白糠の生いくらが椒房庵と初コラボ、ふるさと納税で受付

シラリカいくら受付開始

開催日:11月21日

シラリカいくら受付開始
いつから申し込めるの?
白糠町のふるさと納税返礼品として、2025年11月21日から受付を開始しています。申込は白糠町のふるさと納税サイト(楽天ページ)から可能です。
生いくらはどうやって食べるのがおすすめ?
まずは何もつけずにそのまま素材の味を楽しんでください。付属の特製昆布たれで漬ける場合は、食べる前日に漬けると繊細な風味が活きます。

白糠町の海の恵みが久原本家の技と出会う — 初の共同開発の全容

北海道白糠町の「シラリカいくら」と、久原本家グループの北海道ブランド「北海道 椒房庵(しょぼうあん)」が初めてコラボレーションし、共同開発した商品『特製昆布たれで漬け込む完熟いくら』が、白糠町のふるさと納税返礼品として2025年11月21日(金)より受付を開始しました。プレスリリースは株式会社イミューにより、2025年11月25日13時00分に発表されています。

今回の取り組みは、白糠町の地域資源を発信する「シラリカブランドプロジェクト実行委員会」と、北海道の海産物に長年向き合ってきた「北海道 椒房庵」が素材と技を持ち寄り、地域と企業が連携して価値を高める典型例です。素材の良さを活かす工程や商品構成、申込方法、関係者のコメントなど、本件の要点を整理して紹介します。

北海道白糠町の「シラリカいくら」と「北海道 椒房庵」が初コラボ 画像 2

発表の背景とプロジェクト体制

「シラリカブランドプロジェクト実行委員会」は、株式会社イミュー(代表取締役:黒田康平)、株式会社playknot(代表取締役:本屋敷匠真/山口恭兵)、株式会社Right Design(代表取締役:小川貴之)および白糠町により2023年8月に結成されました。地元特産品の魅力を国内外へ発信することを目的とし、認定・審査からデザイン、広報戦略まで一貫して取り組む組織です。

プロジェクトは「シラリカ(アイヌ語で『岩磯のほとり』)」の名称を冠したブランドを軸に、地元生産者と連携しながら商品開発を推進。今回のいくら商品はその一環として、白糠町の水産加工会社と外部ブランドが協働した成果物となっています。

実行委員会構成
株式会社イミュー、株式会社playknot、株式会社Right Design、白糠町
発表日(プレスリリース)
2025年11月25日 13:00
ふるさと納税受付開始日
2025年11月21日(金)
北海道白糠町の「シラリカいくら」と「北海道 椒房庵」が初コラボ 画像 3

素材と製法 — 「シラリカいくら(生)」の鮮度管理と特製昆布たれ

商品に使用される「シラリカいくら(生)」は、白糠町の海で獲れた秋鮭の完熟卵を原料に、地元の水産加工メーカー「広洋水産」が製造を担当しています。太平洋およびオホーツク海で水揚げされた鮭の卵を取り出して洗浄後、わずか30分以内に凍結する工程を採用することで、鮮度を極力保持しています。

いくらは希少価値の高い“生いくら(味付けを施していないもの)”として提供されるため、まずは何もつけずにそのまま味わうことが推奨されています。市場でほとんど見られない未味付けの状態だからこそ、素材の質感や旨味を直接感じることができます。

北海道白糠町の「シラリカいくら」と「北海道 椒房庵」が初コラボ 画像 4

特製昆布たれの構成と漬け込みの提案

特製昆布たれは、日高昆布、棹前昆布、かつおを合わせた出汁をベースとしており、北海道 椒房庵の長年の味づくりの知見が注ぎ込まれています。いくらの濃厚な旨味と昆布とかつおの優しい出汁が調和するよう設計されている点が特徴です。

商品の食べ方としては、まず生のままのいくらを味わい、その後に付属の特製昆布たれ(70g)で自宅で漬け込み「いくら漬け」を作ることが推奨されています。漬けるタイミングは食べる前日に行うことで、できたての繊細な風味を損なわずに楽しめます。

  • 使用時期:9〜10月に水揚げされた完熟いくらを厳選
  • 製造:広洋水産(白糠町) — 取り出しから30分以内に凍結
  • たれの主原料:日高昆布、棹前昆布、かつおだし
北海道白糠町の「シラリカいくら」と「北海道 椒房庵」が初コラボ 画像 5

商品概要・申込方法・関係者のコメント

商品名は『特製昆布たれで漬け込む完熟いくら』。セット内容は「シラリカいくら(生) 250g」と「特製昆布たれ70g」です。白糠町のふるさと納税返礼品として受け付けており、申込ページは白糠町のふるさと納税サイト(楽天ページ)にて公開されています。

申込先URLは以下の通りです。商品の申込・購入はこのページから行えます。
https://item.rakuten.co.jp/f016683-shiranuka/016683-1624/

関係者からのコメント要旨

株式会社久原本家 北海道(北海道 椒房庵)社長執行役員の田淵裕教氏は、本コラボレーションに対して「白糠町の皆さまとともに『シラリカいくら』という素晴らしい素材を生かした商品づくりができたことを光栄に思う」と述べています。同グループは30年以上にわたって北海道食材を商品に使用してきた実績があり、2022年に北海道に工場を設立したことや、北海道の食文化を広めていく意図が語られています。

広洋水産(製造)営業部 部長の工藤啓介氏は、今回のコラボを通じて「徹底的に鮮度・品質にこだわったいくら」と「北海道 椒房庵の特製出汁」との組み合わせにより、素材の良さを最大限に引き出した商品が実現したと述べています。白糠の海の恵みや職人の想いを詰めた限定品である点も強調されています。

企業・団体の情報

本件を取りまとめた株式会社イミューは、地域資源のブランド化による産業創出をコンセプトに事業を展開しています。2021年4月設立、所在地は東京都品川区西五反田3-15-8 Biz-Field目黒 3F、代表取締役は黒田康平です。事業はふるさと納税支援、ブランド開発、商品開発など多岐にわたります。

株式会社シラリカは株式会社イミューの100%出資子会社で、北海道白糠町に拠点を置き2023年9月に設立されました。所在地は北海道白糠町庶路2丁目4-31。イミューは2022年にふるさと納税向け継続寄付可視化システム「ふるさとリピートマップ」を提供開始(特許出願中)し、2025年2月にはインターローカルマガジン『HERES』を創刊しています。

株式会社イミュー
所在地:東京都品川区西五反田3-15-8 Biz-Field目黒 3F
代表者
黒田 康平
設立
2021年4月
子会社:株式会社シラリカ
所在地:北海道白糠町庶路2丁目4-31/設立:2023年9月

商品要点の整理と主要リンク

以下に、本記事で扱った商品・プロジェクトの主要事項を表形式で整理します。商品の仕様、申込開始日、製造や関係者情報をまとめて確認できます。

表の後には、今回の取り組みが示すポイントを簡潔にまとめ、記事を終えます。

項目 内容
商品名 特製昆布たれで漬け込む完熟いくら
セット内容 シラリカいくら(生) 250g、特製昆布たれ70g
受付開始日(ふるさと納税) 2025年11月21日(金)
プレスリリース発表日 2025年11月25日 13:00(株式会社イミュー発表)
製造 広洋水産(白糠町) — 鮮度保持のため洗浄後30分以内に凍結
特製たれの主原料 日高昆布、棹前昆布、かつお(北海道 椒房庵による調合)
推奨の食べ方 まず生のまま味わい、次に特製たれで前日に漬けることで自家製いくら漬けを楽しむ
申込ページ https://item.rakuten.co.jp/f016683-shiranuka/016683-1624/
プロジェクト運営 シラリカブランドプロジェクト実行委員会(株式会社イミュー、playknot、Right Design、白糠町)

本件は、地域の一次産業と企業のブランド力が組み合わさることで生まれた商品であり、素材の価値を引き出す工程設計や、地域発信に向けた組織運営が両立しています。申込は白糠町のふるさと納税サイトを通じて受け付けられていますので、詳細は掲載の申込ページで確認することができます。

参考リンク: