新島襄の生涯を描く150周年アニメ、特設サイトで公開
ベストカレンダー編集部
2025年12月2日 14:44
150周年記念アニメ公開
開催日:12月1日
同志社創立150周年を刻むアニメーション制作の背景と公開時点
制作の背景と目的
イラストやデジタルコンテンツの企画・制作を手がける株式会社アクアスター(本社:東京都中央区、代表取締役社長:原田弘良)は、同志社創立150周年記念事業の一環として、創設者・新島襄の生涯を描くフルアニメーション作品「二百年の夢を見た。」の制作を担当しました。制作発表はプレスリリースとして2025年12月2日12時00分に公表されています。
本作は、新島襄が国外での学びを経て日本に帰国し、私立教育の基盤を築こうとした生涯を描くもので、教育・歴史・人物ドラマを横断した長編アニメーションとして企図されています。企画段階から同志社の創立150周年を記念するプロジェクトの中心的コンテンツとして位置づけられ、広い年代層に向けた表現と受容のしやすさが重視されました。
公開時期と上映の経緯
作品は全三章・総尺30分の構成で、2025年12月より同志社創立150周年特設WEBサイトにて公開されています(公開開始月:2025年12月)。公開に先立ち、第一章“立志編”は2025年11月29日(土)に開催された二つの会場プログラムで先行上映されました。
先行上映の開催場所と日時は下記の通りです。同志社中学校・高等学校での「同志社創立150周年記念フェスティバル in IWAKURA」および国立京都国際会館での「同志社創立150周年 記念式(第2部)」の会場プログラムの一部として上映されました。以後、特設WEBサイトで全編の公開が行われています。
物語構成と各章の公開リンク
作品のあらすじ(要旨)
本作は新島襄の人生を通じて、幕末から近代日本の教育や社会の変遷を描きます。新島は命がけで自由を求めてアメリカに渡り、現地で多くの支援を受けながら三つの学校で民主的で先進的な教育を受けました。
留学中に新島は、日本が近代国家となるためには自治や自由、良心の充満した人物を育てる教育が不可欠だと考え、帰国後はアメリカ流の学校の考え方を日本に移植することに尽力しました。生前には大学設立という彼の志は成就しませんでしたが、その思想と志は現在の同志社の学生や卒業生、教職員に受け継がれています。
章構成と視聴リンク
作品の構成は全三章で、各章ごとに物語の時代・テーマが分かれています。総尺は30分で、同志社創立150周年特設WEBサイトにて全編が公開されています。
以下は各章のタイトルと公開リンクです。各章は単独でも視聴可能であり、連続して視聴することで通史的な理解が得られる構成になっています。
- 第一章『立志編』 — 先行上映は2025年11月29日。YouTube URL:https://www.youtube.com/watch?v=bAVQxznaA-w
- 第二章『大志編』 — YouTube URL:https://www.youtube.com/watch?v=m8WjmH3zqjA
- 第三章『同志編』 — YouTube URL:https://www.youtube.com/watch?v=nLki4bDfEh0
また、同志社創立150周年特設WEBサイトの該当ページは次のURLです:https://150th.doshisha.ed.jp/150th-event/iwakura-campus-festa/animation-movie/
キャスト詳細と上映イベントの実情
キャスト一覧(敬称略)
本作では役柄に応じた配役が発表されています。主要キャストは新島襄や彼に関わる人物を演じ、声優・出演者には同志社関係者や在学生が含まれている点が特徴です。
以下は公式に発表されたキャスト情報です。
- 新島 襄役:小林 親弘
- 新島 八重役:上田 瞳(同志社大学政策学部卒業)
- 福士 卯之吉役:池田 雄介(同志社大学文化情報学部4年)
- 加納 格太郎役:橋本 剛(同志社大学文学部国文学科4年)
キャスティングには同志社大学関係者や学生が参加しており、物語の地域性・史実性に近い人選が行われている点が示されています。
先行上映イベントの詳細
第一章“立志編”は2025年11月29日(土)に開催された二つの行事で上映されました。一つは同志社中学校・高等学校にて行われた「同志社創立150周年記念フェスティバル in IWAKURA」、もう一つは国立京都国際会館で開催された「同志社創立150周年 記念式(第2部)」の会場プログラムです。
これらの会場上映は、周年記念事業の行事と連動したプログラムの一部として位置づけられ、来場者に早期に作品を提示する機会として活用されました。以降は特設サイトでの全編公開が基本となります。
制作体制・アクアスターについてと問い合わせ先
制作プロデュースと制作会社の経歴
制作を担当した株式会社アクアスターは1991年11月14日に創立され、広告の絵コンテやイラストを中心にビジュアル制作を続けてきました。社としての強みは「ビジュアルの力」で企業や自治体のプロモーション課題を解決する点にあり、幅広いデジタル領域に展開しています。
近年はアニメやゲームの版権イラストのほか、WEBやSNSマーケティング、VR空間設計などの分野へ事業を拡大し、年間5,000件以上の案件に関わっているとされています。プロデューサーは、同志社の在学生や卒業生など多くの人に受け入れられる現代的な表現を意識して制作したとコメントを寄せています。
会社所在地、連絡先と関連リンク
株式会社アクアスターの基本情報は以下の通り公式発表されています。問い合わせ窓口は広報担当を通じて案内されています。
- 社名
- 株式会社アクアスター
- 代表者
- 代表取締役社長 原田 弘良
- 設立
- 1991年11月14日
- 東京本社所在地
- 〒104-0045 東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア7F
- 関西支社所在地
- 〒550-0002 大阪府大阪市西区江戸堀1-22-4 肥後橋イシカワビル702
- 公式Webサイト
- https://aqua-star.co.jp/
- 制作事例
- https://aqua-star.co.jp/works/
本件に関するお問い合わせ先は下記のとおり、株式会社アクアスター 広報担当・神谷宛となっています(詳細は公式サイトの窓口案内を参照してください)。
記事内容の要点整理(概要表)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 同志社創立150周年記念アニメーション「二百年の夢を見た。」 |
| 制作 | 株式会社アクアスター(代表取締役社長:原田 弘良) |
| プレスリリース日 | 2025年12月2日 12:00 |
| 構成 | 全三章(“立志編”、“大志編”、“同志編”)、総尺30分 |
| 公開開始 | 2025年12月より同志社創立150周年特設WEBサイトにて公開 |
| 先行上映 | 2025年11月29日:同志社中学校・高等学校(IWAKURAフェス)および国立京都国際会館(記念式第2部)で第一章上映 |
| 主要キャスト | 新島 襄:小林 親弘/新島 八重:上田 瞳(同志社大学政策学部卒業)/福士 卯之吉:池田 雄介(同志社大学文化情報学部4年)/加納 格太郎:橋本 剛(同志社大学文学部国文学科4年) |
| 視聴リンク(各章) | 第一章:https://www.youtube.com/watch?v=bAVQxznaA-w 第二章:https://www.youtube.com/watch?v=m8WjmH3zqjA 第三章:https://www.youtube.com/watch?v=nLki4bDfEh0 |
| 特設サイト | https://150th.doshisha.ed.jp/150th-event/iwakura-campus-festa/animation-movie/ |
| 問い合わせ先 | 株式会社アクアスター 広報担当:神谷(詳細は公式サイト参照) |
この表は本記事で扱った主要な情報を整理したものです。アニメーション「二百年の夢を見た。」は、新島襄の教育にかけた志とその継承の物語を三章構成で描き、同志社創立150周年の記念コンテンツとして2025年12月から特設WEBサイトで公開されています。作品の視聴や詳細な制作事例、問い合わせは上記のリンクおよび制作会社の公式サイトをご参照ください。