『サマーウォーズ』OZ、Robloxで2026年初旬公開へ
ベストカレンダー編集部
2025年11月25日 10:28
OZモチーフのRoblox化
開催日:1月1日
映画と仮想空間がつながる:「OZ」をモチーフにしたRobloxエクスペリエンス開発決定
株式会社ambr(東京都文京区、代表取締役:西村拓也)は、細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』の公開と、監督作『サマーウォーズ』の公開15周年を記念して、映画『サマーウォーズ』に登場する仮想世界“OZ”をモチーフにしたファン体験型ワールド&ゲームを、オンラインゲームプラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」向けに開発すると発表しました。プレスリリースは2025年11月25日 10時00分付で公開されています。
発表は、映画公開とアニバーサリーを横断する取り組みとして位置付けられており、世界で毎日1.5億人以上が利用するRobloxを舞台に、作品の世界観を拡張する新たなデジタル体験空間を構築することが狙いです。プロジェクトは2026年初旬に正式公開を予定しており、これは『果てしなきスカーレット』の全米公開に合わせたスケジュールとなっています。
開発の狙いとRobloxという舞台の特性
今回のプロジェクトでは、Robloxの持つ「ユーザーによる創造性」と「リアルタイムでのアバター交流」という特性を活かして、OZの世界を再現・拡張します。ユーザーは自分のアバターでOZを巡り、世界中の参加者と交流したり、探索やゲームコンテンツを楽しんだりすることができます。
Robloxはグローバルな没入型ソーシャルプラットフォームであり、膨大な数のバーチャルエクスペリエンスが集積しています。今回のOZモチーフのワールドは、その環境を活かしながら、細田監督作品の各世界を接続するハブ的な役割も担います。ユーザーは単にOZを訪れるだけでなく、過去作のモチーフに触れる体験もできるよう企図されています。
ユーザーが体験できる主な要素
プレスリリースでは、ユーザーがアバターで自由にOZを巡る体験、世界中の人々との交流、歴代作品にちなんだ体験の提供を明示しています。具体的なゲームシステムや遊びの詳細は今後発表予定ですが、映画作品の世界観を反映した探索要素や、アバター同士の交流を促進する設計が想定されます。
開発チームは、Robloxの自由度を最大限に活かしつつ、OZの雰囲気や各作品のモチーフを随所に散りばめる計画です。こうした取り組みによって、ファンが新たな“物語とのつながり”を感じられる場を提供することが目的とされています。
作品情報、関係者のコメント、制作主体について
本プロジェクトは、スタジオ地図の細田守監督作品と連動する形で進められます。『果てしなきスカーレット』は監督・脚本・原作:細田守、企画・制作:スタジオ地図、公開日:2025年11月21日(金)となっており、©2025 スタジオ地図の表記があります。
プレスリリース内にはambr代表取締役・西村拓也氏のコメントが掲載されています。西村氏は自身の創業の理念や過去の挑戦、そして今回Roblox上でOZをモチーフにした仮想空間を制作する機会を得たことへの感慨を語っています。同氏のコメントは以下の通りです。
- ambr代表取締役 西村拓也 コメント
- ambrは、VR時代の新しい仮想世界をつくることを目標に創業しました。その原点にあったのが、まさに『サマーウォーズ』のOZです。当時の挑戦はうまくいきませんでしたが、その後も仮想空間をつくり続けてきました。そして今回、世界中から1億人以上がアバターでアクセスするRobloxという“まさにOZのような場所”で、OZをモチーフにした細田守監督作品の仮想空間を制作させていただく機会を頂戴しました。本当に嬉しく思っています。また、『果てしなきスカーレット』は、世界中の人にいま観ていただきたい、本当に素晴らしい映画です。ぜひ劇場でご覧ください。
上記コメントには、ambrの創業理念と、今回のプロジェクトが同社にとって歴史的な意味を持つことが示されています。西村氏は過去の挑戦と継続的な取り組みの延長線上で今回の機会を受け止めていることが読み取れます。
関連企業情報と過去の取り組み
スタジオ地図については、2011年4月にプロデューサー齋藤優一郎と細田守によって設立されたアニメーション映画の企画・制作スタジオであり、名称には「まだ描かれていないモチーフやテーマに挑戦する」という精神が込められています。公式サイトはhttps://studiochizu.jp/ です。
ambrは「The World Is a Playground.」をビジョンに掲げる仮想世界開発スタジオです。世界200万DLのアバタープロダクトgogh(ゴッホ)や、Robloxゲームスタジオを運営しており、過去に『東京ゲームショウVR/Digital World』のデジタル会場やRobloxゲーム『野生の島のロズ:ロズの動物探しアドベンチャー』などの仮想空間・ゲームを開発した実績があります。コーポレートサイトはhttps://ambr.co.jp/、採用候補者向け会社紹介資料はhttps://speakerdeck.com/ambrinc、採用ページはhttps://herp.careers/v1/ambr、問い合わせフォームはhttps://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSesDtnMIhY0EEBw1DShwF7T7EtSvFeUUQLynXsmkYB-YXdJbw/viewform です。
コンテンツの構成想定、公開予定日と詳細案内の窓口
プレスリリースは、当該エクスペリエンスが『果てしなきスカーレット』の全米公開に合わせて2026年初旬に正式公開を予定していることを明記しています。詳細なコンテンツの実装スケジュールや遊びの要素、コラボレーションのスコープは今後、スタジオ地図の公式Webサイトおよび各種SNSを通じて順次発表される予定です。
情報更新の主要な窓口として、以下が明示されています。各公式アカウントではプロジェクトの最新情報が告知されるとされています。
- 『果てしなきスカーレット』公式HP:https://scarlet-movie.jp/
- スタジオ地図公式X(旧Twitter):https://x.com/studio_chizu
- スタジオ地図公式Instagram:https://www.instagram.com/studio_chizu/
- スタジオ地図公式Facebook:https://www.facebook.com/studiochizu
プロジェクトに関する詳細やメディア向け素材、イメージ画像のダウンロードについてはプレスリリース素材として提供される旨が示されています。
要点の整理とプロジェクト概要表
以下の表は、本プレスリリースで示された主要情報を整理したものです。プロジェクトの概要、スケジュール、関係者、問い合わせ先などを網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表/プレスリリース日 | 2025年11月25日 10時00分(株式会社ambr発表) |
| プロジェクト名(便宜) | 『サマーウォーズ』OZモチーフのRobloxエクスペリエンス |
| 開発・運営 | 株式会社ambr(代表取締役:西村拓也) |
| 協力・関連 | スタジオ地図(細田守監督作品との連携) |
| プラットフォーム | Roblox(ロブロックス) |
| モチーフ | 映画『サマーウォーズ』の仮想世界“OZ”および歴代細田守監督作品のモチーフ |
| 公開予定 | 2026年初旬(『果てしなきスカーレット』の全米公開に合わせる予定) |
| 『果てしなきスカーレット』公開日 | 2025年11月21日(金) |
| 映画クレジット | 監督・脚本・原作:細田守 / 企画・制作:スタジオ地図 / ©2025 スタジオ地図 |
| 主要リンク |
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| 問い合わせ | ambr問い合わせフォーム:問い合わせフォーム |
| 関連キーワード | Roblox、OZ、サマーウォーズ、細田守、スカーレット、メタバース、ゲーム、gogh、SNS、VR |
本記事では、プレスリリースの本文情報を忠実に伝えました。今後、実際のワールドやゲームの具体的な遊び方、ローンチ日程の詳細、対応言語や地域展開、コラボレーションの範囲などが公式発表され次第、各公式チャネルを通じて案内されます。以上が発表時点で提供されている主要な情報の整理です。
参考リンク: