすくなります。

  1. 自己紹介/他己紹介によるプロフィールの見える化
  2. テーマ別カジュアルトークの開催による参加機会の増加
  3. 遠方会員の参加促進によるネットワークの拡大

利用者情報の可視化(AI検索によるマッチング支援)

parksは会員のパーソナリティやスキル、興味関心などの情報をAIで検索できる仕組みを備えています。これにより、つながりたい会員を簡単に見つけることが可能になります。

この機能は会員自身の利用にとどまらず、コミュニティスタッフが積極的に引き合わせを行う際にも活用されます。結果として、引き合わせの質と量が向上し、可視化されていなかった潜在的な共通点を起点とした新たな出会いが生まれます。

検索対象例
スキル、業種、興味・関心、過去のプロジェクト経験など
活用場面
会員同士の自発的な接触、コミュニティスタッフによるマッチング支援

導入スケジュール・関係者情報・運用に関するポイント

本導入は2025年11月から開始し、2026年10月までの1年間で実施されます。導入はNEXs Tokyoの「プロダクト・サービス等導入企画」に含まれるもので、期間中はparksの機能を用いた交流創出が現地およびオンライン双方で行われます。

導入にあたっては、NEXs Tokyoと株式会社Rondが連携して運用や利用ルールの整備を行うことが想定されます。会員が安心して利用できるよう、投稿ルールや個人情報の取り扱い、AI検索の透明性などの運用方針が重要になります。

導入企画名 プロダクト・サービス等導入企画(NEXs Tokyo)
導入期間 2025年11月~2026年10月(1年間)
導入目的 会員間の交流機会創出、施設利用率向上、オンライン交流の活性化

以下は導入に関する関係者情報および参照リンクです。問い合わせや詳細確認は下記の公式窓口をご利用ください。

発表企業
株式会社Rond(本社:東京都、代表取締役:豊永悠馬)
設立
2021年7月2日
事業内容
マッチングプロデュース「parks」の開発・提供(ミッション:「出会いから化学変化を生み出す」)
parks公式サイト
https://lp.xparks.jp
コーポレートサイト
https://rond.co.jp
本件お問い合わせ
https://rond.co.jp/contact
NEXs Tokyo 公式WEB
https://www.nexstokyo.metro.tokyo.lg.jp/
NEXs Tokyo SNS
Facebook:https://www.facebook.com/NEXsTokyo / YouTube:https://www.youtube.com/c/NEXsTokyo
  • 種類:商品サービス
  • ビジネスカテゴリ:アプリケーション・セキュリティ
  • キーワード:オープンイノベーション、共創、連携、コラボレーション、コミュニケーション、コミュニティ、インキュベーション、交流促進、共創施設、スタートアップ
  • プレスリリース素材:画像ファイルのダウンロードが可能

導入概要の要点整理

ここまで述べてきた内容を表で整理します。本導入はNEXs Tokyoの会員間の接点を強化することを目的としており、parksの3つの主要機能(来館可視化、オンライン交流、AI検索)によって、現地とオンライン双方での交流創出を図ります。

以下の表は導入の主要事項、提供者情報、機能と期待効果、参照先をコンパクトにまとめたものです。関係者や利用を検討する関係者にとって、基本情報の把握に役立ちます。

項目 内容
発表日 2025年11月25日 06時40分
導入先 NEXs Tokyo(東京都主催スタートアップ総合支援拠点)
導入企画 プロダクト・サービス等導入企画
導入期間 2025年11月~2026年10月(1年間)
導入目的 会員間の交流機会創出、施設利用率向上、オンライン交流の活性化
提供サービス parks(株式会社Rond)
主要機能 来館状況の可視化、オンラインカジュアル交流、AIによる会員検索
期待効果 来館促進、会話創出、遠隔会員の参加促進、コミュニティスタッフによる質の高い引き合わせ
発表企業情報 株式会社Rond(代表取締役:豊永 悠馬) / 設立:2021年7月2日
参照リンク parks公式:https://lp.xparks.jp / コーポレート:https://rond.co.jp / NEXs Tokyo:https://www.nexstokyo.metro.tokyo.lg.jp/

上記はプレスリリースに基づいた事実の整理です。本件はNEXs Tokyoにおける会員間の接点を増やすための取り組みとして位置づけられており、導入期間中に実際の運用データや利用状況を通じて、利用者間のマッチングや交流の実現状況が明らかになっていく見込みです。