Fortniteで府内城を巡る学びのスタンプラリー公開

府内城スタンプラリー

開催日:12月1日

府内城スタンプラリー
いつから遊べるの?
公開は2025年12月1日15時。Fortniteのクリエイティブで遊べるようになり、マップコード2788-4445-5303を入れてすぐプレイできます。
操作むずかしい?どう遊ぶの?
戦闘要素を排したカジュアル設計で初心者向け。南蛮船で府内城周辺を巡りスタンプを集める体験が中心で、学校やイベントで無料活用可能です。

Fortniteで府内城を歩く──『大分×府内城 学びのスタンプラリー』公開の全貌

株式会社オープンハウスグループのグループ会社である株式会社モンドリアンとおおいた未来まちづくり株式会社は、Fortniteクリエイティブ上に制作した新作マップ『大分×府内城 学びのスタンプラリー』を公開しました。リリース日時は2025年12月1日 15時00分に発表されています。

本マップは、初心者でも楽しめるカジュアルな観光体験をコンセプトに設計されており、府内城や周辺の街並みをゲーム内で体感しながら学べるコンテンツです。実際に遊ぶためのマップコードは2788-4445-5303、ゲームトレーラーは以下のURLで公開されています。

この章では公開の基本情報と、本作が掲げる目的・特徴を整理します。本文全体で、公開背景や活用方法、制作主体の情報まで網羅して紹介します。

大分市×Fortnite 第二弾『大分×府内城 学びのスタンプラリー』公開 画像 2

第一弾が実績を残した上での第二弾──受賞・活用の実績と制作目的

今回の第二弾は、2025年3月に公開された第一弾マップ『府内城DOMINATION』の成功を踏まえて制作されました。第一弾は別府八湯温泉祭や大分大学文化祭などで活用され、大阪・関西万博内で開催された日本最大級のメタバースアワード『EXPO MCA(メタバースクリエイティブアワード)』では、Fortnite部門の「プレイヤーのおすすめ賞」を受賞しています。

これらの実績は、メタバースとeスポーツ領域における注目度を高め、地域活性化への応用可能性を示しました。第二弾は第一弾を発展させ、より多くの自治体・学校・企業・団体・住民が実際に使える形で提供されます。

第一弾『府内城DOMINATION』の主な実績
・別府八湯温泉祭や大分大学文化祭での活用
・EXPO MCA(メタバースクリエイティブアワード)Fortnite部門「プレイヤーのおすすめ賞」受賞

第二弾の制作目的は、観光振興や地域コミュニティの活性化、教育利用など幅広い用途に使える標準化された観光MAPを提供することにあります。初心者でも遊べることを重視し、戦闘要素を排した設計がなされています。

大分市×Fortnite 第二弾『大分×府内城 学びのスタンプラリー』公開 画像 3

体験の中身と地域連携での活用シーン

本マップの特徴は大きく三点にまとめられます。まず操作が簡単であること。戦闘要素を排したカジュアルな設計により、子どもから高齢者まで幅広い世代が参加可能です。ゲーム操作の基礎から学べる設計で、Fortnite初心者を対象とした観光MAPとなっています。

二点目は、府内城周辺を巡る体験の演出です。ゲーム内で南蛮船に乗って府内城周辺を巡るルートを用意し、大分市が持つ南蛮文化を背景にした景観や史料的魅力を体感できる工夫をしています。これにより県外の来訪者が「訪れてみたい」と感じる演出を狙っています。

  • 特徴①:誰でも楽しめるカジュアルな観光体験(戦闘要素なし)
  • 特徴②:府内城周辺を南蛮船で巡る体験
  • 特徴③:地域と連携した自由な活用(学校、企業、道の駅等への常設可)

三点目は地域連携の設計です。地域行政、学校、企業、メディアと協力して、観光促進や教育、地域交流の場へ展開することが前提に組み込まれています。地域の祭りや学校の文化祭、企業のレクリエーション、道の駅等のインフォメーションスペースへの常設など、イベントの大小を問わず無料で活用可能と位置づけられています。

活用シーンの具体例を以下に示します。これらはいずれも本マップの設計意図に沿った利用方法です。

  1. 学校の授業や校外学習での歴史・地域学習ツールとしての利用
  2. 地域祭りや文化イベントでの来場者体験コンテンツ化
  3. 企業の社員レクリエーションや地域PRイベントでの展示
  4. 観光施設や道の駅での常設展示、訪問前のバーチャル案内
大分市×Fortnite 第二弾『大分×府内城 学びのスタンプラリー』公開 画像 4

制作主体とプロジェクトの位置づけ──モンドリアンとオープンハウスグループ

制作は株式会社モンドリアンが中心となり、株式会社オープンハウスグループの支援を受けて進められています。モンドリアンはマインクラフト、Fortnite、Robloxなどのプラットフォームを活用し、地方創生や教育、マーケティング用途に適したメタバースコンテンツを提供する企業です。

モンドリアンは国土交通省の3D都市モデル「PLATEAU」を活用して日本各地の街並みを再現する取り組みを進めており、単なるデジタル再現にとどまらない行政や教育、防災、都市計画など多面的な活用を想定したプロジェクトを展開しています。

モンドリアン(株式会社モンドリアン) 企業概要
本社所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 11階
代表取締役:角田 拓志
設立:2023年1月16日
資本金:5,000,000円
Webサイト:https://mondrian.gg/
備考:株式会社オープンハウスグループ(東証プライム:3288)の一員

また、オープンハウスグループの企業概要も本プロジェクトの背景として重要です。グループは不動産や街づくりの知見を活かし、地域の活力向上を掲げています。

株式会社オープンハウスグループ 企業概要
本社所在地:〒100-7020 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー20階・21階(総合受付)
代表取締役社長:福岡 良介
創業:1997年9月
資本金:202億3,549万円
従業員数(連結):6,620名(2025年9月末時点)
Webサイト:https://openhouse-group.co.jp/

本プロジェクトは、〈創る・使う・続ける・繋げる〉という方針を軸に、持続可能なエコノミー形成やクリエイター支援も視野に入れた取り組みとされています。既に発表されている関連プロジェクトには以下が含まれます。

  • 大分県:府内城(本プロジェクトの基礎となった地域)
  • 熊本県:玉名市の菖蒲まつり
  • 新潟県:古町ルフル商店街
  • 愛媛県:松山市中心部
  • 大阪府:夢舞大橋
  • 和歌山県:地域を模したゲームマップ

注意書きとして、本コンテンツはEpic Games, Inc.による提供、支援、運営を受けたものではないことが明確に記載されています(This event is not sponsored, endorsed, or administered by Epic Games, Inc.)。

大分市×Fortnite 第二弾『大分×府内城 学びのスタンプラリー』公開 画像 5

参考リンクと出典

本件の公開情報は、株式会社オープンハウスグループのプレス発表と関連ページに基づきます。追加の資料や報道用情報は以下のURLで参照できます。

ここまでに挙げた内容は、公開されたプレスリリース本文の全情報を網羅する形で整理しています。以下に本文で言及した主要項目を表形式でまとめます。

項目 内容
タイトル 大分×府内城 学びのスタンプラリー(Fortnite マップ)
公開日時(発表) 2025年12月1日 15時00分
マップコード 2788-4445-5303
トレーラー https://www.youtube.com/watch?v=N2kgf1PuanU
制作 株式会社モンドリアン(株式会社オープンハウスグループのグループ会社)
共同 おおいた未来まちづくり株式会社
主な特徴 戦闘要素排除のカジュアル体験/南蛮船で府内城周辺を巡る演出/自治体・学校・企業・メディアと連携した無料活用
第一弾実績 府内城DOMINATION(2025年3月公開)、EXPO MCA Fortnite部門「プレイヤーのおすすめ賞」受賞、各種地域イベントでの活用
企業情報(モンドリアン) 本社:〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 11階/代表:角田拓志/設立:2023年1月16日/資本金:5,000,000円/Web:mondrian.gg
企業情報(オープンハウスグループ) 本社:〒100-7020 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー20階・21階/代表:福岡良介/創業:1997年9月/資本金:202億3,549万円/従業員数(連結):6,620名(2025年9月末)
関連プロジェクト例 玉名市の菖蒲まつり、古町ルフル商店街、松山市中心部、夢舞大橋、和歌山のゲームマップ等
備考 本コンテンツはEpic Games, Inc.の提供・運営によるものではありません(非公式制作)
参考リンク PR TIMES(2件)、モンドリアン、オープンハウスグループ 各Webサイト

以上が、公開されたプレスリリースの内容を漏れなく整理した記事のまとめです。本稿では公開日、制作主体、マップの特色、第一弾の実績、活用例、制作会社の企業情報および関連プロジェクトまで網羅して紹介しました。