サマンサベガ×VARZAR提携 新作&旗艦店で日本展開
ベストカレンダー編集部
2025年11月28日 12:31
VARZAR×サマンサ提携
開催日:8月26日
サマンサタバサジャパンリミテッドとVARZAR、世代をつなぐ韓国発ファッションの協業
2025年11月28日11時に発表されたプレスリリースによると、株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド(代表取締役社長:古屋 幸二、所在地:東京都港区)と韓国のヘッドブランドVARZAR(代表取締役社長:PARK SHIN KYU)は、2025年8月26日(火)にパートナーズシップ契約を締結しました。
締結時の写真には、PARK SHIN KYU(左)と古屋 幸二(右)が並ぶ様子が記されており、両社の協業は正式な合意として確認されています。本記事では契約の背景、共同商品開発の方針、店舗展開計画、そして企業情報を整理してお伝えします。
ブランドとコンセプト――VARZARとSAMANTHAVEGAの出会い
VARZAR(バザール)は、時代やファッションの枠にとらわれず独自のデザインを志向するトータルファッションデザインナーブランドです。ヘッドアクセサリーを中心に展開しつつ、多様なチャレンジを行い成長を続けています。韓国発のブランドであり、現在の韓国ファッションブームのなかで国内外から注目されています。
サマンサタバサ側は『SAMANTHAVEGA(サマンサベガ)』を展開しており、「GIRL, Lady It‘s me 今しかないこの時を自分らしく全力で。サマンサベガと一緒に。」というコンセプトのもと、バッグを中心に若年層へ訴求しています。今回のパートナーズシップは、これら双方の強みを活用して商品企画や店舗展開を行うことを目的としています。
提携の主な目的
提携は、韓国ファッションを日本マーケットへさらに浸透させると同時に、韓国トレンドを取り入れた商品展開を行うことで、主に10代〜20代の若年層をターゲットに獲得することを目的としています。
目的達成のために、共同商品開発とフラッグシップストアの展開という二本柱が計画されており、それぞれの販売チャネルとブランド価値を相互に補完する設計です。
共同商品開発の経緯と今後のラインナップ
両ブランドの最初のコラボレーションは2023年8月に行われ、バッグを中核とするサマンサベガとヘッドアクセサリーを中心とするVARZARが初のコラボアイテムを展開しました。この取り組みを踏まえ、今回のパートナーズシップではさらに継続的な共同開発を行う方針です。
今後は、引き続きバッグとヘッドアクセサリーを中心に商品展開を進める予定であり、両ブランドの特徴を活かした新商品や限定ラインの投入が期待されます。
共同商品の方向性とターゲット
共同商品の方向性は、韓国トレンドを取り入れつつ日本の消費市場に適合させることにあります。具体的には、デザイン性の高いヘッドアクセサリーと、実用性とトレンド性を兼ね備えたバッグの融合が想定されます。
ターゲットは10代~20代の若年層で、SNSやデジタルチャネルを活用したプロモーション、限定コラボやシーズンごとの新作展開を通じて訴求していく計画です。
- 過去のコラボ実績:2023年8月に初回コラボを展開(バッグ中心×ヘッドアクセサリー中心)。
- 今後の展開:バッグとヘッドアクセサリーを中心に継続的な共同商品開発を実施。
- 商品特徴:韓国トレンドを反映したデザイン性と、サマンサベガの持つ国内販売ノウハウの融合。
店舗展開計画と市場戦略
VARZAR×SAMANTHAVEGAのフラッグシップストアを日本国内の各地域に展開する計画が明示されています。フラッグシップストアでは、VARZARの通常商品に加え、サマンサベガとのコラボアイテムを同時に展開する予定です。
フラッグシップストアの設置は、ブランド体験の場として機能させる狙いがあり、地域ごとの消費特性に合わせた展開が想定されます。店舗での販売に加え、オンライン連携による販売促進やプロモーションも重要な施策となる見込みです。
出店の意図とターゲット接点
出店の意図は、リアルなブランド体験を通じて若年層のファンを獲得することにあります。フラッグシップストアでは商品だけでなく、ブランドの世界観を体感できる陳列や演出、実際に手に取れる商品ラインナップを揃えることで、購入促進を図る構えです。
ターゲット接点としては、実店舗での体験に加え、SNSを活用した情報発信やデジタルキャンペーンによってブランド認知を高める計画が予想されます。
- 展開地域
- 日本国内の各地域(具体的な出店地は今後発表予定)。
- 取り扱い商品
- VARZARの通常商品+VARZAR×SAMANTHAVEGAのコラボアイテム。
- 販売チャネル
- フラッグシップストアを核としたリアル店舗およびオンライン連携。
企業情報と今回の契約の要点まとめ
ここではプレスリリースに記載された企業情報と、本契約の主要点を整理します。サマンサタバサジャパンリミテッドは1994年3月10日に設立され、バッグとジュエリーの企画・製造・販売を事業内容としています。代表取締役社長は古屋 幸二氏で、本社は東京都港区に所在します。
VARZARは韓国のヘッドアクセサリーブランドで、代表取締役社長はPARK SHIN KYU氏です。両社は2025年8月26日にパートナーズシップ契約を締結し、共同商品開発とフラッグシップストア展開を中核に据えた協業を開始しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレス発表日 | 2025年11月28日 11:00 |
| 契約締結日 | 2025年8月26日(火) |
| 契約当事者 | 株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド(代表:古屋 幸二)/VARZAR(代表:PARK SHIN KYU) |
| コラボの主軸 | 共同商品開発(バッグ・ヘッドアクセサリー中心)/VARZAR×SAMANTHAVEGAのフラッグシップストア展開 |
| ブランドコンセプト | 『GIRL, Lady It‘s me 今しかないこの時を自分らしく全力で。サマンサベガと一緒に。』 |
| 対象ターゲット | 10代〜20代(韓国トレンドを取り入れた若年層) |
| サマンサ社データ | 商号:株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド/設立:1994年3月10日/事業内容:バッグとジュエリーの企画・製造・販売/URL:https://www.samantha.co.jp/company |
以上の表は、本プレスリリースに示された主要な事実を整理したものです。提携により、韓国トレンドを日本市場に取り入れる試みが具体的な商品と店舗の形で進む点、また若年層を中心とした顧客獲得を狙う戦略が明確である点が確認できます。今後の具体的な出店地や商品ラインナップの詳細については、両社からの追っての発表が想定されますが、本記事では発表済みの全ての情報を網羅して紹介しました。