骨格診断で選ぶ補整下着、BELMISEがPBD店頭で販売開始
ベストカレンダー編集部
2025年12月4日 05:55
ベルミス×PBD店頭導入
開催日:9月18日
店頭で始まった“骨格別”の補整体験:ベルミスとPROPORTION BODY DRESSINGの狙い
株式会社ファストノットが展開する着圧ブランド「BELMISE(ベルミス)」は、ウィメンズブランド「PROPORTION BODY DRESSING(PBD)」を運営する株式会社TSIと連携し、2025年9月18日(木)よりPBDの店頭でスリムガードルおよび着圧レギンスの販売を開始しました。発表日は2025年12月3日21時30分付のリリースに基づく情報です。
この取り組みは、両社が持つ知見を組み合わせることで、骨格診断に基づいたコーディネート提案と補整下着の販売を一体化した新たな購買導線を構築することを目的としています。店頭で実際に試着し診断結果を受けて選べる流れを提供することで、商品理解と購入満足度の向上を目指します。
連携の背景と目的
ベルミス側はD2Cでの展開を中心に商品開発を行ってきましたが、オンラインのみでは体感を伝えきれない点が課題でした。PBD側は骨格診断を取り入れた販売強化を進めており、「整えてから着る」という考え方を店頭で具体化するために両者の協業が実現しています。
目的としては、骨格タイプごとに最適な補整を提供することで、ファッションの完成度を高め、消費者が自分の「らしさ」を理解した上で服を選べる体験を提供する点が挙げられます。
- 販売開始日:2025年9月18日(木)
- 発表日:2025年12月3日 21時30分(株式会社ファストノットのリリース)
- 連携の核:骨格診断知見 × 着圧技術
製品の特徴と選び方:骨格タイプ別スリムガードルと着圧レギンス
今回の店頭導入対象は「スリムガードル」と「着圧レギンス」です。ベルミスは骨格タイプに合わせた設計を行い、骨格ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプそれぞれに最適化されたガードルを用意しています。
各タイプに共通するポイントとして、ベルミス独自の強着圧技術を用い、姿勢補整や骨盤まわりの引き締めをサポートする設計が採用されています。サイズ展開はS/M/L/LLで、店舗在庫により変動する可能性があります。
製品仕様と想定する効果
製品は単に引き締めるだけでなく、その人らしいシルエットを引き出すことを目的に設計されています。産後や体型変化が気になる方も想定し、ウエスト・ヒップ・太ももを理想的なバランスへ導くことを意図しています。
- 骨格タイプ
- ストレート/ウェーブ/ナチュラル
- 主な機能
- 姿勢補整、骨盤まわり引き締め、ヒップライン整形
- サイズ展開
- S・M・L・LL(店舗在庫により異なる)
- 対象製品
- スリムガードル、着圧レギンス
店頭では骨格診断の結果をもとに、どのタイプの補整設計が適しているかを提示するPOPや接客トークが用いられ、試着を通じて違いを実感できる導線が設計されています。
導入準備と実証フェーズ:研修、スタッフテスト、受注会の結果
店頭導入に向けては、PBD側のスタッフ向けに製品理解と接客提案の精度を高めるための研修が実施されました。研修は東京本社での1回限りではなく、試着・実演を交えた実践的な内容で行われ、接客時の伝え方や正しい装着方法に重点が置かれました。
さらに、実店舗レベルでの検証として14店舗・約70名のスタッフによる着用テストとアンケート調査を実施。フィット感、補整実感、快適性、店頭でのおすすめ度などが評価され、現場の声を販促設計や店頭トークへ反映しています。
先行実証イベントの実施と成果
販売前に実施された受注会や診断イベントでは、骨格診断上級アナリストによる予約制診断を併催するなど、診断→提案→受注へつなげる取り組みが行われました。具体的な実施例と結果は次の通りです。
- 8月22日〜24日:ルミネエスト新宿 6F「エストマ」— PBDのA/W先行受注会で予約制骨格診断イベントを併催。3日間で9件の受注を獲得。
- 9月12日・13日:PBD京都ポルタ店— 同様の骨格診断イベントを実施。診断に基づくガードル提案への注目が高く、購入判断に骨格タイプが影響を与えることを確認。
参加者の声としては「シルエットの違いを実感でき、価格にも納得した」「姿勢が自然と良くなる」といった評価があり、単なる商品の引き締め効果だけでなく着心地や見え方の違いが高く評価されました。
企業情報と販売チャネルの計画:オンライン連動と情報発信
今回の導入に関わる企業情報として、PBDを運営する企業は株式会社TSIホールディングス(所在地:東京都港区赤坂8-5-27 住友不動産青山ビル、代表取締役:下地 毅、設立:2011年6月1日)です。コーポレートサイトはhttps://www.tsi-holdings.com/index.htmlに掲載されています。
ベルミスを展開する株式会社ファストノット(所在地:〒150-0011 東京都渋谷区東2-14-13 leaf eastビル 3F、代表取締役:齊藤 駿、設立:2019年10月29日)のコーポレートサイトはhttps://fustnot.jp/、ECサイトはhttps://belmise.com/shop/です。
コメントと今後の販売方針
PBD側のブランド担当者は、今回の連携について「PBDは“きれい”を大切に、日常に寄り添うエレガントなスタイルを提案してきました。骨格タイプや体型の個性を尊重しながら、“整えてから着る”という考え方は理にかなっていると感じています」と述べています。ベルミス側の担当者は、PBDの接客や世界観と組み合わせることで「ボディラインを整えてから好きなファッションを楽しむ新しい流れ」が生まれたとコメントしています。
販売面では、今後はオンライン・オフライン双方での展開が予定されています。TSI公式オンラインサイト「mix.tokyo」での販売を想定しており、店舗情報は自社サイトで順次掲載予定です。SNSなどを用いた情報発信も段階的に行われる見込みです。
- オンライン販売予定:TSI公式オンラインサイト「mix.tokyo」
- 店舗情報:自社サイトにて順次掲載
- 情報発信:SNSを活用した段階的な公開予定
要点の整理
以下の表は、本記事で取り上げたベルミスとPBDの連携に関する主要な事実を整理したものです。販売開始日、実施した実証イベント、研修・テストの結果、企業情報、今後の販売チャネルなどを網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売開始日 | 2025年9月18日(木) |
| 発表(リリース)日時 | 2025年12月3日 21時30分(株式会社ファストノット発表) |
| 導入ブランド | BELMISE(ベルミス)製スリムガードル、着圧レギンス |
| 骨格タイプ | ストレート/ウェーブ/ナチュラル(タイプ別設計) |
| サイズ | S・M・L・LL(店舗在庫により異なる) |
| 実施した研修・テスト | 商品研修会(東京本社)、14店舗・約70名のスタッフ着用テスト&アンケート |
| 先行実証イベント | 8/22–24 ルミネエスト新宿(予約制診断併催、3日間で9件の受注)/9/12–13 PBD京都ポルタ店(診断連動イベント) |
| 企業情報(PBD側) | 株式会社TSIホールディングス(東京都港区赤坂8-5-27)代表:下地 毅、設立:2011年6月1日 |
| 企業情報(ベルミス側) | 株式会社ファストノット(東京都渋谷区東2-14-13)代表:齊藤 駿、設立:2019年10月29日 |
| 今後の販売チャネル | TSI公式オンラインサイト「mix.tokyo」での販売予定、取り扱い店舗は自社サイトで順次掲載、SNSでの情報発信を予定 |
| 関連サイト | https://www.tsi-holdings.com/index.html/https://fustnot.jp/https://belmise.com/shop/ |
本件は、骨格診断の知見と補整技術を組み合わせることで、服選びと下着選びを連動させる試みです。店頭での試着や診断を通じて、消費者が自分の骨格に合った補整を理解し、ファッションの仕上がりを高めるための購買体験が提供される点が特徴です。