牛窓産の早摘みエキストラバージン「うしまどスペリオル」登場
ベストカレンダー編集部
2025年12月1日 18:14
うしまどスペリオル発売
開催日:12月1日
牛窓で磨かれた“早摘み”の個性──エキストラバージンの新作が登場
日本オリーブ株式会社は、牛窓自社農園で収穫した早摘みオリーブを原料にした「エキストラバージンオリーブオイルうしまどスペリオル」を、2025年12月1日(月)に季節限定で発売します。容器は180g、価格は6,912円(税込)、おひとり様1本までの限定販売です。
本商品は牛窓オリーブ園で栽培されたミッション種、マンザニロ種、ルッカー種をブレンドしており、搾りたてならではのグリーンでスパイシーな香味を特徴としています。パンにかけるなどシンプルな使い方でその風味を味わうことが推奨されています。
牛窓という土地が育む味わい
岡山県瀬戸内市牛窓町は「日本のエーゲ海」と称される穏やかな気候と豊かな土壌を持つ地域です。この気候風土と年ごとの天候(日照時間や降雨量)がオリーブ果実の風味に影響を与え、青い草やトマト、アーモンド、リンゴやバナナを思わせる複雑な香りが生まれます。
生産者側は毎年、その年の果実から導き出される“唯一無二の味と香りの調和”を目指し、栽培管理から採油、ブレンドまで徹底した工程管理を実施しています。牛窓オリーブ園は約10ha、約2,000本の規模で栽培を行い、年間の来園者数は2018年度で約9万人にのぼる観光スポットにもなっています。
収穫から搾油までの細部にわたるこだわり
同社はオリーブの熟度を品種ごとに見極め、最適な時期に一粒一粒丁寧に手摘みしています。収穫後はその繊細な風味を保持するために収穫から4時間以内に採油することを徹底しています。
採油工程では搾油機の洗浄を日々行い、わずかな汚れも排除。さらに、採油においては加水を行わず、果実に付着する水分にも配慮した上で、破砕後のペーストやマラキシング(攪拌)の温度管理を厳しく実施しています。これらの管理により、フィトケミカルを濃縮したようなグリーンスパイシーなテイストを実現しています。
栽培と国際的な生産体制
日本オリーブは1942年に創業者が牛窓でオリーブを植樹して以来、国内での栽培のほか1992年にはスペイン(トルトサ)に自社オリーブ園を開設しています。現在は牛窓オリーブ園で約10ha・約2,000本、トルトサオリーブ園で約45ha・約3,100本のオリーブ栽培・収穫・加工を行っています。
農園や加工のほか、果汁・葉エキスの基礎研究や、医薬部外品・化粧品の開発・販売も行っており、オリーブに関する幅広い事業を展開しています。
国際的な評価と受賞歴
同社の製品は国内外の主要コンテストで継続的に評価を受けており、本商品も直近の受賞歴に支えられた品質証明がなされています。収穫は秋、コンテストは収穫の翌年に開催されるため、年ごとの受賞は季節や収穫年を反映した評価となります。
以下はプレスリリースに記載された受賞歴を年別に整理した一覧です。
- 2025年
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- オリーブジャパン2025:金賞
- ニューヨーク国際オリーブオイルコンテスト2025:銀賞
- ロサンゼルス国際オリーブオイルコンテスト2025:金賞
- 2024年
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- オリーブジャパン2024:金賞
- ニューヨーク国際オリーブオイルコンテスト2024:金賞
- ロサンゼルス国際オリーブオイルコンテスト2024:金賞
- 2023年
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- オリーブジャパン2023:銀賞
- ニューヨーク国際オリーブオイルコンテスト2023:金賞
- ロサンゼルス国際オリーブオイルコンテスト2023:銀賞
- 2022年
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- オリーブジャパン2022 国際オリーブオイルコンテスト:金賞
- ニューヨーク国際オリーブオイルコンテスト2022:金賞
- ロサンゼルス国際オリーブオイルコンテスト2022:金賞
- 全国オリーブサミットinひおき オリーブオイル品評会:金賞
- 2021年
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- オリーブジャパン2021 国際オリーブオイルコンテスト:銀賞
- ニューヨーク国際オリーブオイルコンテスト2021:金賞
- 2020年
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- オリーブジャパン2020 国際オリーブオイルコンテスト:銀賞
- ニューヨーク国際オリーブオイルコンテスト2020:銀賞
- ロサンゼルス国際オリーブオイルコンテスト2020:ブロンズ賞
- ソレントオリーブオイルコンテスト2020:日本産最優秀賞
- 2019年
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- オリーブジャパン2019 国際オリーブオイルコンテスト:金賞および特別賞「Best of Japan(日本産最優秀賞)」
- 日本オリーブオイル品評会:金賞および特別賞「一般社団法人オリーブオイルソムリエ協会理事長賞」
- ニューヨーク国際オリーブオイルコンテスト2019:銀賞
商品情報・販売方法と企業概要
商品詳細や販売方法、企業としての背景情報もプレスリリースで明記されています。販売は直営店と通信販売で行われ、直売店の電話番号や通販ページのURLも公開されています。
以下に商品と販売に関する具体的な情報を整理します。
| 商品名 | エキストラバージンオリーブオイルうしまどスペリオル |
|---|---|
| 容量 | 180g |
| 価格 | 6,912円(税込) |
| 限定 | おひとり様1本まで |
| 発売日 | 2025年12月1日(月) |
| 使用品種 | ミッション種、マンザニロ種、ルッカー種(牛窓自社農園産) |
| 採油(搾油) | 収穫から4時間以内に採油、加水無し、破砕後・マラキシング温度を厳格管理 |
| 主要販売チャネル |
|
| 企業名 | 日本オリーブ株式会社 |
| 代表取締役社長 | 服部芳郎 |
| 所在地 | 岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓3911-10 |
| 関連リンク | https://nippon-olive.co.jp |
企業の沿革としては、創業者の服部和一郎が1942年に阿弥陀山を開墾してオリーブを植樹し、1949年に日本オリーブ株式会社を設立、以降オリーブ製品の生産・販売を続けています。また1992年にはスペイン トルトサにも自社オリーブ園を開設しました。
今回の「うしまどスペリオル」は、牛窓という土地と継続的な生産努力、国際的な評価によって裏付けられた早摘みエキストラバージンオリーブオイルとして紹介されています。なお、商品画像などの付随情報はプレスリリースに付されている旨が示されています。
以下の表は本記事で紹介した主要事項を整理したものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | エキストラバージンオリーブオイルうしまどスペリオル |
| 発売日 | 2025年12月1日(月) |
| 容量/価格 | 180g/6,912円(税込) |
| 販売制限 | おひとり様1本まで |
| 主な使用品種 | ミッション、マンザニロ、ルッカー(牛窓産) |
| 採油の特徴 | 収穫から4時間以内に採油、加水なし、温度管理・機器洗浄の徹底 |
| 販路 | 直売店「オリーブショップ」電話0869-34-2370、通信販売ページ(上記URL) |
| 生産地 | 岡山県瀬戸内市牛窓町(牛窓オリーブ園:約10ha・約2,000本)/スペイン トルトサの自社園 |
| 企業 | 日本オリーブ株式会社(代表:服部芳郎) |
本記事はプレスリリースの内容を基に、商品仕様、製造・採油工程、販売情報および受賞歴を整理して報告しています。
参考リンク: