会議・営業・コールセンターを資産化するpiponのAI音声基盤

AI音声データ基盤提供開始

開催日:12月1日

AI音声データ基盤提供開始
これって何ができるサービスなの?
社内の会議・通話・商談・現場音声を安全に収集して文字起こし・要約・タスク抽出で構造化し、APIで既存システムや業務アプリと連携できる企業向けの音声データ基盤だよ。
導入するとどんな効果があるの?
音声が検索・再利用可能なデータ資産になり、議事録や商談分析の自動化で属人化を解消、ナレッジ蓄積や機械学習用データとして活用できるようになるよ。

音声を“資産化”する新たな企業向けデータ基盤が提供開始

2025年12月1日、株式会社pipon(本社:東京都中央区、代表取締役:北爪聖也)は、企業内で発生するあらゆる音声コミュニケーションを安全に収集・構造化し、業務アプリケーションに利活用できるAI音声データ基盤の提供を開始しました。発表時刻は2025年12月1日 08時30分です。本基盤は、これまで医療分野で高い評価を得てきたAIカルテ生成サービス「ボイスチャート」を支える技術を全社向けに汎用化・拡張したものです。

従来、音声データは「記録されない」「分析できない」「活用できない」とされ、企業のデータ資産になりにくいという課題がありました。piponが提供する基盤は、音声を収集してから構造化されたデータに変換し、各種システムや部門で共通利用できる「音声のOS(基盤)」として機能することを目指しています。

企業のすべての会話を“資産化”するAI音声データ基盤を提供開始 画像 2

基盤の仕組みと自動化の流れ

本基盤は、音声を単に文字にするだけではなく、企業で利用可能なデータに変換するための一連の処理を自動化しています。処理の主要な流れは「音声 → 文字起こし → 要約 → 構造化」です。これにより、検索や再利用が容易なデータとして蓄積できます。

音声データの収集に伴うセキュリティやプライバシー管理も設計思想の一部であり、企業内で安全に音声を取り扱うための運用設計・連携方法が用意されています。基盤はAPIや接続方式により既存システムと統合することが可能で、部門ごとにカスタマイズしたアプリケーションを上にのせる形で導入が進められます。

処理フローの詳細

基盤は音声入力から最終的な構造化データまでを一貫して処理します。その各段階での主な機能は次のとおりです。

  • 音声収集:会議、通話、商談、現場対応など多様な音声ソースを収集。
  • 文字起こし:高精度な音声認識技術により発話を可視化。
  • 要約:長時間の会話から重要ポイントを抽出して短い要約を生成。
  • 構造化:タスク、アクションアイテム、顧客要望などをデータ項目として定義・抽出。

これらの機能はすべて自動化されており、導入企業は基盤を介して一貫したデータ品質を確保できます。

業務アプリケーションの迅速な展開と具体的ユースケース

piponは本基盤の上に、ボイスチャートのような音声アプリケーションを次々と「のせて」展開できる点を強みとして挙げています。企業は基盤と連携するだけで、会議や営業、コールセンター、現場対応といった領域に特化したアプリケーションを短期間で構築できます。

下記はプレスリリースで明示された具体的なアプリ例です。これらは基盤のAPI連携や既存業務フローとの組み合わせで導入可能です。

  1. 会議アプリ:会議音声の録音から議事録生成、タスク抽出を自動化する。
  2. 営業アプリ:商談内容の分析、顧客ニーズ抽出を行い、営業活動の精度を高める。
  3. コールセンターアプリ:問い合わせ分類やミス防止アラートなどの運用支援を行う。

既に医療現場向けに提供している「ボイスチャート」は、この基盤の上で稼働する音声アプリケーションの一例として位置づけられています。ボイスチャートのURLは次のとおりです:https://voice-chart.pipon.net/

導入時の期待される効果

本基盤を導入することで企業が得られる価値は、プレスリリースで以下のように整理されています。音声を蓄積可能なデータ資産とすることで、業務改善やナレッジ活用の幅が広がります。

  • 音声が自動的に構造化され、検索・再利用可能なデータ資産に変わること。
  • 営業・会議・現場・サポートなど、全社の口頭業務が可視化・標準化されること。
  • 属人化していた知識が組織のナレッジとして蓄積されること。

音声データは従来「残らない」「分析できない」ものとされてきましたが、piponの基盤により、企業成長の源泉となる新しいストック型データへと変換される点が強調されています。

運用・提供体制と代表コメント、問い合わせ先

本サービスはpiponの開発した技術を企業向けに展開するものであり、企業内の各種システムと連携できるインフラとして提供されます。セキュリティやプライバシー保護の観点に配慮した運用設計が前提とされています。

代表取締役の北爪聖也氏はプレスリリースで次のように述べています。”私たちは医療の現場で、音声が膨大な価値を持ちながらも記録されず、活用されていない状況を目の当たりにしてきました。その課題を解決したボイスチャートの技術を、企業が自由に使える基盤として提供するのが今回のサービスです。企業はこの音声基盤の上にアプリケーションをのせていくだけで、営業・会議・サポート・現場業務など、あらゆる領域で音声DXを一気に進められます。音声が“消えるデータ”から“資産”へと変わる未来を、企業とともに実現していきたいと考えています。”

問い合わせ先の情報は以下のとおりです。導入や技術連携の窓口はメールで受け付けられます。

会社名
株式会社pipon
代表者
代表取締役 北爪聖也
本社所在地
東京都中央区
提供開始日
2025年12月1日 08時30分
問い合わせメール
seiyakitazume@pi-pon.com
コーポレートURL
https://pipon.net
ボイスチャート
https://voice-chart.pipon.net/

上記の情報を踏まえ、企業は本基盤を通じて既存業務の効率化だけでなく、音声を核とした新たなデータ資産の構築を検討することができます。構造化された音声データは検索や分析、機械学習モデルの学習データとしても活用可能です。

項目 内容
サービス名 AI音声データ基盤(株式会社pipon 提供)
発表日 2025年12月1日 08時30分
提供主体 株式会社pipon(本社:東京都中央区、代表取締役:北爪聖也)
主な機能 音声収集、文字起こし、要約、構造化(自動化)
代表的なアプリ例 会議アプリ(議事録・タスク抽出)、営業アプリ(商談分析・ニーズ抽出)、コールセンターアプリ(問い合わせ分類・ミス防止アラート)
既存の関連サービス AIカルテ生成サービス「ボイスチャート」(https://voice-chart.pipon.net/)
問い合わせ Email:seiyakitazume@pi-pon.com / URL:https://pipon.net

以上が、piponによる新しいAI音声データ基盤の提供開始に関する概要です。本基盤は音声を単なる一時的な記録から、検索・分析・再利用が可能な企業のストック型データへと変換することを目的としています。導入を検討する際には、業務フローや既存システムとの連携方法、セキュリティ要件を整理した上で基盤の機能要件を確認すると、活用の幅が明確になります。