12/10開幕 日本橋で見る第66回報道写真展 約300点で2025年総覧

第66回報道写真展

開催期間:12月10日〜12月22日

第66回報道写真展
入場って有料?予約はいる?
入場は無料で予約不要です。会期は2025年12月10日〜22日、日本橋三越本店 本館7階で開催。開場は午前10時〜午後7時(最終日は午後6時)。
どんな写真が見られるの?見どころは?
約300点を展示。大谷翔平らスポーツの決定的瞬間、ブルーインパルス、ドクターイエローのラストラン、震災や終戦80年の記録など多分野の名作が揃います。

年末に日本橋で振り返る2025年──「第66回 2025年 報道写真展」の全体像

株式会社三越伊勢丹ホールディングスが発表したプレスリリース(発表日:2025年12月3日 13時00分)によれば、日本橋三越本店では「第66回 2025年 報道写真展」を2025年12月10日(水)から12月22日(月)までの13日間、本館7階 催物会場で開催します。入場は無料で、会場では約300点におよぶ報道写真を通して一年を振り返る構成が予定されています。

本展は東京写真記者協会に加盟する新聞・通信、放送(NHK)を含む33社の写真記者が撮影した作品を集めたもので、政治、経済、社会、スポーツ、芸能、災害記録、文化行事など幅広い分野の決定的瞬間を展示します。会場でしか味わえない臨場感とストーリーを体感できることがうたわれており、終戦80年や震災・事故の節目の記録も含めて、歓喜と祈り、日常と歴史が交差する一年を伝える構成です。

2025年を多彩な報道写真で振り返る「第66回 2025年 報道写真展」を12月10日(水)より日本橋三越本店で開催 画像 2

展示の主題と注目カット──スポーツ、文化、災害、節目の記録

出品される約300点の写真は、時事の重要な場面や心を揺さぶる瞬間を中心に選ばれています。作品は単に出来事を写したものに留まらず、被写体の表情や場の空気、歴史的な連続性を伝える写真が並びます。ここではプレスリリースで具体的に紹介された写真を分野ごとに整理します。

以下は出展の一例としてプレスリリースに記載されたすべての作品情報を、その撮影日・撮影地・撮影媒体の表記とともに列挙します。展示会場ではこれらに加え、同年の出来事を多面的に紹介する約300点が並ぶことになります。

2025年を多彩な報道写真で振り返る「第66回 2025年 報道写真展」を12月10日(水)より日本橋三越本店で開催 画像 3

スポーツと国際大会に関する決定的瞬間

国内外で注目を集めたスポーツの場面が多数展示されます。プロ・アマを問わず、選手の歓喜や葛藤、勝敗の瞬間を切り取った写真群は一年を象徴するビジュアルとなっています。

掲載された具体的な写真は次のとおりです。撮影日・撮影地・出典を併記しています。

  • 《サヨナラ弾で新ポーズ披露》 米大リーグ、ブレーブス戦でサヨナラ本塁打を放った大谷翔平。祝福を受けつつ2025年シーズンの新たな決めポーズで生還した場面(4月2日:米国・ロサンゼルス/スポーツニッポン)
  • 《全米オープン 優勝決めた小田凱人》 車いすテニス男子シングルスで優勝し喜ぶ小田凱人。四大大会とパラリンピックを全制覇する史上最年少の偉業を達成した瞬間(9月6日:米国・ニューヨーク/共同通信)
  • 《見つめる先に 村竹ラシッド》 世界陸上男子110メートル障害決勝、スタート位置につきゴールを見据える村竹ラシッド。競技後に語った展望と決意の表情(9月16日:国立競技場/朝日新聞)
  • 《ドジャース連覇 喜ぶ大谷、山本、佐々木》 ワールドシリーズ2連覇を達成しシャンパンファイトで盛り上がるドジャースの大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希(11月2日:カナダ・トロント/共同通信)
  • 《山本、歓喜のワールドシリーズ制覇》 ブルージェイズに勝利しワールドシリーズ連覇を決め、マウンドでガッツポーズをとる山本由伸(11月2日:カナダ・トロント/読売新聞)
  • 《ドジャース連覇へWS進出 先発で3本塁打の大谷》 ナ・リーグ優勝決定シリーズ、ブルワーズ戦で1回、4回、7回に本塁打を放ちシリーズMVPに選ばれた大谷翔平(10月17日:米国・ロサンゼルス/共同通信)
  • 《米大リーグプレーオフ 佐々木の力投》 ワイルドカードシリーズ第2戦。レッズ戦で力投する佐々木朗希(10月1日:米国・ロサンゼルス/時事通信)
2025年を多彩な報道写真で振り返る「第66回 2025年 報道写真展」を12月10日(水)より日本橋三越本店で開催 画像 4

社会の記録、文化と地域の風景

政治や文化行事、地域の記録など、社会の様々な面を映した写真も多数展示されます。地域の再生や伝統文化の継承、日常の営みをつなぐカットが揃っています。

以下はプレスリリースに挙げられた具体的な文化・社会関連の写真です。

  • 《ありがとう「幸せの黄色い新幹線」》 東海道・山陽新幹線の点検車両「T4編成(ドクターイエロー)」の引退ラストラン。富士山を背に茜色の空の下、車窓に「ありがとうT4」の文字(1月29日:静岡県富士市/産経新聞)
  • 《ブルーインパルス 万博上空舞う》 大阪・関西万博会場上空で展示飛行を披露する航空自衛隊ブルーインパルスを360度カメラで撮影したカット(7月12日:大阪市此花区/日本経済新聞)
  • 《根本中堂天井絵「叡嶽双龍」奉納 画竜点睛・開眼法要》 根本中堂の天井絵「叡嶽双龍」の目に墨入れをする東京藝術大学名誉教授の手塚雄二氏(9月12日:東京都台東区・寛永寺/東京新聞)
  • 《夏の風物詩でお出迎え》 七夕の7月7日、ゆかたの日に日本橋三越本店で浴衣姿の従業員が来店客を迎える様子(7月7日:東京都中央区/産経新聞)
2025年を多彩な報道写真で振り返る「第66回 2025年 報道写真展」を12月10日(水)より日本橋三越本店で開催 画像 5

災害と記憶、節目となる記録写真

災害の被災地や追悼の場面、戦後の記憶を比較する写真など、記録性の高い作品も展示されます。被災からの再生や当時の記憶を問い直す視点が示されます。

プレスリリースに記載された該当カットは次の通りです。

  • 能登半島地震からの復興 能登半島地震災害から復興に向かう人々の力強い姿や表情(展示全体の紹介文内に記載)
  • 《東日本大震災から14年 陸前高田市で黙とう》 発生時刻に合わせ黙とうをする人々。背景に「奇跡の一本松」(3月11日:岩手県・高田松原津波復興祈念公園/共同通信)
  • 《鎮魂の舞》 被災地の宮城で思いを込めて演技を披露する羽生結弦氏(3月7日:宮城県・セキスイハイムスーパーアリーナ/東京スポーツ)
  • 《写真で比較する戦後80年 数寄屋橋交差点》 1945年と2025年の同地点を比較した写真。上段は空襲直後の消火活動、下段は人々で賑わう現代の交差点(上・1945年1月27日、下・2025年8月2日:東京都/毎日新聞)
  • 《歴史的な日》 1945年8月15日の「玉音放送」直後の皇居正門前の様子と、現在の皇居前広場を比較した写真(上・1945年、下・2025年7月21日:東京都/共同通信)
2025年を多彩な報道写真で振り返る「第66回 2025年 報道写真展」を12月10日(水)より日本橋三越本店で開催 画像 6

開催情報、主催・後援・協賛、巡回情報

本展の開催概要、主催・後援・協賛の体制、巡回情報および会場に関する実務的な情報を整理します。会場所在地や問い合わせ先も明記します。

主催は東京写真記者協会、後援は一般社団法人日本新聞協会、協賛企業としてはカメラ・映像関連企業などが名を連ねます。

2025年を多彩な報道写真で振り返る「第66回 2025年 報道写真展」を12月10日(水)より日本橋三越本店で開催 画像 7

開催概要(日本橋三越本店 会場)

名称は「第66回 2025年 報道写真展」。会期は2025年12月10日(水)から12月22日(月)までの13日間です。開場時間は午前10時から午後7時まで、最終日は午後6時終了となっています。入場料は無料です。

会場は日本橋三越本店 本館7階 催物会場で、所在地は東京都中央区日本橋室町1-4-1。問い合わせ電話は03-3241-3311(大代表)です。日本橋三越本店の営業時間は午前10時~午後7時です。詳細は店舗のウェブページをご確認ください: https://www.mistore.jp/store/nihombashi.html

2025年を多彩な報道写真で振り返る「第66回 2025年 報道写真展」を12月10日(水)より日本橋三越本店で開催 画像 8

主催・後援・協賛

組織的な支えとして、写真展は複数の団体・企業により運営されます。支援体制は展示の規模と質を支える重要な要素です。

主催
東京写真記者協会
後援
一般社団法人日本新聞協会
協賛
キヤノンマーケティングジャパン株式会社、株式会社ニコンイメージングジャパン、ソニーマーケティング株式会社、株式会社山田商会
2025年を多彩な報道写真で振り返る「第66回 2025年 報道写真展」を12月10日(水)より日本橋三越本店で開催 画像 9

巡回情報(銀座三越)

本展は日本橋会場の終了後、銀座三越で巡回展示が行われます。巡回会場の情報は以下のとおりです。

銀座三越 新館7階 催物会場にて、2025年12月27日(土)から2026年1月5日(月)までの開催となります。最終日は午後6時終了です。なお2026年1月1日(木・祝)は店舗休業日のためご注意ください。銀座三越の営業日・営業時間の詳細は銀座三越ホームページでご確認ください。

2025年を多彩な報道写真で振り返る「第66回 2025年 報道写真展」を12月10日(水)より日本橋三越本店で開催 画像 10

展示体験の構成とまとめ

本写真展は、年内に起こった出来事をビジュアルで再編集する場として機能します。歓喜の瞬間、祈りの場、日常の営み、歴史の連続性を提示することで、来場者は一年の流れを改めて視覚的に整理することができます。報道写真ならではの描写力と取材の深さが会場の随所に反映されるはずです。

以下に、展覧会の主要情報を一覧の表で整理します。会期・会場・入場料や主催・後援・協賛、展示点数、出展元、問い合わせ先などを簡潔にまとめています。

項目 内容
展覧会名 第66回 2025年 報道写真展
主催 東京写真記者協会
後援 一般社団法人日本新聞協会
協賛 キヤノンマーケティングジャパン株式会社/株式会社ニコンイメージングジャパン/ソニーマーケティング株式会社/株式会社山田商会
会期(日本橋) 2025年12月10日(水)~2025年12月22日(月)<13日間>
時間 午前10時~午後7時(最終日は午後6時終了)
会場 日本橋三越本店 本館7階 催物会場(東京都中央区日本橋室町1-4-1)
入場料 無料
展示点数 約300点(東京写真記者協会加盟33社の写真記者による出品)
巡回(銀座) 銀座三越 新館7階 催物会場/2025年12月27日~2026年1月5日(最終日午後6時終了)※2026年1月1日は休業
問い合わせ 日本橋三越本店 電話 03-3241-3311(大代表)
公式情報 日本橋三越本店 店舗情報ページ https://www.mistore.jp/store/nihombashi.html

本稿ではプレスリリースに記載された情報を網羅して伝えました。出展される写真の具体的な出典や撮影日・撮影地を含むリストは掲載文中のとおりで、展示会場での臨場感やストーリーの提示が重視される構成となっています。なおイベント内容は都合により変更となる場合がある旨が案内されています。

参考リンク: