totonoüが施設向けオーダーメイドサウナ提供開始
ベストカレンダー編集部
2025年12月2日 18:18
施設向けオーダーサウナ開始
開催日:12月2日
北欧発・デザイナーズサウナが日本の大浴場・施設向けにカスタム提供開始
2025年12月2日 15時00分、totonoü(totonou Japan株式会社、本社:東京都渋谷区、代表:齋藤アレックス剛太)は、大浴場や施設向けのオーダーメイドサウナの提供開始を発表しました。今回の提供は、北欧・エストニアのサウナ製造大手であるAuroom社との提携に基づくもので、これまでの既製品ラインに加え、サイズから木材の樹種・色、表面加工やカット技法に至るまで細部を指定できるカスタムラインの導入を意味します。
発表文では、パネル工法(モジュール式)を採用することで、従来の造作工事に比べて短工期かつ低コストでの施工を可能にし、施設側の投資回収率(ROI)を高めることが強調されています。totonoüは、家庭用での導入実績が多い同社のネットワークと、Auroom社の北欧デザインを組み合わせ、事業用市場向けの製品群を強化します。
提供開始の背景と企業情報
totonoü(totonou Japan株式会社)は「サウナと共にある暮らしを、日本で最速で実現する」をミッションに掲げるスタートアップで、北欧・エストニア産のサウナの輸入・販売・設計・施工を行っています。代表は齋藤アレックス剛太氏、本社は東京都渋谷区です。
これまで同社は主に『スタンダードサイズ』の家庭用北欧仕様サウナを日本市場に提供してきましたが、事業者や施設からの大型・カスタムサウナ需要の高まりを受け、今回のオーダーメイドラインを日本向けに開始することになりました。公式情報やお問い合わせはtotonoü公式ウェブサイト(https://totonou.co/)に掲載されています。
カスタマイズの幅と北欧デザインの特長
今回のオーダーメイドサウナは、サウナ室のサイズや内装デザインに始まり、木材の樹種や色、表面加工、カット技法といった細部まで指定可能です。建築計画や施設のコンセプトに合わせて設計ができる点が主眼とされています。
北欧のデザイン性を活かし、流線型のベンチや人間工学(エルゴノミクス)に基づいたベンチ設計、LEDライトやダウンライト、デコレーションライトなどの照明オプションを組み合わせることで、ハイデザインなサウナ空間を構築できます。用途に応じた仕上げや機能の組み合わせが可能です。
選べる仕様とデザインの具体例
カスタマイズ可能な項目は多岐にわたります。以下はプレスリリースで明示された項目を具体的に整理した一覧です。
- サウナ室のサイズ(小型から大型までカスタム対応)
- 内装デザイン(ベンチ形状、流線型ベンチ、エルゴノミクスベンチなど)
- 木材の樹種・色(複数種の木材から選択)
- 表面加工・カット技法(テクスチャ、仕上げの精度)
- 照明設備(LEDライト、ダウンライト、デコレーションライト)
- アクセサリーや設置オプション(サウナストーブとの組合せ等)
これらを組み合わせることで、ホテルや会員制施設、プールサイド、企業の福利厚生スペースなど、施設の目的やデザイン基準に合わせたサウナ設計が可能です。
パネル工法の採用で実現する短工期と高いROI
オーダーメイドサウナの最大の差別化点は、従来の現場造作工法ではなくモジュール式パネル工法を採用していることです。プレスリリースでは、この工法により従来は数週間かかっていた工事を数日で完了できると明記されています。
また、製造とパネル化をエストニアで行い輸送することにより、物価や労務費が比較的低い地域での生産メリットを活かし、輸送費を含めても造作工事より安価になるケースが多いとされています。短工期・低コストを実現することで導入時の初期投資抑制と早期稼働化が期待でき、結果的に高いROIにつながる点が強調されています。
モジュール式パネル工法の工程と利点
パネル工法の施工工程はおおむね以下の流れになります。各工程での利点と合わせて示します。
- 設計・見積り:施設の要件に合わせたカスタム設計を実施。短期間での設計変更が可能。
- 工場でのパネル製造:エストニアの工場で高精度にパネル化。品質の均一化が図られる。
- 輸送・現地組立:現場での作業はパネルの組立中心となり、工期が大幅に短縮される。
- 仕上げ・最終調整:各種設備接続や仕上げを行い、短期間で引渡しが可能。
これにより、従来の現場作業に比べて人件費や滞留コストを削減できる点、現場での工程管理が容易になる点が利点として挙げられます。
導入実績と想定される適用シーン
Auroom社のオーダーメイドサウナは既に世界中で導入実績が報告されています。プレスリリースでは、ニューヨーク・マンハッタンの会員制温浴施設、スイス・レザン・ド・ラヴェイ(Les Bains de Lavey)、フランスのBains du Couloubret、スイス・マッターホルンの麓にある高級ロッジ、UAEのプライベートサウナ、さらに著名人やスポーツ選手の邸宅など、多様な導入事例が挙げられています。
日本市場においても、ホテルや会員制スパ、大浴場、温浴施設、スポーツクラブ、複合商業施設、企業の福利厚生スペースなど、多様なシーンでの採用が想定されます。パネル工法により既存施設への後付けや、リノベーション時の導入ハードルも下がる点が特徴です。
国内での相談窓口とショールーム利用について
totonoüは日本国内にサウナショールームを設けており、実際のサウナ製品や木材のサンプルを見ながら具体的なサウナ計画の相談が可能です。ショールームでの確認により、選択肢の質感や色調、仕上がりのイメージを現場関係者が共有しやすくなります。
相談や見積りはtotonoü公式ウェブサイトの問い合わせページから受け付けています。具体的なプロジェクト要件を提示することで、設計段階からパネル化や輸送スケジュールを含めた提案が受けられます。
- 問い合わせ窓口(プレスリリース記載)
- totonoü お問い合わせページ:https://totonou.co/pages/contact
- オーダーメイドサウナ紹介ページ
- https://totonou.co/collections/sauna-business
- 公式サイト
- https://totonou.co/
要点の整理と仕様比較表
ここまでに示したプレスリリースの情報を整理し、導入検討時に確認すべき主要項目を表形式でまとめます。表は提供製品の特徴、工法、カスタマイズ項目、導入メリット、問合せ情報を含みます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年12月2日 15:00 |
| 提供者 | totonoü(totonou Japan株式会社)/代表:齋藤アレックス剛太/本社:東京都渋谷区 |
| 提携先 | 北欧(エストニア)Auroom社(サウナ製造大手) |
| 対象 | 大浴場・施設向けオーダーメイドサウナ(事業用・業務用) |
| 主なカスタマイズ項目 | サイズ、内装デザイン、木材の樹種・色、表面加工、カット技法、ベンチ形状、照明等 |
| 工法 | モジュール式パネル工法(工場でパネル化→輸送→現地組立) |
| 工期 | 従来の造作で数週間→パネル工法で数日で完了可能(リリース記載) |
| コスト | エストニアでのパネル化・輸送を含めても、従来の造作工事より安価となる場合が多い |
| 導入事例(海外) | ニューヨーク・マンハッタンの会員制温浴施設、Switzerland (Les Bains de Lavey)、France (Bains du Couloubret)、スイス・マッターホルンの麓の高級ロッジ、UAE(Private Sauna)、著名人やスポーツ選手の邸宅等 |
| 問合せ先 | https://totonou.co/pages/contact / オーダーメイドページ:https://totonou.co/collections/sauna-business / 公式:https://totonou.co/ |
上表は本プレスリリースに記載された情報を基に整理した要点です。totonoüは既存の家庭用ラインに加え、事業用カスタムの製品群を強化することで日本市場における導入の幅を広げる狙いを示しています。パネル工法の採用により、施工期間やコスト面でのメリットが期待される点は導入検討時の重要な判断材料となります。
詳細な仕様や見積りの確認、ショールームでのサンプル確認や具体的なプロジェクトのご相談は、上記の公式ページから問い合わせることが案内されています。
参考リンク: