12月1日発売『らしさは、カルチャーになる。』働き方実践録

らしさはカルチャー発売

開催日:12月1日

らしさはカルチャー発売
この本ってどんな内容?
エイトシークエンス代表・小山友一が、自身の実践と2万人の転職支援経験をもとに“らしさ”を軸にした組織設計、対話やリフレクション型1on1、評価見直しなど具体的施策と失敗も含めて綴った実践的経営ドキュメントです。
誰に向いてる本なの?
経営者・人事・チームリーダーやパーパス経営を志す起業家、Z世代対応を考える組織設計者に特に有用。実務で使える手法と落とし穴が具体的に示され、働き方やキャリアを見直したい個人にも示唆が多い一冊です。

「らしさ」を軸に組織をつくる——新しい働き方を問い直す一冊

株式会社ブックダムは、株式会社エイトシークエンス代表の小山友一氏による新刊、『らしさは、カルチャーになる。』を2025年12月01日(月)に発売すると発表しました(リリース発表日:2025年11月26日 11時07分)。本書は、2万人の転職支援に向き合ってきた小山氏が、自身の違和感を出発点にして“らしさ”を中核に据えた経営とカルチャー設計を実践的に記録したリアルドキュメントです。

著者は、従来の分業制・数値主義・上意下達型の組織に代わる新しい働き方を模索し、現場での対話・共体験・リフレクション型1on1・評価制度の見直しといった具体的な取り組みを成功も失敗も含めて開示しています。組織やチームで働くすべての人に向けて“働く意味”を静かに問い直す構成になっており、経営論に留まらない“生き方”としての記録がまとめられています。

【新刊】『らしさは、カルチャーになる。』12/01発売 画像 2

本書が提示するポイント

以下は、本書が提示する主なポイントです。小山氏の経験と実践が反映された視点が並びます。

  • “らしさ”を企業文化の中核に据える新しい経営観の提示
  • 成果主義からカルチャー主義への転換を描くドキュメント
  • 成功だけでなく失敗談も含めた異色の経営書
  • 普通なら隠したくなる挫折をあえて公開している点
  • 働くを「暮らす」に、組織を「まち」として捉える発想
  • 企業を共同体=「まち」として設計する独自の経営モデル
  • Z世代やパーパス経営を志す起業家への示唆
  • 2万人の転職支援を経て導き出した、働く人の幸福の条件
  • キャリア・人材・幸福の交点に立つリアルな知見
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現場で行われたカルチャー設計の具体的な取り組み

本書は単なる理論書ではなく、エイトシークエンスにおける具体的な施策とその効果・課題を細やかに記述しています。メンバー同士の対話、共体験、リフレクション型1on1、評価制度の見直し、一人一コーチ体制など、多面的なアプローチが紹介されています。

書中では「モチベーションは会社が上げるものではない」「出る杭を叩かず育てる」「心理的安全性は仕組みより関係性でつくる」といった主張が示され、実務での具体的な運用方法や直面した壁とその乗り越え方が赤裸々に語られます。読者は実践的なヒントとともに、組織運営における落とし穴も学べます。

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ルールとカルチャー——小山氏の考え

小山氏は、ルールに依存する管理からの脱却を重視しています。書中の引用では次のように説明しています。

「ルールを決めると、その枠の中でしか動けなくなり、メンバーの思考が狭まってしまいます。結果として、その人らしさや組織の個性が発揮されにくくなるのです。一方で、カルチャーを軸に判断すると決めれば、メンバーは自ら考え、行動の幅を広げられる。〝らしさ〟を全開にして働けるようになります。」

この考え方は、組織の自律性を促すとともに、個人の創造性を引き出す環境づくりの基盤となっています。ルールは最低限にとどめ、判断の軸としてのカルチャーを共有していくことが中心的なテーマです。

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「まち」としての組織設計

エイトシークエンスはミッションとして「人の心を言葉にし、自分で自分をしあわせにできる社会をつくる」を掲げています。小山氏はビジョンをあえて抽象度高く設定する意図について、具体的なビジョンを会社が一方的に定めるのではなく、メンバー一人ひとりの動機から自然に生まれるものと捉えています。

そのため、組織を「まち」として設計し、多様な動機から生まれるビジョンの多様性を豊かさと見なす立場をとります。多様性を尊重することで、個々の「らしさ」が組織のカルチャーとして育つ土壌ができると説かれています。

章立てと実践の詳細――目次で読み解く内容構成

本書の目次は、序章から第5章、そしておわりにまで整理され、各章は実践的なテーマに沿って構成されています。以下に目次の見出しを再掲しながら、各章が扱うテーマを補足します。

目次は、はじめに、序章、そして第1章から第5章までとおわりに分かれています。章ごとに事例やメンバーインタビューが挿入され、理論だけでなく現場の声が豊富に含まれる構成です。

はじめに
“らしさ”が人と組織を輝かせることの導入。
序章
なぜ“らしさ”を追求する会社が生まれたのか、背景とパーパスの提示。
第1章
エイトシークエンスが追い求める“らしさ”とは何かを定義し、内省やメンバーの声を通じて概念を深めます。
第2章
“自分らしさ”を知るための手法やツール(「らしさMeets」など)、一人一コーチの取り組みを含む実践が説明されます。
第3章
“らしさ”が発揮できるチームマネジメントの方法論。ルールではなくカルチャーを軸にしたマネジメントの難しさと工夫を記述。
第4章
チームコミュニケーションの設計。対話・共体験・まちづくり会議・リフレクション型1on1などの進め方とその効果。
第5章
“らしさ”を持続させるモチベーションマネジメント。評価制度づくりや8原則などの実務的な設計。
おわりに
“らしさ”と“社会的責任”の共存についての総括。

章中ではメンバーインタビューが随所に挿入され、具体的な会議の運用やフィードバックの在り方など、実務上の設計が丁寧に紹介されます。管理職不在でも仕事が回る仕組み、プロジェクト管理の実務、細かい目標管理を行わない理由など、実際の運用に即した記述が豊富です。

書籍情報と著者プロフィール

以下は本書の刊行に関する基本情報です。価格、体裁、ISBN、発行元・発売元などの詳細を含みます。

書名 らしさは、カルチャーになる。
著者 小山 友一(こやま・ゆういち)
定価 1,760円(税込)
体裁 四六版、262ページ
ISBN 978491116006
発行所 株式会社ブックダム
発売元 日販アイ・ピー・エス株式会社
発売日 2025年12月01日

著者プロフィール:

小山友一氏は大阪大学工学部卒業後、東証一部上場の通信販売企業で経営企画として新規事業推進に従事。大手リクルーティングファームでは幅広い業界の経営幹部人材提案やマーケット創造に携わりました。2011年6月にエイトシークエンスを設立し、「しあわせに生きる世界の探求」を掲げて活動しています。組織のメンバー一人ひとりが自然体で暮らし『今の自分が“幸せ”と実感できる組織』の実現を目指すことを信条としています。

発表元である株式会社ブックダム(本社:東京都豊島区、代表取締役:菊池奈起)は、今回の刊行を通じて経営・組織論の新たな視点を広く提示します。プレスリリース素材や関連画像はダウンロード可能とされています(詳細は出版社のページ)。

関連情報の整理と要点まとめ

本章では、記事内で紹介した主要情報を簡潔な表にまとめて整理します。発売日、価格、著者、出版社、主なテーマ、対象読者、関連リンクなどを一覧化しました。

項目 内容
書名 らしさは、カルチャーになる。
著者 小山 友一(株式会社エイトシークエンス代表)
発売日 2025年12月01日(発売発表:2025年11月26日 11:07)
定価 1,760円(税込)
体裁・ページ 四六版、262ページ
ISBN 978491116006
発行所 株式会社ブックダム
発売元 日販アイ・ピー・エス株式会社
主なテーマ “らしさ”を軸にしたカルチャー設計・チームマネジメント・モチベーションマネジメント
特徴 実践記録(成功と失敗の両面)、メンバーインタビュー、具体的な会議・1on1・評価設計の記述
対象読者 組織運営に関わる人、Z世代への働き方、パーパス経営を志す起業家、組織デザインに関心のある人
関連リンク https://bookdam.co.jp/works/17/

本稿では、発表されたプレスリリースのすべての情報を具体的に紹介しました。書籍は組織やチームのあり方を再考する材料を多く含んでおり、ルール中心ではなくカルチャーを軸にしたマネジメントに関心のある読者に向けた実践的な指針が整理されています。

プレスリリース本体には、刊行に関する画像やダウンロード可能な素材の案内、キーワード(らしさはカルチャーになる、小山友一、新刊情報、経営哲学、人材育成、組織、キャリア)やカテゴリ(雑誌・本・出版物、商品サービス)が明記されています。詳細は出版社の該当ページをご確認ください。

参考リンク: