Pittaが日経『未来の100社』に選出　スカウトで潜在層へ

日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社」に選出された背景と評価

2025年12月1日午前9時、カジュアル面談プラットフォーム「Pitta」を運営する株式会社Pitta（東京都港区、代表取締役 中村拓哉・渡邉浄真）は、日経クロストレンド（発行：日経BP社）が選ぶ恒例企画「未来の市場をつくる100社【2026年版】」に選出されたことを公表しました。今回の選出は、日本で進行する人手不足や高齢化、物価高騰といった課題の中で、企業が転職意思が未確定な潜在層と早期に接点を持てる仕組みを提供する点が評価されたものです。

日経クロストレンドの企画は、AIや市場の変化がもたらす生活や消費活動の変革に注目し、2026年に向けて生活や社会に変革をもたらす可能性のある企業を10分野に分けて選出するものです。選出リストの全文は有料会員向けの掲載となっており、該当記事は以下のURLで確認できます（全文閲覧は有料会員のみ）。

• 日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社【2026年版】」記事（全文は有料会員のみ）

日経クロストレンドが選出する領域と意義

日経クロストレンドは「コマース」「マーケティングDX」「エンタメ」「コミュニケーション」「健康・ウェルビーイング」「外食・食」「シニア」「教育・学び」「生活・金融」「旅行・インバウンド」の10ジャンルに分け、各分野で次の市場を形成する可能性のある企業を選出しています。

選出の意義は、単に革新的な技術やサービスを示すだけでなく、現実的な社会課題に対するビジネスモデルの貢献度や実用性、成長ポテンシャルを評価する点にあります。Pittaは「コミュニケーション」「マーケティングDX」「人材・採用」領域での実効性が評価され、同リストに加えられました。

Pittaのサービス概要：ユーザー数、面談件数、独自機能

Pittaはカジュアル面談プラットフォームで、サービスURLはhttps://pitta.me/です。運営会社は株式会社Pitta（コーポレートURL：https://corporate.pitta.me/）で、本社は東京都港区麻布十番に所在します。資本金は100百万円（資本準備金含む）、代表は中村拓哉氏と渡邉浄真氏です。

プラットフォーム上の主な実績と利用状況は以下の通りです。

• 会員数：5万人以上
• 公開されたカジュアル面談件数：2万件以上
• 無償版導入企業：4,000社以上
• 有償版導入企業（法人向け）：250社以上

「おさそい機能（スカウト）」の仕組みと注記

Pittaの特徴的な機能の一つに、企業側から候補者に対して面談の招待を送ることができる「おさそい機能（スカウト）」があります。これにより、転職意思が明確でない潜在層にも企業側から接触できる点が評価されています。

注記は以下のとおりです。すべてのユーザーは無料でおさそい（スカウト）を受け取れますが、おさそいを送る側（企業）がこの機能を利用するにはチームプラン（有料プラン）の契約が必要です。なお、Pittaの会員構成としてはエンジニアや事業開発、経営・CxOクラスのハイレイヤー登録率が50％、おさそいの返信率は平均で20％と報告されています。

法人向けプランの構成と導入事例

Pittaが提供する法人向けの代表的なプランは「チームプランβ」で、優秀なスタートアップ・ベンチャー人材と出会い採用に結びつけることを目的としたスカウトサービスです。料金体系は採用決定時の成功報酬を設けず、毎月定額で利用できる形式です。企業の利用状況に応じて複数のプランが用意されています。

用意されている法人向けプランの種類と特徴は次の通りです。

基本プラン

企業の標準的な利用向けのプランです。定額でスカウトや面談運用を行えます。

創業期応援プラン

設立3期目以内の企業を対象に、基本料金から70％OFFで提供します。

認定VCプラン

Pittaが提携するVCから出資を受けている投資先企業向け。契約期間に加え＋1ヶ月分を無償で付与特集記事を1本無償で制作

地方応援プラン

対象エリアに本社を置く企業向けに、基本料金から50％OFFで提供します。

人材紹介プラン

人材紹介エージェント向け。エージェント利用でも高い返信率（10〜15％）を実現するスカウト機能を利用できます。