12月3日発売 無印良品でdari Kのライム発酵チョコ4種登場
ベストカレンダー編集部
2025年11月26日 13:15
ライム発酵チョコ発売
開催日:12月3日
ライムを発酵に用いた新しい柑橘フレーバー──無印良品で季節限定発売
Dari K株式会社(本社:京都府京都市北区、代表:小久保良輔)は、株式会社良品計画(本社:東京都文京区、代表取締役社長:清水智)と協業し、2025年12月3日(水)から、ライムを発酵工程に取り入れたカカオを使用するチョコレートを、全国の無印良品の一部店舗で順次発売します。
今回のシリーズは、dari K独自の発酵技術を生かした商品群で、レーズントリュフ、チョコレートアイス、ボタン型チョコ、チョコがけカシューナッツの全4品がラインナップされます。使われるカカオはインドネシア・スラウェシ島産で、発酵の際にライムを投入することで、果汁や香料を加えずにカカオそのものから自然な柑橘の酸味と爽やかな風味が引き出されています。
ライム発酵カカオとは
カカオは収穫後に果肉とともに数日間発酵させる工程を経ることで、焙煎後に豊かなアロマが生まれる「発酵食品」に分類されます。dari Kが用いる「ライム発酵カカオ」は、その発酵工程にライムを加えることで、カカオ自体に柑橘の香りと酸味が付与される点が特徴です。
ライムを一つ一つカットして発酵桶に加える作業や、発酵に使用するライムの選定など、原料の一次処理から関与することで、カカオ本来のフルーティーな酸味を製品に反映させています。
商品ラインナップと詳細スペック
発売される4品はそれぞれ特徴を持ち、味わいの訴求点や内容量、価格も明確に設定されています。商品はすべて季節限定の扱いです。
以下に商品情報を詳しくまとめます。
- ライム発酵のカカオを生かした レーズントリュフ
- 内容量:40g、税込価格:550円。柑橘の爽やかな香りのチョコレートと果実そのままの風味を残したレーズンを組み合わせ、なめらかな口どけを目指したトリュフです。
- ライム発酵のカカオを生かしたアイス チョコレート
- 内容量:90ml、税込価格:350円。ライムのフルーティーな香りと口どけのよいチョコレートアイスの組み合わせを楽しめる商品です。
- ライム発酵のカカオを生かした チョコレート
- 内容量:40g、税込価格:490円。ボタン型のチョコレートで、爽やかな香りとなめらかな口どけが特長です。
- ライム発酵のカカオを生かした チョコがけカシューナッツ
- 内容量:40g、税込価格:550円。ローストしたカシューナッツの香ばしさと柑橘の香りのバランスを意図した商品です。
- 発売開始日:2025年12月3日(水)より順次、全国の無印良品の一部店舗で取り扱い。
- 原料:インドネシア・スラウェシ島産のカカオを使用。
- 販売形態:店頭販売(一部店舗では限定展開)。
開発背景と生産者への取り組み
dari Kは京都を拠点とするチョコレートブランドである一方、インドネシア・スラウェシ島に生産拠点を持ち、カカオの栽培から発酵まで関与する原料メーカーとして活動しています。農家からカカオを買い取り、生産者の手取り収入を増やす仕組みづくりや栽培指導を行うことで、品質と収穫量の向上を支援しています。
また、カカオをバナナなど他の作物と混植するアグロフォレストリーを実践し、生物多様性の保全に資する持続的な生産体制を目指しています。今回のライム発酵カカオの活用は、そうした生産地に根ざした取り組みと連動した商品化の一例です。
無印良品での展示・体験イベントとワークショップ
発売に合わせ、無印良品側では『無印良品 チョコレート展 2025』を実施します。会場には50種のチョコレートが集められ、来場者が「香り」と「音」を手がかりに自分に合ったチョコレートを見つけられる体験型の展示になります。
展示では未発売チョコレートの限定試食、店舗で使えるチョコレート菓子限定クーポンの配布、SNS投稿を条件としたオリジナルチョコステッカーのプレゼントなども予定されています。特設ページのURLは次の通りです:
https://www.muji.com/jp/ja/special-feature/food/sweets/chocolate/
東京有明でのライム発酵ワークショップ
さらに「無印良品 東京有明」では、ライム発酵に関するワークショップを開催します。ワークショップでは、ライム発酵のカカオを使ったチョコレートの食べ比べ、カカオ豆からチョコレートになる過程の解説、カカオ産地の現状についての説明が行われます。生産背景を知りながら味わう設計です。
開催詳細は以下の通りです。日時は2025年12月6日(土)で、①11:30〜12:30、②14:30〜15:30の2回実施。各回20名までの予約制です。申し込みはワークショップページより受け付けています:
https://www.muji.com/jp/ja/event/event_detail/?selectEventId=19024
企業情報と協業の意義
今回の協業は、良品計画が掲げる「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指す姿勢と、dari Kの持続可能なカカオ生産への取り組みが合致したことが背景にあります。良品計画は商品企画・開発から流通・販売まで手掛ける製造小売企業で、素材の選択や工程の点検、包装の簡略化といった視点で簡素で品質の高い商品を提供してきました。
dari Kは「つくる人、たべる人、くらしと自然。みんなが笑顔になれるAll-win Chocolate」をコンセプトに掲げ、農家とともに品質を高めたカカオを適正価格で取引し、持続的な取り組みを進めています。2025年1月に発売した3商品は想定を上回る販売実績を記録しており、その反響を受け今回のラインナップ拡充に至りました。
- 株式会社 良品計画
- 代表:清水智
住所:東京都文京区後楽2-5-1
設立:1989年
ホームページ:https://www.ryohin-keikaku.jp/ - dari K(Dari K株式会社)
- 代表:小久保良輔
住所:〒603-8205 京都府京都市北区紫竹西高縄町72-2(本社)
設立:2011年
ホームページ:https://www.dari-k.com
両社の協業は、商品としての魅力だけでなく、原料調達や生産地の状況を伝える取り組みを通じて、消費者の選択に持続可能性を組み込む試みでもあります。ライム発酵という工程を主題にすることで、カカオの香味を科学的かつ感覚的に伝える狙いがあります。
展示・ワークショップ参加のポイント
展示やワークショップでは、味覚のみならず嗅覚や聴覚を使った体験型の仕掛けが用意され、来場者は自分に合うチョコレートを見つけることができます。限定試食やクーポン、ステッカーといった配布物の情報も公表されています。
特にワークショップは定員が限られているため、参加希望者は事前に案内ページで申し込み状況を確認のうえ予約する必要があります。申し込みページは上記リンクで案内されています。
本文のまとめ(要点整理)
以下の表は、本記事で触れた主要な情報を整理したものです。発売日や商品名、内容量、価格、イベント日程、関連リンク、企業情報などを網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売開始日 | 2025年12月3日(水)より順次、無印良品の一部店舗で発売 |
| 商品(4品) |
|
| 原料産地 | インドネシア・スラウェシ島(ライム発酵カカオ) |
| 展示イベント | 『無印良品 チョコレート展 2025』。特設ページ:https://www.muji.com/jp/ja/special-feature/food/sweets/chocolate/ |
| ワークショップ | 会場:無印良品 東京有明。日時:2025年12月6日(土)①11:30〜12:30、②14:30〜15:30(各回20名、予約制)。申込:https://www.muji.com/jp/ja/event/event_detail/?selectEventId=19024 |
| 協業会社 | 株式会社良品計画(代表:清水智)・Dari K株式会社(代表:小久保良輔) |
| 関連リンク | 無印良品 チョコレート特設ページ、dari K、良品計画 |
以上が本リリースに基づく商品の概要とイベント情報、企業の取り組み内容の整理です。ライム発酵という工程を軸に、生産地での取り組みから商品設計、店頭での体験までを一貫して伝える構成になっています。
参考リンク: