京都・滋賀のJR駅で掲出 成瀬シリーズ完結作の大型広告

駅で成瀬特別広告

開催期間:12月1日〜12月7日

駅で成瀬特別広告
いつまで掲出してるの?
掲出は2025年12月1日開始で12月7日(日)までの予定。JR京都駅ほか京都・滋賀の6駅(京都・山科・大津・膳所・石山・草津)で展開、駅係員への問合せは不可です。
どこの駅にどんな広告が出てるの?
JR京都駅ではB0ポスター3枚分相当の大型広告を2種掲出(地下通路含む)。山科・大津・膳所・石山・草津では「膳所から世界へ!」のコピーを用いた掲出が行われています。

京都と滋賀の主要駅が舞台になった特別広告の全容

宮島未奈氏の最新刊でありシリーズ完結作となる小説『成瀬は都を駆け抜ける』の発売を記念して、JRの複数駅に期間限定の特別広告が掲出されました。掲出開始日は2025年12月1日(月)、掲出は2025年12月7日(日)までの予定です。掲出駅は京都府と滋賀県の主要駅に及び、地元出身の主人公と物語の舞台性を伝える配置が取られています。

掲出された駅は以下の6駅です。いずれもJRの駅で、京都と滋賀を結ぶ動線上に位置しています。掲出は駅構内や地下通路など、人の目につきやすい場所で行われました。

  • JR京都駅(B0ポスター相当の大きさの広告を2種掲出)
  • JR山科駅(「膳所から世界へ!」のキャッチコピー)
  • JR大津駅(「膳所から世界へ!」のキャッチコピー)
  • JR膳所(ぜぜ)駅(「膳所から世界へ!」のキャッチコピー)
  • JR石山駅(「膳所から世界へ!」のキャッチコピー)
  • JR草津駅(「膳所から世界へ!」のキャッチコピー)
【駅に巨大成瀬が登場!】宮島未奈『成瀬は都を駆け抜ける』、発売にあたって京都と滋賀の駅に特別広告を掲出! 画像 2

京都駅の掲出仕様と意図

JR京都駅では特に大きな規模の掲出が行われ、B0ポスター3枚分の大きさに相当する広告を2種類掲出しています。1種類目の広告はシリーズ初刊『成瀬は天下を取りにいく』発売時から使用されているメインコピーを再掲し、シリーズを通した一貫性を表現しています。

掲出場所には地下通路も含まれており、通勤・観光で駅を利用する多くの人の目に触れることを想定した配置です。掲出写真の一部は公開されており、「京都駅地下通路①」「京都駅地下通路②」といったカットも確認できます。

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滋賀県内駅の共通コピーと地域性

山科駅・大津駅・膳所駅・石山駅・草津駅では、成瀬と島崎が使う決めセリフ「膳所(ぜぜ)から世界へ!」を用いた掲出が行われています。物語の主人公が膳所高校の出身であり、地域との結びつきを強調する意図があります。

地域性を生かしたコピーは、地元出身の読者や通学・通勤でその沿線を利用する層の共感を狙っており、作品世界の「出発点」としての膳所の位置づけを可視化しています。

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物語の要点と試し読み公開の内容

『成瀬は都を駆け抜ける』は、膳所高校を卒業し京大生となった成瀬あかりを主人公に、京都を舞台に繰り広げられる全6篇からなる連作短篇集です。成瀬の仲間たちや旧作からの登場人物たちが登場し、千年の都での出来事が描かれます。

物語の中心には、成瀬の幼馴染・島崎や、サークル「達磨研究会」、簿記YouTuber、地元テレビ取材を受ける母親と娘、恋に苦しむ同級生など多彩な人物が並び、最終的に主人公に大団円が訪れる構成になっています。

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試し読み公開について

現在、第1話「やすらぎハムエッグ」が一編まるごと試し読みとして公開されています。掲載元は小説新潮2024年5月号に掲載された版を基に、加筆修正が施された新版です。全文公開の形式で提供されており、物語の導入を確認することができます。

試し読みは公式の試し読みページからアクセス可能とされており、詳細は特設サイトおよび出版社の書誌ページで案内されています。公開ページへのリンクは書誌データ欄にも記載しています。

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著者・書籍の詳細情報と受賞歴

著者の宮島未奈(みやじま・みな)は1983年静岡県富士市生まれ、滋賀県大津市在住。京都大学文学部を卒業しています。2021年に発表した短編「ありがとう西武大津店」で「女による女のためのR-18文学賞」大賞・読者賞・友近賞をトリプル受賞し、2023年に『成瀬は天下を取りにいく』でデビューしました。

以降の受賞歴として2024年の本屋大賞や坪田譲治文学賞など多数の受賞があり、成瀬シリーズ(『成瀬は天下を取りにいく』『成瀬は信じた道をいく』『成瀬は都を駆け抜ける』)はシリーズ累計発行部数が180万部を突破しています。ほかの著書に『婚活マエストロ』『それいけ!平安部』があります。

著者名
宮島未奈(1983年生、静岡県富士市出身、滋賀県大津市在住、京都大学文学部卒)
主な受賞歴・経歴
・2021年「ありがとう西武大津店」でR-18文学賞(大賞・読者賞・友近賞)
・2024年 本屋大賞、坪田譲治文学賞など受賞
主要作品
『成瀬は天下を取りにいく』『成瀬は信じた道をいく』『成瀬は都を駆け抜ける』『婚活マエストロ』『それいけ!平安部』
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書籍データ(詳細)

書籍の基本情報は以下のとおりです。発売日は2025年12月1日、定価は1,870円(税込)となっています。造本は四六判で発行元は株式会社新潮社です。

項目 内容
タイトル 成瀬は都を駆け抜ける
著者 宮島未奈
発売日 2025年12月1日
造本 四六判
定価 1,870円(税込)
ISBN 978-4-10-354953-6
出版社 株式会社新潮社
書誌ページ https://www.shinchosha.co.jp/book/354953/
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掲出の現場写真、注意事項とまとめ

掲出初日は2025年12月1日に設定され、当日の様子としていくつかの掲出写真が公開されています。公開されたカットには京都駅の地下通路や草津駅、膳所駅などの掲出状況が含まれています。これらの写真は掲出の規模感や配置の意図を伝える資料となっています。

掲出に際しての注意事項として、駅係員への問い合わせは控えるよう案内されており、掲出現場では周囲への配慮を求める旨の呼びかけが付されています。掲出期間は短期間のため、現地での撮影や閲覧は周囲に配慮した行動が求められます。

  • 掲出開始:2025年12月1日(月)
  • 掲出終了予定:2025年12月7日(日)
  • 掲出駅:京都駅、山科駅、大津駅、膳所駅、石山駅、草津駅
  • 掲出仕様:京都駅はB0ポスター3枚分相当の大きさの広告を2種掲出
  • コピー:山科〜草津の一部駅で「膳所(ぜぜ)から世界へ!」を使用
  • 問い合わせ:駅係員への問い合わせは不可、周囲への配慮を要請

以下の表に本記事で触れた主要事項を整理してまとめます。広告掲出の日時・場所、書籍情報、試し読みの公開情報などが一目で把握できるようにしています。

項目 内容
広告掲出期間 2025年12月1日〜2025年12月7日(予定)
掲出駅 JR京都駅、JR山科駅、JR大津駅、JR膳所駅、JR石山駅、JR草津駅
京都駅掲出仕様 B0ポスター3枚分相当の大きさの広告を2種掲出(地下通路含む)
共通コピー(滋賀側駅) 「膳所(ぜぜ)から世界へ!」(成瀬と島崎の決めセリフを使用)
試し読み 第1話「やすらぎハムエッグ」を全文公開(小説新潮2024年5月号掲載版に加筆修正)
書籍名 成瀬は都を駆け抜ける
著者 宮島未奈
発売日・定価 2025年12月1日・1,870円(税込)
ISBN・造本 ISBN: 978-4-10-354953-6・四六判
出版社・書誌ページ 株式会社新潮社・https://www.shinchosha.co.jp/book/354953/

以上が駅広告掲出の概要および書籍・著者情報の整理です。掲出は短期間のため、現地で掲出を見る場合は周囲への配慮を心がけ、駅係員への問い合わせは控えることが案内されています。作品情報や試し読みなど詳細は出版社の書誌ページや特設サイトで確認できます。

参考リンク: