放課後等デイ向けにロブロックス入門を初期費用無料で提供

放課後等デイサービス向けに始まる特別提供の全体像

株式会社エクシード（本社：東京都渋谷区、代表取締役：澤部愛子）が運営する10代向けデジタル人材育成サービス「TechHigher」は、2025年1月より、全国約2万か所の放課後等デイサービス（以下、放デイ）を対象に「Roblox（ロブロックス）入門コース」の特別提供プランを開始します。プレスリリースは2025年11月25日 11時18分に公開されています。

今回の特別プランでは、通常33,000円の初期費用が完全無料となるほか、月額システム利用料3,960円が2026年6月まで無料で利用できる点が大きな特徴です。提供開始は2025年1月、申込期限は2025年2月末日と定められており、早期申し込みほど無料期間が長くなる仕組みです。

提供の背景と対象

Robloxは、世界で3億人以上が利用するユーザー創造型ゲームプラットフォームです。本取り組みは、発達特性を持つ子どもたちが持つ得意性や集中力を教育に活用する観点から企図されています。TechHigherが運営するnote『Robloxがひらく、発達障がいのある子どもたちの未来』でも、放デイとの親和性が示されています。

特別提供の対象は放課後等デイサービスで、学童保育（全国約25,000か所）向けにも別条件での特別価格が用意されています。学童向けの初期費用は11,000円（通常33,000円）、月額システム利用料は通常料金のままとなります。

Roblox入門コースが持つ教育的な価値と教材内容

「Roblox入門コース」は3D空間上でオブジェクトを配置・装飾し、ゲーム制作の基礎を体験的に学べるカリキュラムです。難しいコードを使わずに取り組めることから、プログラミング未経験の子どもでも創作に没頭でき、自己表現や創造力を育成する点が重視されています。

教材は全24コマの動画教材を中心に構成されており、印刷不要で予習や準備を最小限に抑える設計です。これにより現場スタッフの業務負担を軽減しつつ、学習の質を担保することを目的としています。

学べる具体的な内容

下記がコースで扱う主な項目です。子どもたちは視覚的・操作的な学びを通じて、空間把握や構成力を伸ばすことができます。

• 3D空間でのオブジェクト配置
• パーツの複製・移動・回転・拡大縮小
• マテリアルや色の変更
• 簡単なギミック（仕掛け）の設定
• 自分の世界を“形にする”体験による創造力・自己表現力の育成

これらの学びは、視覚優位やこだわりの強さといった発達特性が長所として働く場面が多く、自己肯定感の向上や“得意が先に出る学び”を実現しやすい教材です。

紹介用の入門サンプル動画も公開されています（YouTube：https://youtu.be/hwE8y9SjSc0）。

特別プランの条件と現場運用上のポイント

特別プランは次の主要ポイントで構成されています。運用コストや導入プロセス、既存教材との併用条件なども明示されています。

以下の要素は導入を検討する際に重要な判断材料となります。初期費用の免除や月額無料期間の設定は費用負担を軽減する一方、無料期間の適用条件や申込期限などの要件を確認する必要があります。

① 初期費用

通常33,000円の初期費用を0円（完全無料）にする。

② 月額システム利用料

通常3,960円の月額利用料を、2026年6月まで無料で提供。早期申し込みほど無料期間が長くなる。

③ 教材と運用負荷

全24コマの動画教材により印刷不要、準備の負担を最小化。スタッフの業務負担を軽減しつつ学習の質を維持できる設計。

④ コスト感

生徒1名あたりの月額負担は1,000円台（他社の約2/3）を想定している点が明示されている。

⑤ 併用・乗り換えの取り扱い

他社教材からの乗換で、システム利用料をキャッシュバック（乗り換えて1年後）。他社教材との併用やオンライン授業も可能で、商圏は無く、月謝設定は自由。

申込期限は2025年2月末日であるため、特典を得るためには期限内の手続きが必要です。問い合わせ窓口はTechHigherの公式サイト（https://www.techhigher.club/）から案内されています。

説明会の案内と参加方法

特別プランの詳細を紹介する説明会がオンライン（Zoom）で開催されます。開催日時および内容は次の通りです。

• 開催日時：2025年12月19日（金）13:00〜14:00（Zoomオンライン）
• 内容：Roblox入門コースの教材内容、放デイでの活用事例、特別プラン（初期費用0円・月額無料）について、導入方法、質疑応答

説明会への申込はプログラムの案内ページから行う形が想定されています。詳細や参加方法はTechHigherの公式ページで確認することができます。

要点整理と申し込みのポイント（表形式でのまとめ）

以下の

今回の特別提供は、発達特性を持つ子どもたちが持つ「得意」を学びに直結させること、スタッフの運用負担を抑えながら実践的な3D表現を学べる点が大きな特徴です。費用面の優遇や動画教材による運用支援、既存教材との柔軟な併用といった条件が用意されているため、導入検討にあたっては申込期限や無料期間の条件を踏まえたスケジュール調整が重要になります。問い合わせや詳細の確認はTechHigherの公式サイトをご利用ください。