フォーシーズンズ京都が初のツリー点灯　鶴をテーマに

フォーシーズンズホテル京都が迎えた、開業後初のクリスマスツリー点灯式

フォーシーズンズホテル京都（所在地：京都市東山区妙法院前側町、総支配人：ファニー・ギブレ）は、2025年12月1日（月）に開業以来初となるクリスマスツリーのライティングセレモニーを実施した。報道発表はフォーシーズンズ　ジャパンコレクションより2025年12月3日12時21分に配信されている。

当日は総支配人ファニー・ギブレによる挨拶ののち、カウントダウンの合図とともに高さ約6メートルのクリスマスツリーが柔らかな光に包まれ、ホテルロビーから続くラウンジエリアが祝祭の空気に満たされた。点灯の瞬間は地域コミュニティとホテル関係者が見守る中で行われ、フェスティブシーズンの幕開けを象徴する場面となった。

地元校の合唱が添えた温かな時間

ライティングセレモニーでは、京都インターナショナルスクール（所在地：京都府京都市上京区北俵町）のコーラス部24名がクリスマスキャロルを披露し、エンバ・キョウト・グリルのラウンジエリアに美しいハーモニーを響かせた。キャロルは会場の空気を和らげ、参加者にとって印象深いひとときとなった。

学校側の参加は地域コミュニティとの連携を示すものであり、発表文では「心あたたまるひととき」として位置づけられている。演奏は昼の自然光の下でも夜のライトアップされた空間でもそれぞれ趣を変え、訪れた人々に季節感を提供した。

ツリーのデザイン—『鶴』をテーマに据えた意匠と設置場所

今年のクリスマスツリーはテーマを「鶴」に定め、長寿や幸運を象徴する日本の伝統的モチーフとしてデザインされた。来年に控えるホテル開業10周年に先立ち、時代を超えて続く美しさと絆を表現する意図が込められている。

ツリーは高さ約6メートルで、木製オーナメントに描かれた鶴や和の意匠を配している。設置場所はエンバ・キョウト・グリルのラウンジエリアであり、昼間の自然光が差し込む状態から夜の煌めきまで、時間帯により異なる見え方を楽しめるように配慮されている。

意匠の狙いと鑑賞のポイント

デザインに用いられた鶴は古来より希望や繁栄をもたらす存在とされ、ホテルはこれを通じて来年迎える10周年以降も変わらず愛され続ける願いを表現している。木製のオーナメントは触覚的な温かみを演出し、和と洋が調和した空間設計と統合されている。

鑑賞に際しては昼と夜とで表情が変わる点に注目するとよい。昼は積翠園の緑や外光とともに落ち着いた佇まいを見せ、夜はツリーの灯りがより強調され、フェスティブシーズンの雰囲気を深める。

フェスティブプロモーションの全容と利用案内

ライティングセレモニー当日から、フォーシーズンズホテル京都ではフェスティブプロモーションを開始している。提供されるメニューは季節感とホテルの料理技術が反映されたラインナップとなっている。

具体的には、香ばしくとろけるラクレットチーズを主役にした「ラクレット・フィースト」や、自家製ホットワインとそのサイドディッシュを揃えたメニュー、そして旬のいちごをふんだんに使った期間限定のアフタヌーンティーなどが用意されている。また、12月24日・25日の2日間限定で開催するディナーブッフェも企画されている。

提供メニューと実施期間

以下にプレスリリースで告知されたフェスティブメニューの要点を整理する。

• ラクレット・フィースト：とろとろのラクレットチーズ、香ばしい香りが特徴。自家製ホットワイン、サイドディッシュ付き。
• フェスティブアフタヌーンティー：旬のいちごを活かした構成。クリスマス当日までの期間限定で提供。
• クリスマスディナーブッフェ：12月24日・25日の2日間のみ実施。

これらはいずれも特別な季節のメニューとして位置づけられており、ご家族や大切な方と過ごすための選択肢として案内されている。

予約・問い合わせ先

予約や問い合わせはフォーシーズンズホテル京都1階「エンバ・キョウト・グリル」で受け付けている。電話番号とウェブサイトが案内されており、詳細や空席状況は事前に確認することが推奨される。

問い合わせ先

フォーシーズンズホテル京都 1階「エンバ・キョウト・グリル」

電話

075-541-8288

ウェブサイト

エンバ・キョウト・グリル | フォーシーズンズ京都のステーキハウス（公式サイト）
https://www.fourseasons.com/jp/kyoto/

地域連携と施設概要—京都インターナショナルスクール／ホテルの特色

本件に関わった京都インターナショナルスクール（KIS）は、1957年に設立され、古都・京都の中心部に位置する学校である。所在地は京都府京都市上京区北俵町とされ、京都府内では唯一の国際バカロレア機構（IB）による小中高一貫認定校に位置づけられている。

KISはアクティブ・ラーニングを重視し、地域コミュニティとのつながりを大切にしながら、個々の生徒への細やかな指導とグローバルに活躍できる人材育成に注力している。今回はコーラス部24名が点灯式に参加し、地域とホテルが協働する形で祝祭をつくり上げた。

フォーシーズンズホテル京都の概要

フォーシーズンズホテル京都は2016年10月15日に開業した。敷地内には「積翠園」という名庭が佇み、800年の歴史を持つ庭園の景観と融合する設計が特徴である。ホテルへのアプローチは約100mにわたる竹林の道から始まり、ロビーに到達すると大きな窓越しに積翠園の緑が広がる。

館内はハーシュ・ベドナー・アソシエイツ（Hirsch Bedner Associates）がデザインを担当し、123の客室とスイート、57のホテルレジデンスを有している。2025年春にはステーキハウス「エンバ・キョウト・グリル」がリニューアルし、自家熟成のステーキや旬のシーフード、地元野菜の炭火焼、数量限定のオリジナルスイーツなどを提供する体制となった。

そのほかにも「ザ・ラウンジ＆バー」では夜にカクテルやモクテルが楽しめ、茶室ラウンジ「楓樹」では日中に抹茶を用いたスイーツ、夕暮れ以降にはライトアップされた庭園を臨みながら日本酒やシャンパンを楽しむことができる。プール、フィットネス、スパ、自然光の差し込むチャペル、最大360名を収容するボールルームなど、婚礼・会議・各種レセプションに対応する施設が整っている。

以下の表は、記事で触れた主要な事実を整理したものである。内容を確認のうえ、必要な情報は前出の問い合わせ先へ連絡されたい。

以上が今回のライティングセレモニーと、それに連動するフェスティブプロモーションの要点である。記事中の連絡先や公式ウェブサイトを通じて、詳細な提供期間やメニューの構成、予約状況などを確認できる。