愛犬の好きな季節調査、春が49%で最多に
ベストカレンダー編集部
2025年11月29日 06:04
犬の好きな季節調査
開催期間:10月31日〜11月17日
愛犬はどの季節が好きか──300名調査で見えた傾向
ドッグフード情報サイトを運営する株式会社エイトは、全国の犬の飼い主300名を対象に「愛犬の好きな季節」に関するインターネットアンケートを実施しました。調査期間や回ごとの実施日、回答者属性などの詳細は後段にまとめますが、まずは主要な結果を整理します。
最も多くの回答を集めたのは「春」で49%(146名)。次点は「秋」31%(91名)、その後に「冬」8%(25名)、「分からない・特に違いは感じない」8%(25名)、「夏」4%(13名)という分布でした。結果からは、気温や散歩のしやすさといった環境要因が愛犬の季節の好みに直結している傾向が示されています。
| 季節 | 割合 | 人数 |
|---|---|---|
| 春 | 49% | 146人 |
| 秋 | 31% | 91人 |
| 冬 | 8% | 25人 |
| 分からない・特に違いは感じない | 8% | 25人 |
| 夏 | 4% | 13人 |
春と秋が支持される具体的な理由
飼い主の自由回答を分類すると、春と秋はいずれも「散歩・外遊びがしやすい」という点が支持の中心にありました。ただし細かな理由やその表現には季節ごとに特徴があります。本節では、春と秋に寄せられた回答の上位項目とその解釈を示します。
以下は、各季節で上位に入った理由の件数を明示したリストです。複数回答があった項目は合算しています。
春:活動量の増加と五感の刺激が共存する季節
春を支持した回答で最も多かったのは「散歩・外遊びがしやすい」で72件でした。気温が穏やかで、暑さや寒さによるストレスが少ないため、愛犬の動きが活発になると感じる飼い主が多いことが示されています。
続いて「気温がちょうど良い(暑すぎ/寒すぎない)」が49件、「元気・活発になる(テンションが上がる)」が40件となっています。春は環境の変化(花や新緑、風の匂い)に反応して興味を示す個体が多く、散歩時間の長さや回数が増えることで『楽しそうに見える』という評価につながっているようです。
- 散歩・外遊びがしやすい:72件
- 気温がちょうど良い:49件
- 元気・活発になる:40件
- 花・新緑など春の景色:20件
- 日向ぼっこ・風が心地いい:16件
- その他:におい嗅ぎ(クン活)が増える(13件)、生き物との出会いが増える(3件)、飼い主の春イベントを一緒に楽しめる(1件)
秋:涼しさと食欲、季節の匂いが評価される
秋の支持理由では「散歩・外遊びがしやすい」(37件)と「涼しい・過ごしやすい気温」(36件)がほぼ同数で並び、秋もまた気温の影響が大きいことが示されました。夏の蒸し暑さが収まったことを契機に活動が増えるケースが多いようです。
また「食べ物が美味しい/食欲が増える」(10件)、「景色(紅葉・落ち葉など)を楽しんでいる」(6件)といった季節固有の要素に言及する回答も見られ、匂い・景色・味覚などが愛犬の日常行動に影響していることがうかがえます。
- 散歩・外遊びがしやすい:37件
- 涼しい・過ごしやすい気温:36件
- 食欲が増える:10件
- 元気・活発になる:9件
- 紅葉・落ち葉などの景色:6件
- その他:夏が終わったから(5件)、におい嗅ぎ(1件)、寒さが苦手(1件)、日向ぼっこ(1件)、蒸し暑さが少ない(1件)、風が気持ちいい(1件)
冬と夏の支持層、それぞれの楽しみ方
冬や夏を好むと回答した飼い主は少数派でしたが、それぞれ特徴的な楽しみ方が明示されています。ここでは冬と夏の支持理由を分けて整理します。
支持が少数であることは、気温ストレスや外出機会の調整が影響している可能性を示唆しますが、個体差や飼育環境によっては明確に好みが分かれることも分かります。
冬:寒さを楽しむタイプと室内でのくつろぎ派に分かれる
冬を好む声には「寒いほど元気・雪遊びを楽しむ」といった外遊びを好むケースが含まれます。特に暑さが苦手な犬や雪に反応してよく動く犬では冬の活動量が上がるとの見立てです。
一方で、暖房やこたつのような暖かい室内で落ち着くことを好む犬もおり、冬の楽しみ方は「外で活発に遊ぶ派」と「室内でくつろぐ派」に分かれる傾向があります。
夏:水遊びを好む犬と室内の涼しさを評価する犬の二分化
夏を支持するのは全回答のわずか4%(13名)ですが、その中でも楽しみ方は二極化します。ひとつは「水遊びや川辺レジャーを喜ぶ」タイプ、もうひとつは「冷たいおやつや涼しい室内で満足する」タイプです。
この二分化は暑さへの耐性や飼い主の過ごし方がそのまま愛犬の季節評価に影響していることを示しています。夏場は熱中症対策や散歩時間の工夫が必要になるため、季節好みが行動に強く結びつくことも想定されます。
調査実施の詳細、回答者属性、関連情報の整理
本調査は複数回に分けて実施され、対象や有効回答数が回ごとに設定されています。調査方法はインターネット調査です。以下にアンケート名、実施日、回答者数の内訳を含めて記載します。
また、運営主体である株式会社エイトの所在地や関連リンクも明記します。調査結果の出典リンクや関連記事も併記するため、関心のある読者が詳細にアクセスできるようにしています。
- アンケート名
- 第1回:犬の好きな季節について
- 第2回:愛犬が春を好きだと感じる理由について
- 第3回:愛犬が夏を好きだと感じる理由について
- 第4回:愛犬が秋を好きだと感じる理由について
- 第5回:愛犬が冬を好きだと感じる理由について
- 調査実施日
- 第1回:2025年10月31日~11月1日
- 第2回:2025年11月4日~11月17日
- 第3回:2025年11月4日~11月17日
- 第4回:2025年11月4日~11月17日
- 第5回:2025年11月4日~11月17日
- 回答者数
- 第1回:犬の飼い主さん300名(「愛犬の好きな季節」調査)
- 第2回:第1回で「春が好き」と回答した146名対象(有効回答数:138名)
- 第3回:第1回で「夏が好き」と回答した13名対象(有効回答数:13名)
- 第4回:第1回で「秋が好き」と回答した91名対象(有効回答数:84名)
- 第5回:第1回で「冬が好き」と回答した春が好きな理由名を対象に、冬が好きな理由について調査。(有効回答数:25名)
- 調査方法
- インターネット調査
回答者の年齢・性別内訳
回答者は男性202名、女性98名の合計300名です。年齢層は20代から60代以上まで幅広く、世代による飼育実態や季節認識の差異を参照可能な構成です。
具体的な内訳は以下の通りです。
| 性別 | 年齢層 | 人数 |
|---|---|---|
| 男性:202名 | 20代 | 9名 |
| 30代 | 41名 | |
| 40代 | 68名 | |
| 50代 | 60名 | |
| 60代以上 | 24名 | |
| 女性:98名 | 20代 | 6名 |
| 30代 | 36名 | |
| 40代 | 35名 | |
| 50代 | 15名 | |
| 60代以上 | 6名 |
会社情報・関連リンク
本調査を実施したのは株式会社エイト(所在地:東京都港区南青山2-2 5F)。運営サイト「ドッグフードの神様」の該当ページや会社ホームページへのリンクは以下の通りです。
- 調査記事:https://dogfood8.xsrv.jp/survey-favorite-season.html
- 会社HP:https://eight-incorporated.com/
プレスリリース内で使用された画像ファイルのダウンロード手段や関連する関連記事も公表されています。関連する記事として、愛犬の好きな食べ物ランキングや暑い日の散歩に関するレポート、夏の宿泊事情、トイプードル向けのドッグフード紹介などが挙げられています。
本記事の要点整理(表形式)
以下の表に、本記事で取り上げた主要な調査結果と調査概要をまとめます。各項目は本文で触れた数値やリンクを基に整理しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査対象 | 全国の犬の飼い主300名(インターネット調査) |
| 主要結果(季節の順位) | 1位:春 49%(146人)/2位:秋 31%(91人)/3位:冬 8%(25人)/分からない 8%(25人)/夏 4%(13人) |
| 春の上位理由 | 散歩・外遊びがしやすい(72件)/気温がちょうど良い(49件)/元気・活発(40件)等 |
| 秋の上位理由 | 散歩・外遊びがしやすい(37件)/涼しい(36件)/食欲が増える(10件)等 |
| 冬の傾向 | 寒さで元気になる・雪遊びを楽しむ個体と、室内でくつろぐ個体に分かれる |
| 夏の傾向 | 水遊びを楽しむ派と、涼しい室内で満足する派の二極化 |
| 実施日(回別) | 第1回:2025/10/31~11/1、第2~5回:2025/11/4~11/17 |
| 運営 | 株式会社エイト(東京都港区南青山2-2 5F)/サイト:ドッグフードの神様(https://dogfood8.xsrv.jp/) |
本調査は飼い主による主観的な観察を集約したものであり、個々の犬種や年齢、環境によって感じ方は異なります。本文で示した数値と理由は、愛犬の行動や季節の過ごし方を考える際の参考情報として整理されています。詳細は掲載元の調査ページ(https://dogfood8.xsrv.jp/survey-favorite-season.html)をご覧ください。
参考リンク: