約7割が行きたい 子育て世帯の冬の雪遊びランキング

子育て世帯の雪遊び意向

開催日:11月30日

子育て世帯の雪遊び意向
子育て世帯ってこの冬どれくらい雪遊びやスキーに行きたいと思ってるの?
いこーよの調査では約65.3%が「行きたい」と回答、約3人に2人の子育て世帯が雪遊び・スキーへの意欲を示しています。
子連れで行くとき親が特に重視してるポイントは何?
キッズパークの設備充実や遊具レンタル、スキー教室の安心感、ホテル直結や室内設備など利便性と子どもの安全・成長実感が重要視されています。

子育て世帯の約7割が「雪遊びやスキーに行きたい」と回答した冬の意識

子育て家族向けおでかけ情報サイト「いこーよ」の調査ラボ「いこーよファミリーラボ」が、2025-2026年の冬シーズンを前に行ったアンケート結果が公表された。調査はインターネット方式で、2025年11月に全国の「いこーよ」会員を対象に実施され、有効回答数は451件である。発表元はアクトインディ株式会社、発表日は2025年11月30日(08:47)となっている。

調査の主なポイントとしては、雪遊びやスキーに「行きたい」と回答した割合が65.3%と約7割に達したこと、年齢を問わず楽しめる「そり遊び」や「雪だるま・かまくら作り」といったカジュアル雪遊びの人気が高いことが挙げられる。調査では定量データに加え、実際にスキー場を訪れた保護者から寄せられた自由記述の分析も行われている。

【2025年冬のおでかけ調査】発表!雪遊び場・スキー場のお楽しみランキング 2位は「雪だるま・かまくらづくり」1位は? 約7割がこの冬「雪遊び・スキーに行きたい」/いこーよファミリーラボ調査2025 画像 2

何が人気か:トップアクティビティと利用意向の詳細

調査のハイライトとして示された主要数値は次の通りである。雪遊びやスキーの「行きたい」意向は65.3%。アクティビティ別では、そり遊びが約57.1%、雪だるま・かまくら作りが約44.7%と上位に入っている。これらは子どもと一緒に参加しやすく、初めての体験でも入りやすいアクティビティが支持を集めていることを示している。

数値以外にも、調査では「カジュアル雪遊び」の人気がスキー需要にもつながっている可能性が示唆されている。都心部在住で雪に触れる機会が少ない低年齢層(0~9歳)を多く含むサンプル構成により、非日常体験としての雪遊びが特に注目を浴びている点も指摘されている。

【2025年冬のおでかけ調査】発表!雪遊び場・スキー場のお楽しみランキング 2位は「雪だるま・かまくらづくり」1位は? 約7割がこの冬「雪遊び・スキーに行きたい」/いこーよファミリーラボ調査2025 画像 3

ママパパの声から見る、スキー場・雪遊びの満足ポイント

自由記述の分析を通じ、保護者の満足ポイントは大きく4つに整理された。各項目には具体的な利用者の声が寄せられており、子育て世帯が何を重視しているかが明確になっている。

以下に4つのポイントごとに内容を示す。各項目は現場での利便性や安全性、子どもの成長実感、大人の楽しみといった観点でまとめられている。

【2025年冬のおでかけ調査】発表!雪遊び場・スキー場のお楽しみランキング 2位は「雪だるま・かまくらづくり」1位は? 約7割がこの冬「雪遊び・スキーに行きたい」/いこーよファミリーラボ調査2025 画像 4

キッズパーク充実の魅力

キッズパークの設備が充実していることが、子育て世帯の満足につながっている。スノーエスカレーター、雪遊びグッズのレンタルや貸出しがあると、スキー未経験の子どもでも飽きずに遊べるという声が多い。

利用者の具体的な声は次の通りである。道具の貸し出しや子ども向けの配慮が、親の安心感にもつながっている点が共通している。

  • 「我が子はスキーなどに慣れていないので、スコップやバケツ、そりなど、砂場遊び道具を借りられて喜んでいました」(9歳の男の子、6歳の男の子のママパパ)
  • 「スノーエスカレータ、雪遊び道具のレンタルがあると雪遊びを楽しめました。雪合戦用に百均の雪玉つくりの道具なども便利でしたよ」(6歳の男の子のママパパ)
【2025年冬のおでかけ調査】発表!雪遊び場・スキー場のお楽しみランキング 2位は「雪だるま・かまくらづくり」1位は? 約7割がこの冬「雪遊び・スキーに行きたい」/いこーよファミリーラボ調査2025 画像 5

スキー教室での成長実感

スキー教室を利用することで短期間に滑れるようになったという声や、安心して預けられる点を評価する声が多い。教室の導入が、家族全員の満足につながっている。

具体的なコメントは以下の通りである。年齢差のある兄弟が別々のプログラムで同時に楽しめたという事例も含まれている。

  • 「まずはスキー教室に半日はいってもらいました。これでほぼ滑れるようになりました。意外に暑がりで、陽のある日ははヒートテック暑くなるかも」(8歳の男の子のママパパ)
  • 「子供の年齢が違うので、ひとりはキッズスクール、ひとりはそり遊びで、同時にふたりとも楽しめてよかった。手袋は予備も用意して、午前、午後で変える。雪遊びでもゴーグルをさせ、紫外線から目と皮膚を守るようにしています」(8歳の男の子と5歳の女の子のママパパ)
【2025年冬のおでかけ調査】発表!雪遊び場・スキー場のお楽しみランキング 2位は「雪だるま・かまくらづくり」1位は? 約7割がこの冬「雪遊び・スキーに行きたい」/いこーよファミリーラボ調査2025 画像 6

施設の利便性と周辺サービス

スキー・雪遊び以外の施設やサービスが充実しているとの声が多数寄せられている。ホテル直結や室内設備、飲食メニューの充実などが、家族での滞在を快適にする要因となっている。

コメント例として、動物と触れ合える施設やスウィーツビュッフェを評価する声が見られる。こうしたサービスは、スキーに加えた付加価値として注目されている。

  • 「スノーパークだけではなくて、動物と触れ合える場所もあったのでよかったです。ふわふわ遊具ふわふわドームみたいなのもあってよかったです」(6歳の女の子のママパパ)
  • 「北海道のリゾートは子どもが遊べる室内の設備と炉端も楽しめるスウィーツビュッフェが子どもにとって嬉しかったようです。」(5歳の男の子のママパパ)
【2025年冬のおでかけ調査】発表!雪遊び場・スキー場のお楽しみランキング 2位は「雪だるま・かまくらづくり」1位は? 約7割がこの冬「雪遊び・スキーに行きたい」/いこーよファミリーラボ調査2025 画像 7

大人も楽しめる非日常体験

子ども向けの設備が整っているだけでなく、大人が非日常の体験として楽しめる点も評価されている。食事や景色、リフトでの眺望など、スキー場ならではの体験が家族の思い出を深める要素となっている。

具体的な保護者の声はこちらである。リピートして家族行事化している事例もある。

  • 「毎年親戚三家族で奥日光に雪遊びに行きますが、回数を重ねるごとにかまくらが立派になってきています。主に大人が楽しんで作っています。スキー場で食べるカップヌードルがめちゃくちゃ美味しいので、お湯が準備できる場合は是非食べてみて下さい」(11歳の男の子、9歳の男の子のママパパ)
  • 「奥伊吹はご飯のメニューが豊富でよかったです」(13歳の女の子、12歳の男の子のママパパ)
  • 「スキーをしなくてもリフトに乗って山頂からの景色を楽しめました」(12歳の女の子、8歳の男の子、3歳の男の子の声)
【2025年冬のおでかけ調査】発表!雪遊び場・スキー場のお楽しみランキング 2位は「雪だるま・かまくらづくり」1位は? 約7割がこの冬「雪遊び・スキーに行きたい」/いこーよファミリーラボ調査2025 画像 8

調査概要、引用時の注意点、関連調査一覧

本調査の実施要領と引用に関する注意点を以下に整理する。メディアでの引用や掲載を行う場合は、下記の要件に従う必要がある。

調査の基本情報は次の通りである。調査方法はインターネットアンケート、調査地域は全国、対象は「いこーよ」会員、調査期間は2025年11月、サンプル数は451。データは小数点第2位以下を四捨五入して集計されているため、合計が必ずしも100%にならない場合がある。

引用時の連絡先
掲載・引用前に必ず弊社広報(pr@actindi.net)へご連絡ください。掲載・引用先には「いこーよファミリーラボ調べ」のクレジットと、記事のURL(https://iko-yo.net/articles/20804)を記載する必要があります。
出典URL
https://iko-yo.net/articles/20804

また、今回の調査は「いこーよファミリーラボ」が定期的に実施している各種ランキングやテーマ調査の一環として位置づけられている。調査プロジェクト全体では、クリスマスの過ごし方、プレゼント選び、季節行事に関するランキングなど、多数の関連調査結果が公開されている。

  • 子育て世帯のおせち料理ランキング(https://iko-yo.net/articles/20714)
  • クリスマスの過ごし方調査2025(https://iko-yo.net/articles/19749)
  • 子供のプレゼントランキング(各年齢別詳細)など(https://iko-yo.net/articles/19980ほか)
  • 子連れ雪遊び&スキー 失敗しない楽しみ方ガイド(いこーよ内特集)
【2025年冬のおでかけ調査】発表!雪遊び場・スキー場のお楽しみランキング 2位は「雪だるま・かまくらづくり」1位は? 約7割がこの冬「雪遊び・スキーに行きたい」/いこーよファミリーラボ調査2025 画像 9

調査結果の要点整理と本文で触れた主要情報の一覧

以下の表は、本記事で取り上げた調査の主要項目と数値、関連情報を整理したものである。調査の趣旨、サンプル、主な回答傾向、引用時の注意点を一目で確認できるようにまとめている。

項目 内容
調査主体 いこーよファミリーラボ(アクトインディ株式会社)
発表日 2025年11月30日(08:47)
調査方法・期間 インターネットアンケート、2025年11月
対象・サンプル数 「いこーよ」会員、全国、451件
主要結果(行きたい割合) 雪遊び・スキーに「行きたい」:65.3%
主要アクティビティ割合 そり遊び:57.1% 、雪だるま・かまくら作り:44.7%
注目ポイント カジュアルな雪遊びの人気が高く、キッズパーク・スキー教室・施設利便性・大人の楽しみが満足要因
引用・掲載の注意 掲載前に広報(pr@actindi.net)へ連絡、掲載時には「いこーよファミリーラボ調べ」とURL(https://iko-yo.net/articles/20804)を明示
関連リンク https://iko-yo.net/articles/20804 およびいこーよ内の関連調査記事群

本稿では、調査結果の数値と自由記述から抽出された保護者の実際のフィードバックを併せて紹介した。調査は子育て世帯の冬のレジャー志向を把握するうえで有用な指標を示しており、特に幼児期の子どもを持つ首都圏在住の家庭を中心に、雪遊びのニーズが高まっている点が明確になっている。

参考リンク: