12月10日開催|MEL COFFEE×KOKEのEthiopia Koke体験
ベストカレンダー編集部
2025年11月28日 14:12
Ethiopia Koke体験
開催日:12月10日
MEL COFFEEとKOKEが描く、一貫した「Ethiopia Koke」の世界
2025年12月10日(水)、大阪・新町の〈MEL COFFEE〉で、京都のミシュラン一つ星レストラン〈KOKE〉との共催イベントが開催されます。プレスリリースはMel Coffee Roasters 株式会社より、2025年11月28日 08時50分に発表されました。タイトルは「MEL COFFEE × KOKE ▶︎Lot 2025.12.10」で、両者が手を携え、同一ロットのコーヒー豆を軸に据えた一日限定のペアリング体験を提供します。
イベントの中心となるのは、焙煎士・文元政彦が焙煎を担当するエチオピア産ロット「Ethiopia Koke」です。この豆が、コーヒー、モクテル(ノンアルコールカクテル)、そして料理のすべてに共通して使用され、焙煎が引き出すテロワールの声と、シェフが表現する自然観が連動する構成になっています。記事内では当日の流れやメニュー、関係者のプロフィール、会場情報を詳細に整理します。
イベントの構成と当日の流れ──五感で味わうコーヒー×料理×モクテル
イベントは3部制で、12:00、14:00、16:00の回が用意されています。料金は1名につき11,000円(税込)。会場はMEL COFFEE(大阪市西区新町1-4-21)です。参加者はコース仕立ての体験を通して、同一豆が様々な調理・飲料技術によってどのように表情を変えるかを順を追って確かめられます。
当日の進行は次のような順序で組まれています。最初に「水」と〈MEL COFFEE〉の豆を用いたアイスコーヒーからスタート。その後、KOKE マダム・中村瑳智子が同じ豆を用いて作るモクテル2種、文元によるスペシャルホットコーヒー1種が提供され、これらに合わせて中村有作シェフによる3皿の料理が出されます。全行程でEthiopia Kokeを一貫して使用する点が特徴です。
提供される飲料の構成
飲料はコースの流れの中で段階的に変化し、豆の焙煎によって立ち上がる香味と、モクテルの技術がもたらすテクスチャーを比較できます。アイスからホットへ、そして料理との対話が生まれる設計です。
以下が当日の飲料ラインナップです。すべて〈MEL COFFEE〉の
- 水(前口のリセット用)
- アイスコーヒー(Ethiopia Koke 使用)
- モクテル2種(Ethiopia Koke 使用・中村瑳智子考案)
- ホットコーヒー(Ethiopia Koke・文元スペシャル)
料理の構成と組み合わせの狙い
中村有作シェフは、京都の風土や沖縄の文化、宮廷料理的要素を取り入れた独自の世界観で知られています。今回のコースでは、コーヒーの持つ酸味・果実感・旨味と料理素材のマリアージュを意図的に設計しています。
提供される料理は次の3皿で、いずれもEthiopia Kokeの風味を引き立て、またコーヒー側も料理によって異なる顔を見せるように設計されています。
- 豚血ムース、ローゼル、生胡椒
- アンディーブ、シトラス、チコリコーヒー
- 丹波鹿、トリュフ、ベリー
それぞれの皿は、テクスチャーや苦味、酸味、果実味のバランスを考慮し、モクテルやアイス・ホットのコーヒーとの最適なペアリングを設計しています。例えば豚血ムースにはローゼルの酸が寄与し、生胡椒の刺激がコーヒーの香りと呼応します。丹波鹿にはトリュフとベリーがアクセントとなり、コーヒーのベリー感やクリアな後味と対話します。
出演する人物と彼らがもたらす技術・思想
このイベントの主要登場人物は3名、それぞれが独自の技術や背景を持ち寄り、コース全体の統一感を作り出します。ここでは各人物の経歴と今回の役割を詳述します。
プレスリリースでは、開業から半年でミシュラン一つ星を獲得した〈KOKE〉と、大阪の焙煎所〈MEL COFFEE〉の出会いが強調されています。コーヒーと料理、それぞれの専門的アプローチが交差する点が、このイベントの骨子です。
- 中村 有作(KOKE オーナーシェフ)
-
沖縄県出身。幼少より料理に親しみ、東京の二ツ星フレンチや神戸の三ツ星スペイン料理店での修業を経て、東京・調布の〈Maruta〉の立ち上げにも携わりました。2021年に京都で〈KOKE〉を開業し、初年度にミシュラン一つ星を獲得しています。
今回のコースではシェフとして3皿の料理を提供し、Ethiopia Kokeの風味に合わせた“自然との共存”をテーマに皿を構成します。
- 中村 瑳智子(KOKE マダム)
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大阪の三ツ星レストランでサービスを経験後、各地の農家や東北でのジビエ狩猟・加工にも携わってきました。食材と飲料の関係に深い知見があり、ノンアルコール飲料(モクテル)開発に力を注いでいます。
本イベントでは、Ethiopia Kokeを素材に2種のモクテルを考案・提供し、コーヒー豆をアルコールフリーで表現する試みを担います。
- 文元 政彦(MEL COFFEE オーナー、焙煎士)
-
世界各地の生産者から選び抜いた豆を焙煎し、テロワール表現を重視するロースターです。Cropsterを用いた精緻なプロファイル管理と、伝導・対流・輻射といった熱伝導の制御による焙煎哲学で豆の個性を引き出します。
経歴としては「JBrC(ジャパンブリューワーズカップ)」の主審ジャッジや、コーヒー焙煎競技「Japan Roasting Championship」で3位に入賞した実績があります。本イベントではEthiopia Kokeの焙煎とホットコーヒーの提供を担当します。
イベント詳細・予約情報と主要ポイントの整理
ここでは日時・場所・価格・プログラムなどのイベント情報を改めて箇条で整理します。参加を検討する際に参照しやすいよう、当日提供される内容や使用豆、関係者情報をわかりやすくまとめます。
また記事末尾には同記事で触れた主要情報を表形式で再掲し、全体像を一目で確認できるようにしました。表の後に短いまとめ文を置き、記事の要点を整理して締めます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名(発表タイトル) | MEL COFFEE × KOKE ▶︎Lot 2025.12.10(発表:Mel Coffee Roasters 株式会社、2025年11月28日 08:50) |
| 開催日時 | 2025年12月10日(水)3部制:12:00 / 14:00 / 16:00 |
| 会場 | MEL COFFEE(大阪市西区新町1-4-21) |
| 価格 | 11,000円(税込) |
| 使用豆 | Ethiopia Koke(すべてのコーヒー・モクテル・料理に同一豆を使用) |
| 飲料構成 | 水 / アイスコーヒー / モクテル2種(Ethiopia Koke 使用) / ホットコーヒー(Ethiopia Koke) |
| 料理構成 | 1. 豚血ムース、ローゼル、生胡椒 2. アンディーブ、シトラス、チコリコーヒー 3. 丹波鹿、トリュフ、ベリー |
| 主要出演者 | 中村有作(KOKE オーナーシェフ) / 中村瑳智子(KOKE マダム・モクテル担当) / 文元政彦(MEL COFFEE オーナー・焙煎担当) |
| 関連リンク | https://www.instagram.com/melcoffee_japan/ Website:http://www.melcoffee.com/ |
プレスリリースには〈KOKE〉側の挨拶として、「開業からわずか半年でミシュラン一つ星を獲得した名店〈KOKE〉と、大阪の焙煎所〈MEL COFFEE〉が出会う一日。コーヒーを軸に、文化と料理、そして人の記憶をつなぐ体験を、どうぞ五感で味わってください。」とあります。また同リリース内に「皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。」という表現も含まれていますが、本記事ではその引用を踏まえつつ事実の整理に徹しています。
以上が本イベントの全体像と詳細です。開催日・時間・価格・会場と提供内容は上表のとおり整理されていますので、参加を検討する際の参照資料として利用ください。関連の問い合わせや最新の情報は、MEL COFFEEの公式サイトおよびInstagramで確認できます。
参考リンク: