岡山大学が職員向け生成AI勉強会を開催、業務DXの基礎を解説
ベストカレンダー編集部
2025年12月1日 05:43
岡山大学生成AI勉強会
開催日：11月19日
岡山大学が職員向けに生成AI勉強会を実施 — 大学業務のDXに向けた基礎と実践
国立大学法人岡山大学は、生成AIの業務利用促進を目的とした職員向け勉強会「生成AI勉強会－大学業務DXにおける生成AIの活用事例とプロンプト入力の基礎」を、2025年11月19日に津島キャンパスで開催しました。本稿では開催の背景、当日のプログラム、参加状況、今後の取り組みや問い合わせ先など、プレスリリースに含まれる情報を漏れなく整理してお伝えします。
本勉強会の実施を通じて岡山大学は職員のDXリテラシー向上を図り、全学的なDX推進を目指すとしています。プレスリリースは2025年12月1日付で公開され、大学側の公式サイトにも関連情報が掲載されています。
開催の目的と当日の構成：講義とハンズオンで基礎から実践へ
勉強会の主な目的は、生成AIを大学業務に活用するための基礎知識と具体的な事例紹介、ならびにプロンプト入力の基本を職員に周知することでした。学内のDX促進を目的とした教職員教育の一環として位置づけられています。
講座は学術研究院教育研究マネジメント領域（情報統括センター）所属の吉田未希也助教による講義形式で行われ、近年の生成AIの動向、業務での活用事例、プロンプト作成の基礎的な考え方が解説されました。講義の後半では会場参加者を対象にハンズオンが実施され、参加者は実際に生成AIにプロンプトを入力して体験しました。
講義の内容（要点）
講義では以下の事項が取り上げられました。これらは大学業務に直接応用可能な観点からまとめられています。
- 生成AIの最新動向の整理（研究・商用利用のトレンド）
- 大学業務における活用事例（文書作成支援、データ整理、教育支援など）
- プロンプト作成の基本概念（期待する出力の明確化、入力の工夫、検証と改善のサイクル）
参加者には、実務での適用時に注意すべき点や情報取り扱い、機密性の取り扱いに関する基本的な留意事項についての説明も行われたと記載されています。
ハンズオンの実施と参加状況
ハンズオンは会場参加者を対象に実施され、実際に生成AIにプロンプトを入力し、応答を得るプロセスを体験する形式でした。体験を通じてプロンプトの書き方や改善方法を学ぶことが狙いです。
開催には対面とオンラインを合わせて約90人が参加し、そのうちハンズオンに参加したのは25人でした。会場の雰囲気に関する写真や、吉田助教による講義、阿部理事・上席副学長の参加者へのあいさつなどの様子が報告に含まれています。
組織としての位置づけと継続的な取り組み
岡山大学はこの勉強会が単発のイベントに留まらないよう、職員のDXリテラシー向上を目的とした勉強会を継続的に開催すると明記しています。全学的なDX推進の一環として、各部門の実務に即した研修やハンズオンが今後も予定される見込みです。
プレスリリースでは、過去の取り組みとして「第2回岡山大学DX推進勉強会（MS365を活用したアプリ開発のハンズオン）」の開催実績を参照リンクとして示しています。これにより、DX推進活動が継続的に行われていること、複数回の勉強会が体系的に実施されていることが分かります。
- 過去の関連勉強会
- 第2回岡山大学DX推進勉強会：MS365を活用したアプリ開発のハンズオン（参照リンクあり）
- 継続意向
- 職員のDXリテラシー向上を目的に継続的な勉強会を今後も実施する旨が明記されています。
問い合わせ窓口と関連資料・リンクの一覧
プレスリリースでは、勉強会や岡山大学が提供する各種サービス・連絡先について詳細な問い合わせ先を複数掲載しています。ここでは掲載されている情報を漏れなく整理します。
主要な問い合わせ先と関連リンクは以下の通りです。メールアドレスは本文の表記どおり、記号「◎」を「@」に置き換えて使用する旨の注記が含まれています。
- 岡山大学 総務部 情報戦略課 DX推進担当
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス
TEL：086-251-7238
参照：https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id14858.html - 岡山大学病院 新医療研究開発センター（製薬・医療機器企業関係者向け）
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
問い合わせ：該当案件に関する専用フォーム http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/ - 岡山大学病院 研究推進課（医療関係者・研究者向け）
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
TEL：086-235-7983
E-mail：ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp（◎を@に）
詳細：http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/ - 岡山大学 産学官連携本部（研究・イノベーション共創機構）
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 本部棟1階
TEL：086-251-8463
E-mail：sangaku◎okayama-u.ac.jp（◎を@に）
詳細：https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/ - 研究機器共用（チーム共用）
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 本部棟1階
TEL：086-251-8705 / FAX：086-251-7114
E-mail：cfp◎okayama-u.ac.jp（◎を@に）
詳細：https://corefacility-potal.fsp.okayama-u.ac.jp/ - スタートアップ・ベンチャー関連（研究・イノベーション共創機構）
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 本部棟1階
E-mail：start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp（◎を@に）
詳細：https://venture.okayama-u.ac.jp/
また、岡山大学が発信している関連メディアや資料、プロジェクト情報も複数紹介されています。以下はプレスリリースで示された関連リンクです。
- 岡山大学公式ニュース（該当ページ）：https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id14858.html
- 岡山大学メディア「OTD」（アプリ／ウェブ）
- 岡山大学オリジナルグッズ Online Shop：https://okadaigoods.official.ec/
- 岡山大学統合報告書2024：リンク掲載
- 岡山大学SDGsホームページおよび関連動画（YouTube）
- 地域中核・特色ある研究大学強化促進事業（J-PEAKS）プロジェクト情報
- 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2025年10月期の募集情報
今回の勉強会の要点整理（表形式）
以下の表は、本記事で取り上げた勉強会の主要事項を整理したものです。開催日時、場所、講師、参加者数、主な内容、問い合わせ先などを一覧にまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 生成AI勉強会－大学業務DXにおける生成AIの活用事例とプロンプト入力の基礎 |
| 主催 | 国立大学法人岡山大学（総務部 情報戦略課、学術研究院 等） |
| 開催日 | 2025年11月19日（開催） |
| プレスリリース公開日 | 2025年12月1日（プレスリリース掲載：2025年12月1日 02時47分） |
| 会場 | 岡山大学 津島キャンパス（岡山市北区） |
| 参加者数 | 対面・オンライン合わせて約90名（ハンズオン参加者：25名） |
| 講師 | 吉田未希也 助教（学術研究院教育研究マネジメント領域、情報統括センター） |
| 講座内容 | 生成AIの動向、大学業務での活用事例、プロンプト作成の基本、ハンズオン実習（会場参加者対象） |
| 主な挨拶 | 阿部 理事・上席副学長による参加者へのあいさつが行われた |
| 問い合わせ先（代表） | 岡山大学 総務部 情報戦略課 DX推進担当（TEL：086-251-7238）および各種窓口（本文参照） |
| 関連URL | https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id14858.html 他（本文参照） |
この記事ではプレスリリースに記載されているすべての情報を整理して掲載しました。勉強会は大学業務のDX推進という文脈で位置づけられ、講義と実践（ハンズオン）を組み合わせた構成で実施されたこと、参加規模や講師、挨拶者、問い合わせ窓口や関連資料へのリンクが明示されていることが確認できます。今後も岡山大学は職員向けのDX関連研修を継続的に行い、全学的な取り組みとして進めていくとされています。
参考リンク：
