電気工事不要のソーラーオーニング、1月5日工場受付開始

ソーラーオーニング発売

開催日:1月5日

ソーラーオーニング発売
電気工事なしで本当に動くの?停電中でも使えるの?
はい。SolEleは太陽光で充電するバッテリーユニットと風力・陽光センサーを備え、外部電源不要で自動開閉が可能です。停電時も動作し、通信途絶や高温時は自動で安全対策(収納)を行います。
誰でも取り付けられるの?発売や相談の流れは?
一般戸建や集合住宅の2階まで設置対応ですが、設置条件は現地確認が必要です。工場受付は2026-01-05開始。特設サイトや製品ページで資料を確認し、問い合わせ・見積り依頼してください。

電源を必要としない日よけが住宅と商業空間に新たな選択肢を提示

BXテンパル株式会社は、太陽光で動作するソーラーバッテリーユニット「SolEle(ソルエレ)」を搭載した次世代オーニング「エルパティオ・プラスソーラー」を発表しました。プレスリリースは2025年12月1日9時00分に発表され、製品は2026年1月5日から工場受付を開始します。

この製品は外部電源を必要としないため、電気工事を行わずに導入できる点が特徴です。住宅のベランダや戸建の2階、集合住宅の2階までの取り付けに対応し、停電時にも開閉が可能なため、災害時や電力供給不安定時の利便性も備えています。

電源レスで自動開閉!次世代ソーラーオーニング「エルパティオ・プラスソーラー」新発売。 画像 2

背景と狙い

近年の気候変動による猛暑化や熱中症リスクの高まり、脱炭素・省エネ対策の必要性を受け、外付け日よけの活用が注目されています。電動オーニングは便利である一方、電気工事の手間や設置場所の制約が導入のハードルとなっていました。

エルパティオ・プラスソーラーはこうした課題に応え、電源レスで自動開閉を実現することで幅広い場所に導入可能な日よけソリューションを提供します。住宅用途だけでなく、商業施設のファサードや飲食店のテラスなどにも適した製品設計です。

電源レスで自動開閉!次世代ソーラーオーニング「エルパティオ・プラスソーラー」新発売。 画像 3

SolEle(ソルエレ)の機能と同梱構成

SolEleは太陽光で充電するバッテリーユニットに、風力・陽光センサーを組み合わせたスマートユニットです。日射量や風の強さを自動で検知し、最適な開閉を行うことで室内の温度上昇を抑え、省エネと安全性を両立します。

同ユニットは、太陽光で充電されるため運用時の電気代がかからず、停電時でも対応できることが明示されています。さらに通信途絶や高温時の安全機能など、現場での運用を考慮した機能が組み込まれています。

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同梱品と主要機能の詳細

ソルエレのセット内容は以下の要素で構成されています。各要素は互いに連携して安全かつ安定した運用を支えます。

  • CSI-DCモーター:発熱量が少ないDCモーターを採用。夏場でも安全に連続開閉動作が可能です。非常用として手動でキャンバスを収納できる電手動ギアを備えています。
  • ソーラーステーション:リモコンによる遠隔操作でキャンバスの張り出し・巻き取りが可能です。高温時の充電および放電停止機能を内蔵し、安全な充放電制御を実現しています。
  • 風力・陽光センサー:太陽光で動作するDCモーター用のセンサーで、日射量と風の強さを検知します。ソーラーステーションと30分以上通信できなくなった場合は自動でキャンバスを収納する安全機能を持ちます。
  • リモコン:1台のリモコンで最大30台のオーニングを操作可能です。ソーラーステーションの充電池残量確認や陽光センサーのON/OFF機能を備えています。
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エルパティオ・プラスソーラー本体の仕様と操作性

本製品は多様な設置環境に対応するために、複数の間口サイズと出巾を用意しています。取り付け後もキャンバスの角度を可変する仕様で、時間帯や季節による日射角の変化に対応できます。

操作は通常はリモコンによる電手動操作で、緊急時はクランクハンドルによる手動操作に切り替え可能です。リモコンは多台数制御に対応しているため、商業施設や集合住宅の一括管理にも適しています。

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主要仕様

間口(W)
1,940〜4,670 mm
出巾(D)
1 m / 1.5 m / 2 m
標準勾配
15°〜35°(角度可変システム)
操作方法
電手動(通常時:リモコン/緊急時:クランクハンドル)
取付高さ
一般戸建住宅2階まで、集合住宅2階まで(※3階はベランダ等があり地上階まで落下しない場所があること)

これらの仕様は設置条件や周辺環境によって最適な選択が異なります。間口と出巾の組み合わせにより日よけ範囲が変わるため、導入前の現地確認が重要です。

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導入手順、関連情報と企業情報

製品の工場受付は2026年1月5日から開始されます。設置に際して外部電源や電気工事は不要であるため、既存の建物や改修案件にも導入しやすい点が利点です。停電時の運用や高温時の充放電停止といった安全面も意識した設計となっています。

製品詳細やカタログは下記の特設サイト・製品ページ・製品パンフレットで確認できます。発表資料には製品イメージも添付されており、外観や設置イメージを事前に把握できます。

  • 特設サイト: https://www.solele-tenpal.com
  • 製品ページ: https://www.tenpal.co.jp/awning/patioplus_solar
  • 製品パンフレット: https://tenpal-catalogs-leaflets.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjo2NjQ5NzN9&detailFlg=1&pNo=1
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BXテンパル株式会社について

BXテンパルは1984年に文化シヤッター株式会社のテント部門が独立して創業した企業で、社是として「快適空間創造企業」を掲げています。BXグループの一員として、オーニングをはじめとするテントキャンバスや各種シート製品を提供しています。

同社は気候変動に伴う熱中症リスクの増加に対し、エネルギーに依存しないまちづくりや環境配慮の観点から日よけ製品の開発を進めています。本社所在地や代表者などの会社概要は以下の通りです。

会社名
BXテンパル株式会社
代表
宮本 明
本社住所
東京都豊島区西巣鴨4-14-5 BX113ビル
URL
https://www.tenpal.co.jp

要点の整理と製品情報表

以下は本記事で取り上げた「エルパティオ・プラスソーラー」とソーラーバッテリーユニット「SolEle」に関する主要項目を整理した表です。製品選定や導入検討の際に参照しやすい形式でまとめています。

項目 内容
製品名 エルパティオ・プラスソーラー(ソルエレ搭載)
搭載ユニット SolEle(ソーラーバッテリーユニット)
発売開始(工場受付) 2026年1月5日
リリース日 2025年12月1日 09:00
主な特徴 外部電源不要、太陽光自動充電、風力・陽光センサー、リモコン最大30台制御、角度可変
同梱主要機器 CSI-DCモーター、ソーラーステーション、風力・陽光センサー、リモコン
間口(W) 1,940〜4,670 mm
出巾(D) 1 m / 1.5 m / 2 m
標準勾配 15°〜35°(角度可変システム)
操作方法 電手動(リモコン)、緊急時クランクハンドル
取付高さ 一般戸建住宅2階まで、集合住宅2階まで(条件あり)
関連リンク 特設サイト、製品ページ、製品パンフレット(本文参照)
販売元 BXテンパル株式会社(代表:宮本 明)

以上が本製品の主要情報の要約です。本稿では製品の特徴、仕様、同梱内容、導入に関する基本的な情報を網羅しました。導入にあたっては設置場所や周辺条件を踏まえ、特設サイトや製品ページで提供されている資料を確認のうえ、工場受付開始日以降に具体的な相談を進めることが適切です。

参考リンク: