12/9発売｜珈琲館のとろあま新サンド＆冬ホットケーキ

スタッフの発想が形になった、“とろけるチーズ”の新サンド

C-United株式会社が展開する喫茶チェーン『珈琲館』と『珈琲館 蔵』は、従来のメニュー開発の枠を越え、スタッフのアイデアを公募する社内コンテストを通じて生まれた新商品を、2025年12月9日（火）より期間限定で発売します。グランプリを獲得したのは、「珈琲館 グランデュオ蒲田店」のスタッフ考案メニューで、商品名は『たっぷりチーズのクアトロフォルマッジサンド』です。

本メニューは“珈琲とのペアリング”に重点を置き、チーズの種類とバランスに工夫を凝らした点が特長です。別添えのはちみつで甘じょっぱさを加えることで、食事としてもティータイムの軽食としても楽しめる“とろあま”な味わいを目指しています。

• 採用したチーズ（5種類）：モッツァレラ、カマンベール、チェダー、ミックスチーズ（ゴーダほか）、その他の豊かなコクを生むチーズを組み合わせ。
• 仕立て：上面にカマンベールをのせ、中にモッツァレラを含む2種類のチーズを挟み、とろける食感を演出。
• 味のアクセント：胡椒を振り、別添えのはちみつで甘じょっぱさを調整可能。

商品概要と価格・販売期間

商品名は『たっぷりチーズのクアトロフォルマッジサンド』です。単品価格は店舗により異なり、890円～1,150円、セット価格は1,390円～1,910円での提供となります。販売開始は2025年12月9日（火）、販売期間は同日～2026年2月下旬（なくなり次第終了）です。

販売対象は全国の『珈琲館』および『珈琲館 蔵』で、同社は店舗数を全205店舗としています。ただし、一部店舗では取り扱いがない場合があり、価格は税込表示かつ店舗によって差異がある点に留意が必要です。

進化して帰ってきた、冬の定番チョコレートホットケーキ

同じく2025年12月9日から、珈琲館の冬季限定デザートとして『とろける濃厚チョコレートホットケーキ～ストロベリーホイップを添えて～』が登場します。本商品は年間160万食を販売する看板商品である「トラディショナル・ホットケーキ」をベースに、ダークチョコレート（カカオ58％）ソースをかけた冬季限定メニューのアップデート版です。

今年は新たに「手作りのストロベリーホイップ」と「フローズンストロベリー」をトッピングに加え、苺の甘酸っぱさと冷たい食感を組み合わせることで、チョコレートの濃厚さとのコントラストを強める設計になっています。

1. まずはホットケーキそのものの味を確かめる。
2. 次にストロベリーホイップを少しずつ加え、甘酸っぱさを楽しむ。
3. フローズンストロベリーでひんやり感を足し、最後にバニラアイスを溶かして“あつとろ”の食感を堪能する。

価格・バリエーションとペアリング

本商品の価格は枚数によって設定されています。1枚の場合、単品価格が980円～1,240円、セット価格が1,440円～1,960円です。2枚の場合は単品が1,280円～1,540円、セットは1,740円～2,260円で提供されます。販売期間は上記サンドイッチと同じく2025年12月9日（火）～2026年2月下旬（なくなり次第終了）です。

商品開発部は珈琲との組み合わせとして、「マンデリンG-1」と「炭火珈琲」を推奨しています。マンデリンG-1は深いコクと苦味が特徴で、チョコレートのほろ苦さと調和します。炭火珈琲は国産備長炭で焙煎しており、コクのある味わいとやわらかな甘みの余韻が苺の酸味と相性が良いと説明されています。

“珈琲館 サンドイッチレシピコンテスト”の趣旨と審査

今回の新商品化は、ブランドとして初めて実施した「珈琲館 サンドイッチレシピコンテスト」から生まれた成果です。募集対象は全国の『珈琲館』『珈琲館 蔵』に勤務するアルバイトを含む全スタッフで、全205店舗が対象となりました。目的は従来にない発想でお客様の食事体験を拡張することにあります。

審査は次のような観点で行われました。再現性の高さ、店舗で安定して提供できる実現可能性、そして『珈琲館』というブランドにおいて「これまでにない独自性・創造性」があるかどうか、などが主な評価ポイントでした。これらの観点を満たした上で、グランプリに選ばれたのが「珈琲館 グランデュオ蒲田店」チームの提案でした。

参加対象

全国の『珈琲館』『珈琲館 蔵』勤務スタッフ（アルバイト含む）

選考基準

再現性、独自性・創造性、珈琲との相性など

審査結果

グランプリ：珈琲館 グランデュオ蒲田店の『たっぷりチーズのクアトロフォルマッジサンド』

受賞した蒲田店のスタッフは、5名で1か月かけ18種類のアイデアを出し合い試作を繰り返したと述べています。スタッフコメントでは「自分が考案したとは思わなかった」と驚きと喜びが語られ、個人の好み（チーズ好き）がメニュー設計に反映されたこと、幅広い世代に楽しんでもらえる味わいを目指したことが紹介されています。

主要情報の整理と最終まとめ

ここまでに示した新商品2品の主要な事実を整理します。以下の表は商品名、価格帯、販売期間、推奨ペアリング、販売店舗などをまとめたものです。価格はいずれも店舗により異なり、税込表示での提供となります。また、販売期間は両商品とも2025年12月9日（火）～2026年2月下旬（なくなり次第終了）です。

なお、同社は本リリースを2025年12月2日 11:00に発表しています。運営会社はC-United株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：友成 勇樹）で、ブランドの歴史としては1970年に東京・神田神保町で1号店を開店して以来、オーダーを受けてから豆を挽く本格的な一杯提供を続けてきました。トラディショナル・ホットケーキは専用銅板で一枚ずつ手焼きする製法と、独自のミックス粉やシロップを活用する点が特徴です。

参考情報として、看板商品「トラディショナル・ホットケーキ」は年間で約160万食を販売しており（*1）、集計期間は2024年4月～2025年3月となっています。詳細や店舗情報は公式サイトをご参照ください：https://c-united.co.jp/coffeekan/

以上が今回の新商品ならびに取り組みの概要と主要な販売情報の整理です。