二見書房、12月開始予定『まんが日本昔ばなし』を定期配信へ

まんが日本昔ばなし定期配信

開催日:12月1日

まんが日本昔ばなし定期配信
マクドナルドがなんで昔ばなしの表紙を使ったの?
マクドナルドは「ストリートバーガーズ&チキチキン」キャンペーンの演出で、ストリートファイター風に昔話をもじる投稿をして注目を集める目的で二見書房刊の表紙画像を使用したと確認されています。二見書房は使用を受けて対応と配信方針を発表しています。
二見書房の電子配信はいつから始まるの?
定期配信は2025年12月開始予定です。既に『桃太郎』『鶴の恩返し』は2025年9月、『かちかち山』『かぐや姫』は2025年10月に配信済みで、以降ラインナップを順次配信していきます。

マクドナルド公式Xで『まんが日本昔ばなし』の表紙が用いられた経緯と現状

2025年11月26日付で、株式会社二見書房が発表したプレスリリースによれば、マクドナルド公式のX(旧Twitter)アカウントが「マクドナルド ストリートバーガーズ&チキチキン×日本昔ばなし」の投稿において、二見書房刊『まんが日本昔ばなし』(©愛企画センター)のカバー画像を使用しました。投稿では、昔話の主人公名をストリートファイターのキャラクター・ベガをもじった表現に変更するなどの演出が行われています。

同リリースは株式会社二見書房より2025年11月26日 09時00分に発信されています。あわせて「ストリートバーガーズおよびチキチキンは現在販売しておりません」との注意書きが明示されています。

今話題沸騰のマクドナルド公式Xによる「マクドナルド ストリートバーガーズ&チキチキン×日本昔ばなし」で、『まんが日本昔ばなし』(二見書房刊 ©愛企画センター)のカバー画像が使用されました。 画像 2

マクドナルド側の投稿内容

マクドナルド公式Xの投稿では、伝統的な昔話のタイトルや登場人物(例:桃太郎、鶴の恩返し、かちかち山、かぐや姫)を、ストリートファイターの人気キャラクターを意識した表現に差し替える形で紹介しています。具体的には「ベガ太郎」「ベガの恩返し」「ベガベガ山」「かぐやベガ」といったタイトル表記が用いられ、投稿内でのアレンジはCAPCOMの著作権表示(©︎CAPCOM)も記載される形になっています。

この投稿を受け、二見書房側は自社の既刊タイトルの利用と関連して、今後の電子配信方針を含めた情報を公開しました。なお、マクドナルドが使用したカバー画像については、二見書房刊行の『まんが日本昔ばなし』の表紙が用いられていることが確認されています。

今話題沸騰のマクドナルド公式Xによる「マクドナルド ストリートバーガーズ&チキチキン×日本昔ばなし」で、『まんが日本昔ばなし』(二見書房刊 ©愛企画センター)のカバー画像が使用されました。 画像 3

現在配信中の作品と配信スケジュール

二見書房は『まんが日本昔ばなし』シリーズの一部を電子書籍として配信しています。プレスリリースで明示された配信状況と日程は以下のとおりです。

既に配信されている作品と配信予定は、タイトルごとに配信月が明記されています。配信プラットフォームとしてはKindleなど各電子書店が想定されています。

  • 桃太郎 — 2025年9月配信(『桃太郎 まんが日本昔ばなし』 ©愛企画センター)
  • 鶴の恩返し — 2025年9月配信(『鶴の恩返し まんが日本昔ばなし』 ©愛企画センター)
  • かちかち山 — 2025年10月配信(『かちかち山 まんが日本昔ばなし』 ©愛企画センター)
  • かぐや姫 — 2025年10月配信(『かぐや姫 まんが日本昔ばなし』 ©愛企画センター)
今話題沸騰のマクドナルド公式Xによる「マクドナルド ストリートバーガーズ&チキチキン×日本昔ばなし」で、『まんが日本昔ばなし』(二見書房刊 ©愛企画センター)のカバー画像が使用されました。 画像 4

各作品の解説(原文の要旨)

それぞれの作品には解説文が付されています。『桃太郎』では吉備の国(岡山地方)に伝わる伝説として、鬼退治の物語的側面や犬・猿・キジという動物の役割、吉備だんごの由来に触れています。

『鶴の恩返し』の解説では情景描写の美しさ、鶴と人の関わり、佐渡島の民話的背景や民話劇『夕鶴』への派生を記述しています。『かちかち山』は地方伝承と残酷性を併せ持つ物語としての特徴を述べ、『かぐや姫』では竹生まれの物語と月の世界に帰るエピソード、不老長寿の薬をめぐる結末が説明されています。

今話題沸騰のマクドナルド公式Xによる「マクドナルド ストリートバーガーズ&チキチキン×日本昔ばなし」で、『まんが日本昔ばなし』(二見書房刊 ©愛企画センター)のカバー画像が使用されました。 画像 5

二見書房の定期配信計画と対象タイトル

プレスリリースでは、マクドナルドの投稿をきっかけに『まんが日本昔ばなし』への注目が高まったことを受け、二見書房が『まんが日本昔ばなし』の定期配信を決定したと記されています。定期配信は2025年12月開始予定で、シリーズの幅を広げて配信が行われます。

配信対象として挙げられているタイトルは、有名な昔話から知る人ぞ知る話まで多岐にわたります。配信ラインナップは以下の通りです。

  1. 金太郎
  2. 浦島太郎
  3. さるかに合戦
  4. 一寸法師
  5. 三年寝太郎
  6. 汗かき鉄砲

これらは2025年12月以降、順次配信される予定であることがプレスリリースに明示されています。配信媒体については従来通り電子書店(Kindle等)での配信が想定されています。

今話題沸騰のマクドナルド公式Xによる「マクドナルド ストリートバーガーズ&チキチキン×日本昔ばなし」で、『まんが日本昔ばなし』(二見書房刊 ©愛企画センター)のカバー画像が使用されました。 画像 6

権利表示、関連企業、連絡先情報

プレスリリース本文中では、作品の著作表示や関連アカウントが明示されています。『まんが日本昔ばなし』の原著・画面写真等に関する著作権は©愛企画センターであり、ストリートファイター由来の表現については©︎CAPCOMの表記が確認できます。

また、二見書房の公式ウェブサイトおよび公式SNSアカウントも公開されています。連絡や追加情報の確認は以下のリンクから可能です。

加えて、商品販売に関する注意として、プレスリリース冒頭にある通り「ストリートバーガーズおよびチキチキンは現在販売しておりません」との公式表記があります。展開するキャンペーンの内容や販売状況については、各企業の公式アカウントおよび公式サイトを参照する必要があります。

今話題沸騰のマクドナルド公式Xによる「マクドナルド ストリートバーガーズ&チキチキン×日本昔ばなし」で、『まんが日本昔ばなし』(二見書房刊 ©愛企画センター)のカバー画像が使用されました。 画像 7

主要情報の整理(表形式)

以下の表に、本プレスリリースで示された主要事項を整理します。表は配信作品、配信時期、関連表記、注意事項などを明確にまとめたものです。

項目 内容
発表者 株式会社二見書房(リリース日: 2025年11月26日 09:00)
発表内容 マクドナルド公式X投稿で『まんが日本昔ばなし』のカバー画像が使用されたこと、及び二見書房の定期電子配信決定
マクドナルド投稿の特徴 昔話タイトルのベガ(ストリートファイター由来)風アレンジ表記(例: ベガ太郎等)、©︎CAPCOM表記あり
既配信作品 桃太郎(2025年9月配信)、鶴の恩返し(2025年9月配信)、かちかち山(2025年10月配信)、かぐや姫(2025年10月配信)
定期配信開始 2025年12月開始予定(ラインナップ例: 金太郎、浦島太郎、さるかに合戦、一寸法師、三年寝太郎、汗かき鉄砲)
注意事項 ストリートバーガーズおよびチキチキンは現在販売していないと明記
関連リンク 公式サイト: https://www.futami.co.jp/ / 公式X: https://twitter.com/Futami_Official / Instagram: https://www.instagram.com/futamishobo/
著作権表示 まんが日本昔ばなし ©愛企画センター、ストリートファイター関連表記 ©︎CAPCOM

以上がプレスリリースに記載された主要情報の整理です。二見書房は既刊の電子配信を進めつつ、2025年12月からの定期配信でラインナップを拡大する計画を示しており、マクドナルド公式Xでの表紙使用やキャラクター表記の一部には外部著作権表記が付されている点が明記されています。

参考リンク: