ネイティブキャンプがTOEIC Part7向けシャドーイングを無料公開
ベストカレンダー編集部
2025年11月29日 16:09
Part7シャドーイング公開
開催日:11月29日
TOEIC®L&R Part 7シャドーイングトレーニングの公開とねらい
2025年11月29日16時00分、株式会社ネイティブキャンプは無料の自習コンテンツ「リスニングマラソン」にて、TOEIC®L&R Part 7(長文読解)向けのシャドーイングトレーニングを新たに公開しました。発表は同日付のプレスリリースで行われており、公開されたコンテンツはTOEIC受験者の中でも特に難度が高く、時間配分が鍵となるPart 7に対応した内容です。
同社は、英語力を継続的に伸ばすために講師とのレッスンに加えて、日常的な自習と英語に触れる機会の確保が重要だと位置づけています。今回の追加は、そうした学習環境を補完する狙いがあり、Part 7で求められる読解速度向上を目的として設計されています。
トレーニングの構成と目的
公開されたシャドーイングトレーニングは、TOEIC® Part 7で出題される形式の英文を用いて、読むスピードの向上を主目的に構成されています。Part 7はリーディングセクションの中で設問数が最も多く、時間不足になりやすい点が受験者の課題です。
具体的には、リーディングを時間内に終えるために必要とされる約150wpm(1分間に150ワード)の読解速度に合わせ、音声を150wpmで配信し、段階的にスピードに慣れていく流れを採用しています。シャドーイングを通して音声に追随しながら読むことで、視読速度の向上とともに音声と文字の同期感が強化されます。
想定される学習効果と活用方法
シャドーイングは音声を聞きながら直後に同じ内容を追いかけて発話する学習法で、リスニングの精度向上だけでなく発音、リズム感、語彙の定着にも寄与します。本コンテンツはPart 7で要求されるスピードに慣れることを目的としているため、問題演習と並行して繰り返し利用することで、読む速さと理解精度の両方を高めることが想定されます
学習頻度や学習前後の模擬問題のスコア比較などにより、個々人の進捗を測定しやすい設計です。音声速度は段階的に上げることができる構成とされており、初心者から中上級者まで利用できる設計がなされています。
「リスニングマラソン」とNC×AIアプリの位置付け
「リスニングマラソン」は、ネイティブキャンプが提供する無料の自習用コンテンツの一つで、実用的な英会話表現や著名人インタビューなど多様な音声教材を聞き放題で利用できる点が特徴です。今回のPart 7シャドーイングはこのプラットフォーム上で公開されました。
また、ネイティブキャンプは無料のオールインワン英語学習アプリ「NC×AI」を提供しており、リスニング・スピーキング・リーディングなど複数のスキルを総合的に鍛えることができます。リスニングマラソンはその一部として、学習者が自習で使える音声教材を豊富に提供しています。
リスニングマラソンの特徴
リスニングマラソンの主な特徴は、幅広いジャンルの音声教材を網羅している点です。日常会話表現からインタビュー、試験対策向けの教材まで、多様な用途に対応します。ユーザーは自分のレベルや目的に応じて教材を選択し、反復学習が可能です。
今回のTOEIC Part 7向けシャドーイング追加により、実践的な試験対策が自習で手軽に行える環境が整いました。音声を聞きながら文字情報に追いつく訓練は、試験本番の時間配分改善に直結する設計です。
利用方法とアクセス
リスニングマラソンおよびNC×AIは、アプリやウェブでアクセスできます。具体的な教材ページや利用方法については公式サイトで案内されています。関連リンクとしては以下が案内されています。
アプリ内での教材選択、速度調整、リピート再生などで個々の学習プランに合わせた使い方が可能です。
ネイティブキャンプのサービス群と主要データ
ネイティブキャンプは、ネイティブスピーカーと回数無制限・予約不要で受講できるオンライン英会話サービスを中心に、個人向け・法人向け・教育機関向けのサービスを展開しています。特に同社は7つの指標で1位を獲得したとする調査結果が示されています。
プレスリリースでは、以下の7項目でNo.1となったと記載されています。調査は株式会社セイシン総研が2025年3月14日に実施しています(対象はGoogle検索上位10社のデスクリサーチ)。
- ユーザー数
- 講師数
- 教材数
- レッスン数
- 価格
- 授業の受けやすさ
- 日本人カウンセラーによる無料サポート回数
サービスの具体的な特徴として、同社は以下の7点を掲げています。
- ネイティブスピーカーとレッスン回数無制限
- 24時間365日、今すぐレッスン
- パソコン・スマホ・タブレットで場所を選ばず受講可能
- 世界135ヵ国を超える講師陣
- カランメソッドをはじめとする豊富な教材
- NC×AIによるALL-IN-ONEの英語学習アプリ
- 家族で使える1,980円のファミリープラン
提供規模に関するデータも公表されています。世界各国のバラエティ豊かな15,000名以上の講師、30,000以上の教材を擁し、累計レッスン数は7,000万回を超えると報告されています。これらは多数の利用者がサービスを継続していることを示す要素です。
派生サービスの紹介
ネイティブキャンプは個人向けの一般英会話サービス以外にも、目的別に特化したサービスを提供しています。プレスリリースで記載されている主な派生サービスは次のとおりです。
- ネイティブキャンプ キッズ(https://nativecamp.net/kids): 絵本や歌などキッズ専用オリジナル教材、バーチャル英会話講師を含む子ども向けサービス。
- ネイティブキャンプ ビジネス(https://nativecamp.net/business): ビジネスパーソン向けの無制限・予約不要のレッスン。
- Native Camp Japanese(https://ja.nativecamp.net/?cc=prtimes): 日本語ネイティブ講師との無制限レッスンを提供する日本語学習プラットフォーム。
- ネイティブキャンプ留学(https://nativecamp.net/study_abroad): 留学前から渡航後、帰国後まで一貫したサポートを行う留学エージェント事業。
- 法人向けサービス(https://nativecamp.net/corporate): 企業の英語研修を想定したサービス。
- 教育機関向けサービス(https://nativecamp.net/school): 学校・教育機関向けに英語4技能を高めるためのプログラム。
- Going Global 世界への挑戦(https://nativecamp.net/going-global): スポーツ、音楽、エンターテインメントなど世界に挑む人々を英語で支援する取り組み。
これらのサービスはオンラインの強みを生かした設計であり、利用者の目的や年代に応じた学習環境を提供しています。
会社概要、調査情報、問い合わせ先およびまとめ
プレスリリースに記載された会社情報と調査概要、問い合わせ先は以下のとおりです。ネイティブキャンプはアジアにおいて急速に成長しているオンライン英会話事業者で、個人・法人・教育機関向けに事業を展開しています。
会社の主要情報は次の通りです。
- 会社名
- 株式会社ネイティブキャンプ
- 代表取締役
- 谷川 国洋
- 本社所在地
- 〒150-0041 東京都渋谷区神南1-9-2 大畠ビル
- 事業内容
- オンライン英会話サービス事業 / オンライン日本語会話サービス事業 / 留学エージェント事業
- 公式URL
- https://nativecamp.co.jp/(コーポレート)およびhttps://nativecamp.net/(サービス)
調査概要は下記のとおりです。調査日は2025年3月14日。調査対象はGoogle検索で上位に表示される国内オンライン英会話10社をデスクリサーチで比較したものです。調査会社は株式会社セイシン総研です。
本リリースに関する報道関係の問い合わせ先は広報部の窓口が案内されています。問い合わせ先は公式サイトのメディア向け窓口ページに記載されています。
- 報道関係お問い合わせ
- 株式会社ネイティブキャンプ 広報部
- お問い合わせリンク
- https://nativecamp.net/cs/media
記事の要点整理
本稿では、ネイティブキャンプが2025年11月29日に発表した、リスニングマラソン内でのTOEIC®L&R Part 7シャドーイングトレーニング公開の内容を中心に、関連するサービスや会社情報、調査データを網羅して整理しました。Part 7の特性と必要な読解速度、シャドーイングの意義、NC×AIや各種サービスの関係性について具体的に記載しています。
以下に本記事で触れた主要項目を表形式でまとめます。主要な数値やリンク、公開日時などを一覧で示し、記事全体を締めくくります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年11月29日 16時00分 |
| 発表者 | 株式会社ネイティブキャンプ(代表取締役: 谷川 国洋) |
| 新規公開コンテンツ | リスニングマラソン内のTOEIC®L&R Part 7向けシャドーイングトレーニング |
| 目的 | リーディング速度向上(目安150wpm)によるPart 7の時間配分改善と理解精度向上 |
| 教材再生速度 | 150wpmを基準に段階的に慣らす構成 |
| 関連アプリ | NC×AI(オールインワン英語学習アプリ) |
| 主なサービス | 個人向け英会話、ネイティブキャンプ キッズ、ビジネス、Native Camp Japanese、留学、法人・教育機関向けサービス |
| 講師数 | 15,000名以上(プレスリリース記載) |
| 教材数 | 30,000以上(プレスリリース記載) |
| 累計レッスン数 | 7,000万回を超える(プレスリリース記載) |
| ファミリープラン料金 | 1,980円(家族で利用可能) |
| 調査情報 | 調査日: 2025/3/14、調査会社: 株式会社セイシン総研(デスクリサーチ) |
| 公式サイト | https://nativecamp.net/ および https://nativecamp.co.jp/ |
| 問い合わせ | 広報部(https://nativecamp.net/cs/media) |
| 本社所在地 | 〒150-0041 東京都渋谷区神南1-9-2 大畠ビル |
以上がプレスリリースの内容を整理した要約と詳細です。今回のコンテンツ追加により、TOEIC®L&R Part 7の対策を自習で進められる選択肢が広がったこと、NC×AIと連携した学習設計が提供されていること、そしてネイティブキャンプが多様なサービスラインナップと一定規模の学習資源を保有していることが確認できます。
参考リンク: