浅香豪(Dooox)、鳥取で中1へ行動の大切さを講話

行動し続ける講話

開催日:11月27日

行動し続ける講話
この講話で結局何が学べるの?
浅香氏は「行動し続けること」の重要性を伝え、挫折からの転換例や「特命社長室®」の実務事例を通じて、失敗を恐れず具体的に動くための考え方と日常でできる行動例を示しています。
講師の浅香豪ってどんな人?
株式会社Doooxの営業統括室 室長。横浜高校野球部での挑戦と進路変更の経験を持ち、現在は特命社長室などで正解のない課題に取り組む実務経験を基に、若者へ行動の大切さを伝える講師です。

「行動し続けること」が刻まれた45分──中学1年生へ向けた具体的なメッセージ

2025年11月27日(木)、株式会社Doooxの営業統括室 室長である浅香 豪氏が、鳥取大学附属中学校(鳥取県鳥取市)で実施されたキャリア教育プログラム「キャリアメッセージ2025」に登壇し、中学1年生24名を対象に講話を行いました。講話のテーマは「行動し続けることの大切さ」です。冒頭では浅香氏自身の進路変更の経験が語られ、挫折を経て新たなフィールドへ踏み出した経緯が、生徒たちに向けてわかりやすく示されました。

講話は単なる職業紹介にとどまらず、日常の小さな選択や失敗を繰り返す中でどう行動していくかという視点に重きが置かれました。生徒たちは熱心にメモを取る姿が見られ、講師と聴衆の間で具体的な問いかけと応答が交わされる形式で進行しました。会場では、指示を待つのではなく自ら課題を発見し解決策を試みる姿勢を育むことの重要性が、浅香氏の体験談と業務の事例とともに提示されました。

鳥取大学附属中学校、1年生に向けたキャリア教育「キャリアメッセージ2025」にて講話を実施。 画像 2

講話の核となったメッセージ

浅香氏は、学生時代の挫折や現在従事している「特命社長室®」という仕事の実例を通じて、「正解がない課題に向き合うときに必要な行動力」と「行動を続けることの価値」を強調しました。失敗を恐れず挑戦し続けることでしか得られない学びや成長があるという点が、講話の繰り返し示された主旨です。

このメッセージは、将来の夢が既にはっきりしている生徒にも、まだ見つかっていない生徒にも共通する指針として提示され、抽象論に偏らない具体例の多用により理解しやすく構成されていました。

鳥取大学附属中学校、1年生に向けたキャリア教育「キャリアメッセージ2025」にて講話を実施。 画像 3

なぜ今回の講話が実施されたのか — 学校側の要請と企業の考え

鳥取大学附属中学校はキャリア教育の一環として、社会で活躍する人物から「仕事・職業・生き方」を学ぶ機会として「キャリアメッセージ2025」を開催しています。今回の講師派遣の依頼では、職業選択の経緯や業務の適性といった実務的内容に加え、次世代育成の観点から「自ら考え問題に積極的に取り組み解決していく気持ちや行動力の重要性」についての講話が求められました。

この要請は、株式会社Doooxが掲げる企業理念と一致しており、地域の未来を担う生徒たちに対する教育的責任を果たす観点から、同社は登壇を決定しました。企業側は地域社会との連携を重視しており、単発の講話に留まらない中長期的な関与を視野に入れています。

鳥取大学附属中学校、1年生に向けたキャリア教育「キャリアメッセージ2025」にて講話を実施。 画像 4

学校からの具体的な要望

  • 職業選択の経緯や業務の適性に関する実務的な話
  • 自身で考え行動する姿勢の重要性に関するメッセージ
  • 将来を見据えた若年層の行動指針

これらの要望に対して、浅香氏は自身の体験談と現在の業務での具体事例を織り交ぜることで応えました。学校側の目的と企業の理念が合致した形での実施となっています。

講話の内容詳細と当日の様子

講話は学校側の要請に沿って構成され、浅香氏のキャリア変遷や現在の業務である「特命社長室®」の仕事内容紹介、そして生徒への行動に関する具体的メッセージの3つの柱で進められました。以下に、講話の主なポイントを順を追って整理します。

また、当日は鳥取大学附属中学校の中学1年生24名が参加しました。会場での生徒の反応としては、メモを取りながら集中して聞く姿が多く見られ、質疑応答の時間には具体的な質問も複数寄せられました。

講話の主要項目(詳細)

  1. 学生時代の挫折と進路変更の経緯

    浅香氏は、かつて横浜高校野球部でプロ野球選手を目指していた時期があり、その夢が途絶えた経験を語りました。そこからどのように気持ちを切り替え、ビジネスの世界に進んだのか、そのプロセスを具体的に説明しました。

    「思い通りにいかない時こそ、次の行動を起こす好機である」という言葉が繰り返され、変化の中で行動を選ぶ重要性が示されました。

  2. 仕事のリアル:特命社長室®の事例

    現在の主たる業務である「特命社長室®」の具体的な役割と日々の業務内容を紹介し、正解のない課題に向き合うときの厳しさとやりがいを伝えました。指示を待つのではなく、自ら課題を見つけ解決していく力こそが社会で求められる適性であると説明しました。

    現場での事例を複数示すことで、生徒たちが将来の職業選択にあたって必要となる姿勢を具体的にイメージできるよう配慮された内容でした。

  3. 生徒へのメッセージ:まずは行動すること(Do)

    将来の夢が既に決まっている生徒にも、まだ探している生徒にも共通して大切なのは「行動(Do)し続けること」であると強調しました。失敗を恐れずにトライし続けることでしか得られない経験と学びがある点を、繰り返し強調しました。

    講話の締めくくりは、生徒に対する励ましと実践に繋がる行動指針の提示で、具体的な行動例や日常での取り組み方が示されました。

当日の様子としては、講話中の生徒の集中した姿勢、熱心にメモを取る様子が報告されており、参加者の反応は概ね前向きでした。講話後の質疑応答では、進路選択に関する具体的な質問や日常の心構えに関する質問が寄せられ、浅香氏が実務的な観点から丁寧に応答した場面もありました。

地域連携を見据えた取り組みと企業情報

株式会社Doooxは今回の講話を皮切りに、鳥取市内での拠点開設を契機に地域内での様々な取り組みを進める方針を示しています。同社は「鳥取県 産業パートナーシップ制度」の認定企業であり、地域企業の支援や人材育成、教育支援に積極的に関与する計画です。

同社は企業活動を通じて、ビジネスと教育の両面から持続可能な地域社会の実現に貢献する意向を明示しています。今回の講話はその一環として位置づけられており、今後も教育機関との連携を深める姿勢が示されました。

株式会社Dooox 概要(講話に関連する主要情報)

代表者名
代表取締役 久保寺 亮介
本社所在地
東京都品川区西五反田8丁目4番13号 五反田JPビルディング 2F co-lab 五反田 with JPRE
設立
2021年6月
企業理念
「明日も”自分のドラマ”に熱狂できるセカイを創る〜行動を常識に。挑戦を身近に。〜」
主な事業・サービス
  • 「特命社長室®」:企業の新たな挑戦や緊急ではないが重要な領域を支援するサービス
  • 「街盛PJ」:地域主導の自走可能な地域活性化事業を0から創出する取り組み
公式サイト
https://dooox.co.jp/

また、今回の講話についてのプレスリリースは株式会社Doooxにより2025年11月28日 10時00分に発表されています。学校側の校長名は霜村 典宏氏であり、会場は鳥取大学附属中学校(住所:鳥取県鳥取市湖山町南4丁目101番地)でした。

項目 内容
イベント名 キャリアメッセージ2025
講話日 2025年11月27日(木)
プレスリリース公開日時 2025年11月28日 10:00
開催場所 鳥取大学附属中学校(鳥取県鳥取市湖山町南4丁目101番地)
対象 中学1年生 24名
講師 株式会社Dooox 営業統括室 室長 浅香 豪
講話テーマ 行動し続けることの大切さ
学校校長 霜村 典宏
企業(発表者) 株式会社Dooox(代表取締役 久保寺 亮介)
本社 東京都品川区西五反田8丁目4番13号 五反田JPビルディング 2F co-lab 五反田 with JPRE
設立 2021年6月
公式サイト https://dooox.co.jp/

以上が、鳥取大学附属中学校で行われた「キャリアメッセージ2025」における講話の要点と、その背景にある学校側の要望および株式会社Doooxの考えです。今回の講話は、行動を重視する企業理念と学校の教育方針が一致した事例として位置づけられ、地域との連携を通じて今後も継続的に取り組みが進められる見込みであることが示されました。