kyocha壱番が公式ECで世界販売開始、OEM供給も拡大

京都・宇治の伝統を携えて、世界へ直接届ける体制を本格化

2025年11月30日23時40分、京都ブロードタワー株式会社は、京都・宇治発のプレミアム抹茶ブランド「kyocha壱番（Kyocha ICHIBAN）」が公式ECサイトを通じた国際配送体制を強化し、世界中の個人ユーザーがオンラインで直接購入できるようになったこと、および企業向けのOEM／卸供給プログラムを拡大したことを発表しました。

今回の体制強化は、伝統的な石臼挽き製法に基づく高品質な宇治抹茶を、個人消費者と企業顧客の双方に安定して供給することを目的としています。発表文では、ブランドが「世界のどこからでも購入できる」存在へと進化することを明確に打ち出しており、越境ECを軸にした事業展開を本格化させる意図が示されています。

発表主体と日時

発表者：京都ブロードタワー株式会社（kyocha壱番）

発表日：2025年11月30日 23時40分

個人向け小売の強化──オンライン購入と商品構成の特徴

kyocha壱番は公式ECサイトを通じ、世界中の個人消費者が直接注文できる体制を整備しました。オンラインでの購入利便性を高めるため、商品ラインナップは抹茶ラテやスイーツ向けの抹茶、茶道初心者でも扱いやすい製品など、多様なニーズに応える構成となっています。

パッケージはギフトニーズにも対応する上質な仕様で用意され、SNSやレシピ動画を活用した認知拡大施策も展開しています。これにより、日常使いから贈答用途まで幅広く利用できるブランド作りを目指しています。

個人向けの主な強化ポイント

• 公式ECサイトからの直接注文：越境配送を視野に入れた国際発送体制を強化。
• 多様な商品構成：抹茶ラテ、スイーツ用、茶道初心者向け商品などをラインナップ。
• 上質なギフトパッケージ：贈答ニーズに応える包装設計。
• デジタル施策：SNS・レシピ動画でのブランド訴求と利用シーン提案。

製品ラインナップの詳細

ブランドが提示する各製品は、風味や用途に合わせて差別化されています。以下に製品名と特徴を整理します。

詣《itaru》

“プレミアム”濃茶。香りと甘みが豊潤で、特別な用途や嗜好性の高い消費者向け。

宿《yadori》

デイリープレミアム。毎日の一杯に適した調子を持たせたライン。

佰《byaku》

バランス重視。色鮮やかで見た目の美しさにも配慮した製品。

仟《sen》

軽やかな泡立ちと澄んだ口当たり。苦味は抑えめでかすかな甘みを残す。

ほうじ茶《houjicha》

焙煎による豊かな香りと滑らかな口当たり。食事に寄り添う後味のすっきり感が特徴。

企業向け：OEM・卸供給プログラムの拡大

kyocha壱番は、メーカーや飲食店向けにOEM製造や卸供給を行うプログラムを拡充しています。これにより、ドリンクやスイーツ、加工食品などで宇治抹茶を素材として利用したい企業に対し、原料供給からパッケージ制作支援まで一貫したサービスを提供します。

プログラムの対象は国内外の飲食事業者、製菓・食品メーカー、流通事業者など多岐にわたり、企業ごとの要望に合わせた柔軟な対応が可能である点が強調されています。

OEM・卸の具体的な提供内容

• オリジナル製品向けOEM製造：企業ブランド向け抹茶製品の受託製造。
• 大容量パック供給：飲食店や製菓工場向けに扱いやすいサイズでの供給。
• パッケージ／ラベル制作サポート：デザインや表示に関する支援を実施。
• 国内外企業への安定供給体制：生産者との連携による原料調達と在庫管理。
• 新商品開発支援：ドリンク、スイーツ、加工食品等のレシピ・配合提案。

対象となる業種と導入の流れ

想定される導入企業は飲食店チェーン、カフェ運営会社、製菓メーカー、食品加工業者、輸出事業者などです。導入の流れは、問い合わせ→要件定義（配合・仕様）→サンプル提供→量産体制構築→納品という一般的なプロセスを踏むことが示されています。

また、供給される抹茶は100%日本産であり、伝統的な石臼挽き製法を守る点や生産者との連携による安定した供給態勢が、法人取引における信頼性の基礎とされています。

選ばれる理由と代表コメント、問い合わせ先

プレスリリースでは、kyocha壱番が選ばれる主な理由を5点に整理しています。品質・生産体制・販売チャネル・供給の安定性・柔軟性が評価ポイントとして挙げられています。

具体的には、①100%日本産抹茶による品質保証、②伝統を守った高品質の風味、③公式ECによる世界中への直接販売、④生産者との連携による安定供給、⑤個人・法人双方に対応できる柔軟性、が列挙されています。

代表コメント

発表内の代表コメントは次のとおりです。「kyocha壱番は、世界のどこにお住まいの方にも本物の宇治抹茶を楽しんでいただきたいという想いから生まれたブランドです。公式ECの強化とOEM・卸プログラムの拡大を通じ、宇治抹茶の魅力と可能性を世界へ広げていきたいと考えています。」

この発言はブランドの方向性を示すものであり、個人消費者向けの利便性向上と企業向け供給の両面での拡大に注力する方針が明確に示されています。

問い合わせ先と関連リンク

問い合わせ先は次のとおりです。業務用・小売りの両方の相談窓口が用意されています。

問い合わせ先（E-mail）

info@uji-kyocha.com

ポータルサイト

https://uji-kyocha.com/

ECサイト

https://kyocha-ichiban.myshopify.com/

この記事は、kyocha壱番が公表したプレスリリースの内容に基づき、発表された事実と提供されているサービスの詳細を整理したものです。国際販売の整備と企業向け供給体制の拡充により、京都・宇治の伝統的な抹茶を海外の個人と企業の双方に届ける取り組みが具体化しています。