1/22配信『超かぐや姫』山下清悟×supercellの音楽アニメ

山下清悟監督によるオリジナル長編アニメがNetflixで世界独占配信へ

アニメーションクリエイター山下清悟が初めて長編監督を務めるオリジナルアニメーション作品『超かぐや姫』が、Netflix映画として2026年1月22日 木曜日に世界独占配信されることが発表されました。山下監督は過去に『呪術廻戦 第1期』『チェンソーマン』『うる星やつら』などで印象的なオープニング演出を手掛けており、本作はその集大成とも言える意欲作です。

ティザービジュアルと特報映像の公開時には、YouTubeチャートの「話題の映画」で1位にランクインし、SNS総再生数は2025年11月28日時点で1500万回を超え、Xではエンタメトレンド入りを果たすなど大きな注目を集めています。配信日は2026年1月22日、プラットフォームはNetflix、グローバル配信となります。

メインビジュアルと本予告に見る物語と音楽の関係性

解禁されたメインビジュアルの中央にはマイクを手にしたかぐやと、鍵盤楽器を抱える彩葉が描かれています。左上には屋根の上から見守るヤチヨ、右上には新キャラクターの姿が配置され、仮想空間ツクヨミの煌びやかな空気感とかぐやの活発な性格が伝わる構図です。かぐやの決意を伝えるセリフもビジュアルに含まれています。

本予告映像は前半にかぐや（CV 夏吉ゆうこ）が歌うHoneyWorks書き下ろしの新曲「私は、わたしの事が好き。」が流れ、後半は本作のメインテーマであるryo supercell 書き下ろし「Ex-Otogibanashi」を月見ヤチヨ（CV 早見沙織）が歌う構成です。物語の導入では空から飛来する謎の物体と、それを追う彩葉の視線、ゲーミング電柱から現れた赤ん坊のかぐや、そしてかぐやが“月からのお迎え”に抗いハッピーエンドを目指す決意を告げる場面が描かれます。

本予告映像は以下のURLから視聴できます

• 本予告映像 YouTube URL https://youtu.be/TH-U3eQwcWM

キャラクター、キャスト、デザイン、スタッフの追加発表

今回の発表ではメインビジュアルや本予告に加え、新たな追加キャラクターとキャスト、追加キャラクターデザイン、そして追加スタッフ情報が一挙に公開されました。アニメーション制作はスタジオコロリドとスタジオクロマトの共同制作です。スタジオコロリドは『ペンギン・ハイウェイ』『泣きたい私は猫をかぶる』で知られ、スタジオクロマトは山下清悟監督率いる新しい制作拠点として本作が初の参加となります。

本作は仮想空間ツクヨミでのライブステージと、歌でつながる少女たちの絆を中心に描く音楽アニメーションプロジェクトでもあり、山下監督による情緒的な絵作りと3Dカメラワークを活かした躍動感あるアクションが特徴です。

追加キャラクター FUSHI と釘宮理恵のコメント

仮想空間ツクヨミの案内を担うふわふわのウミウシ「FUSHI」が追加キャラクターとして発表され、声を釘宮理恵が担当します。釘宮理恵のコメントは次の通りです。

「FUSHI役を担当させていただきました釘宮理恵です。ふわふわで可愛いビジュアルにも関わらず意外とはっきりした性格のFUSHI、楽しく演じることができました。FUSHIが物語の中でどのような活躍をするかもご注目いただきつつ、お話全体を楽しんで観ていただけると何よりも嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。」

このほかのキャストは以下の通りです。

• かぐや 役 夏吉ゆうこ
• 酒寄彩葉 役 永瀬アンナ
• 月見ヤチヨ 役 早見沙織
• FUSHI 役 釘宮理恵

キャラクターデザインとスタッフ一覧

仮想空間ツクヨミのキャラクターデザインはへちまが担当し、現実世界のキャラクターデザインは永江彰浩が担当しています。今回、現実世界のキャラクターデザインが新たに解禁されました。ビジュアルや設定により、ツクヨミ側と現実側で異なるデザイン哲学が採られている点も注目です。

主なスタッフは以下の通りです。複数名のスタッフが才能を結集して制作にあたります。

監督

山下清悟

脚本

夏生さえり / 山下清悟

ツクヨミキャラクターデザイン

へちま

現実キャラクターデザイン

永江彰浩

ライブ演出

中山直哉

美術監督

宍戸太一

色彩設計

広瀬いづみ

ツクヨミコンセプトデザイン

東みずたまり / フジモトゴールド(ゴキンジョ)

現実コンセプトデザイン

刈谷仁美

CG監督

町田政彌(スティミュラスイメージ)

CG背景

草間徹也(キューンプラント)

編集

木南涼太

撮影監督

千葉大輔(Folium)

音楽

コーニッシュ

音響監督

三好慶一郎

企画・プロデュース

山本幸治

製作

コロリド・ツインエンジンパートナーズ

アニメーション制作

スタジオコロリド / スタジオクロマト

音楽展開とメディアミックスの詳細

本作は音楽アニメーションプロジェクトとして、ボーカロイドやボカロPを中心とした錚々たる楽曲提供者が名を連ねています。楽曲提供者はryo supercell、kz livetune、40mP、HoneyWorks、Aqu3ra、yuigotの6組です。物語と密接に結びついた楽曲が多数登場します。

加えて、ryo supercell によるシングルCD2タイトルの同時リリース、コミカライズ、ノベライズの刊行が発表されました。音楽リリースと書籍化は作品世界を多角的に展開するための重要な柱となります。

ryo supercell シングルCD 2タイトル同時リリース

発売日は2026年1月23日 金曜日です。2タイトルはそれぞれ内容と価格が異なり、収録曲数や特典も用意されています。

• 商品名 CPK! Remix 収録曲数 全4曲 価格 2,300円 税込
• 商品名 Ex-Otogibanashi 収録曲数 全6曲 価格 2,500円 税込

CPK! Remix ではやなぎなぎ、初音ミクによる新規リミックスを収録し、やなぎなぎは「メルト 10th ANNIVERSARY MIX」以来、初音ミクは「罪の名前」以来の参加となります。Ex-Otogibanashi には本作の主題曲「Ex-Otogibanashi」を中心に劇中歌を収録し、かぐや役 夏吉ゆうこ、月見ヤチヨ役 早見沙織によるキャスト歌唱曲も収録されます。

各商品の販売URLと法人別オリジナル特典は以下のとおりです。

2枚同時購入特典も設定されています。supercell OFFICIAL ONLINE SHOP限定でジャケットデザインのアクリルマグネットセットが、その他の主要販売店ではジャケットステッカーセットなどが用意されます。発売元は株式会社インクストゥエンターです。

コミカライズとノベライズの情報

コミカライズは米田タロウによる作画で、コンプティーク2月号（2026年1月9日発売）に1話と2話が一挙掲載され、その後はコミックコンプで連載されます。単行本化も決定しており、発売は2026年2月10日、定価は836円（本体760円＋税）です。

ノベライズは桐山なるとが執筆し、山下清悟監督の全面監修のもと本編にない追加描写が多数収録されます。ページ数は320ページ、発売日は2026年1月30日で電子書籍は同日配信されます。定価は836円（本体760円＋税）、ISBN 9784047387348、ファミ通文庫刊行、発行は株式会社KADOKAWAです。ノベライズは2025年12月3日以降、各ストアで順次予約開始予定です。

作品概要と各種公式情報の整理

ここまでの発表内容を整理すると、本作は仮想空間ツクヨミを舞台に、少女たちの出会いと別れ、音楽を通じた成長と絆を描くオリジナルストーリーです。主人公の酒寄彩葉は都内の進学校に通う17歳で、日常の癒しとしてツクヨミの配信を見ています。ある日ゲーミング電柱から現れた赤ん坊が急速に成長し、かぐやと名乗る少女となることで物語が動き出します。

劇中音楽は複数の著名なクリエイターが関与し、劇場的なライブシーンと3Dカメラワークを用いた演出が見どころです。制作体制、配信日、音楽リリース、コミカライズとノベライズの詳細まで網羅的に発表されています。

以上がプレスリリースに基づく『超かぐや姫』に関する発表内容の整理です。配信日、CD発売日、書籍発売日や各種リンク、キャストとスタッフのクレジット、そして本予告で使用された楽曲情報など、発表された全項目を網羅してまとめました。