11月29・30日 舞鶴で全国55店のコーヒー＆チョコ祭

京都・舞鶴で広がるコーヒーとチョコレートの祭典――開催の意義と背景

KYOTOコーヒー・チョコレートフェスティバル実行委員会は、2025年11月29日（土）・30日（日）に京都府舞鶴市の舞鶴赤れんがパーク5号棟で「KYOTO コーヒー・チョコレートフェスティバル 2025 Autumn」を開催します。開催時間は両日とも10:00から16:00で、雨天決行です。

本フェスティバルはハンドドリップコーヒー、クラフトチョコレート、こだわりのスイーツを主題とする展示即売と体験の場です。プレスリリースの表題では「前回1万4千人を集客」とされ、これまでに延べ来場者数は約2万4千人にのぼると報告されています。先月（10月18日・19日）には初の京都市内会場「京都市勧業館みやこめっせ」で開催し、2日間で約1万人が来場しました。

イベントは単なる物販の場に留まらず、出店するロースターやショコラトリー、スイーツ店と直接交流できる点が特徴です。来場者はトップレベルのバリスタのコーヒーや国際コンクール受賞歴のあるBean to bar チョコレートを味わい、作り手の技術や考え方に触れることができます。

出店者の顔ぶれ ― 全国55店舗が一堂に

本年度は北海道から沖縄まで、全国各地から厳選された合計55店舗が参加します。出店の背景には、実行委員長が機械メーカーとしての顔を持ち、業界研究や広いネットワークを活かして全国の名だたるショップの賛同を得たことが挙げられます。出店者側からは京都府北部の歓迎ぶりや説明に対する真摯な姿勢が評価されています。

以下に、出店カテゴリーごとに出店者を具体的に列挙します。会期の両日で出店する店舗のほか、一部に出店日が指定されている店舗も明示します。

ハンドドリップコーヒー（coffee）

日本各地のロースターが集まり、ハンドドリップで淹れる一杯を提供します。個々の焙煎・抽出に対するこだわりを比較しながら楽しめる構成です。

• SOW COFFEE ROASTERS（東京都港区）
• Niksen（群馬県高崎市）
• High-Five COFFEE STAND（長野県松本市）
• Nimrod coffee（愛知県名古屋市）
• COFFEE ROASTERY 101（愛知県一宮市）
• reimeiCOFFEE（三重県津市）
• 焙煎工房コペ（三重県名張市）
• Coffee Holic Roaster（滋賀県彦根市）
• Manakope Coffee Roastery（滋賀県草津市）
• YOSANO ROASTER KYOTO（京都府与謝野町）
• しずく舎（京都府南丹市）
• Synapse Roastery AYABE（京都府綾部市）
• 自家焙煎珈琲豆 牧野珈琲（京都府京都市）
• MILESTONE COFFEE（和歌山県和歌山市）
• nocri coffee roaster（大阪府大阪市）
• アラインコーヒーロースター（兵庫県姫路市）
• kohaku coffee（滋賀県長浜市） （29日）
• COFFEE BASE NAGAHAMA（滋賀県長浜市） （29日）
• cafe marvel（滋賀県大津市） （30日）
• 光田珈琲焙煎店（京都府舞鶴市） （30日）
• ハレとケ珈琲（徳島県三好市）
• 喫茶寄（沖縄県沖縄市）

Bean to Bar チョコレート（chocolate）

カカオの個性を生かすBean to barスタイルのショコラトリーや、クラフトチョコレートを手掛ける職人が出店します。国際的な受賞歴を持つブランドも含まれます。

• SourireChocolat（北海道函館市）
• わたし、ローチョコレート（青森県青森市）
• ママノチョコレート（東京都港区）
• くにおかチョコレート（千葉県市原市）
• dari K（東京都千代田区）
• RICO KAGURAZAKA（東京都新宿区）
• FILFIL（石川県金沢市）
• AFTERGLOW CHOCOLATE（福井県敦賀市）
• Humming Bird BEAN to BAR Chocolate TOYAMA（富山県富山市）
• YOSANO ROASTER KYOTO（京都府与謝野町）
• CHOCOLATERIE&CAFE C′EST LA VIE（滋賀県草津市）
• CHOCO FOREST（大阪府寝屋川市）
• ICHIJI（兵庫県芦屋市）
• カカオもの（兵庫県神戸市）
• meets chocolate INNOCENTURE（兵庫県神戸市）
• MARU CHOCOLATE FACTORY NAOSHIMA（香川県直島町）
• チョコロンブス（福岡県北九州市）
• GRANDPOIR（佐賀県唐津市）
• HARU CHOCOLATE（大分県中津市）
• kiitos（鹿児島県鹿屋市）
• OKINAWA CACAO（沖縄県大宜味村）
• TATAMI CHOCOLATERIE（沖縄県久米島町）

スイーツ（sweets）

コーヒーやチョコレートと相性のよいスイーツが並びます。米粉を使ったおやつや地域色豊かな洋菓子が出品されます。

• ほのぼのショコラ（鹿児島県北九州市）
• メゾンフルリール（和歌山県紀の川市）
• Notari（愛知県春日井市）
• 京都仁王門（京都府宇治市）
• 米粉のおやつ パッセ（京都府与謝野町）
• シャルム（京都府福知山市） （29日）
• Aalto（京都府与謝野町） （30日）
• SAYOPAN（京都府京丹後市） （30日）

キッチンカー・テント出店

フェスティバル会場では軽食や屋台メニューを提供するキッチンカーやテント出店も予定されています。会場での滞在時間を補完するラインナップです。

• Dan Ranfoodservice（兵庫県養父市）
• サトちゃん納得中華まん（京都府南丹市）
• 幸せの黄金たい焼き（兵庫県出石町）
• 旅するチョコ屋 ちょこれいじ

開催概要、運営体制と注意事項

イベントの主催はKYOTOコーヒーフェスティバル実行委員会。後援団体には京都府、舞鶴市、与謝野町、京都新聞、北近畿経済新聞社が名を連ね、協賛には京都職業能力開発短期大学校、オートプラザ2&4、YOSANO ROASTER KYOTO、小阪金属工業株式会社があります。

入場は無料ですが、各店舗の自家焙煎コーヒーを楽しむにはコーヒーチケットが必要です。チケットは3枚組で1,200円と設定されています。会場は舞鶴赤れんがパーク5号棟（京都府舞鶴市字北吸1039番地の2）で、両日とも10:00～16:00の開催、雨天決行です。なお、開催内容は予告なく変更される場合があります。

実行委員長プロフィール

実行委員長は小西栄二（こにし・えいじ）。京都府与謝野町を拠点に焙煎機ブランド「KYOTO YOSANO ROASTER」を手がける技術者・焙煎士です。金属加工や溶接の分野での高い技術力から京都府の「現代の名工」に選出された実績があります。

職歴・技術

自ら開発した遠赤外線焙煎機を使い、コーヒーとチョコレートの風味を引き出す製品づくりを行う技術者かつ焙煎士。

受賞歴

クラフトチョコレート分野では「インターナショナル・チョコレートアワード」銀賞を受賞。味覚と技術の両面で評価を受けている。

役割

フェスティバル主宰者として、京都から香りとものづくりの文化を発信するための運営・出店調整を行っている。

詳細情報および最新の出店情報、当日のステージやワークショップなどの追加情報は公式サイトで告知されます。公式サイトのURLは次のとおりです。

https://kyotocoffeefestival.com/

プレスリリース素材として会場や出店者の画像ファイルがダウンロード可能と案内されています。報道・取材にあたっては主催者側の提供する素材をご確認ください。

要点の整理（開催情報表）

以下の表は本記事で触れた主な情報を整理したものです。日時、会場、入場・チケット情報、出店数とカテゴリ、主催・後援・協賛の一覧などを網羅しています。

本記事ではプレスリリースの内容を網羅的に伝えました。出店者リスト、開催の基本情報、運営体制、実行委員長のプロフィール、チケットや雨天時の対応など、来場の際に必要となる情報を整理しています。最新情報は公式サイトでご確認ください。