日経エンタ発表:ヒットメーカー2025大賞は李相日

ヒットメーカー2025発表

開催日:12月4日

ヒットメーカー2025発表
誰が大賞を取ったの?
日経エンタテインメント!の「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー2025」大賞は李相日監督。映画『国宝』で歌舞伎界と俳優の美を描き、邦画実写で歴代興収1位を樹立した点が高く評価されました。
受賞者の詳しい話はどこで読めるの?
李相日監督のインタビューは『日経エンタテインメント!』2026年1月号(2025年12月4日発売)と『日経エンタテインメント!Web』で順次掲載。購入案内やWebリンクから誌面・記事を確認できます。

日経エンタテインメント!が選ぶ2025年のクリエーター像と大賞受賞者

株式会社日経BPのエンタテインメント総合メディア「日経エンタテインメント!」は、2025年12月4日14時00分に「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー2025」を発表しました。本アワードは2025年に特筆すべき活躍をしたクリエーターを表彰するもので、7年ぶりの実施となります。

この年の大賞には、映画『国宝』を監督し、歌舞伎界と俳優の美を描いて邦画実写の歴代興収1位を樹立した李 相日氏が選出されました。李監督のインタビューは、雑誌の『日経エンタテインメント!』2026年1月号(2025年12月4日発売)および『日経エンタテインメント!Web』にて掲載されます。

日経エンタテインメント!「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー2025」発表 大賞は映画『国宝』の李相日監督 画像 2

授賞部門と受賞者の詳細

本アワードは大賞のほか、優秀賞に相当する三つの部門を設け、合わせて9組10名を選出しました。受賞者はいずれもエンタテインメント分野で目覚ましい成果と影響力を示したクリエーターです。

以下は各部門ごとの受賞者と選出理由の要旨です。掲載は五十音順に整理しています。受賞者のインタビューは『日経エンタテインメント!Web』にて順次公開予定です。

日経エンタテインメント!「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー2025」発表 大賞は映画『国宝』の李相日監督 画像 3

大賞

2025年のエンタメ界に最も大きなインパクトを残したクリエーターに授与される賞です。大賞受賞者は以下の通りです。

  • 李 相日 氏 — 映画『国宝』監督。歌舞伎界と俳優の美を描き、邦画実写の歴代興収1位を樹立。

パイオニア賞

新たな道を切り開いたクリエーターに授与される部門です。以下の3名が選ばれました。

  • 大塚 学 氏 — 劇場版『チェンソーマン レゼ篇』企画プロデューサー。単独出資で世界的なヒットを作り、アニメスタジオの新たな可能性を切り開いた。
  • 利根川 広毅 氏 — 「MUSIC AWARDS JAPAN」授賞式総合演出/出演アーティストキャスティング。新設された国際音楽賞の総合演出を担当し、日本の音楽を世界へ向けた第一歩を成功させた。
  • 林 真理 氏 — 『都市伝説解体センター』プロデューサー。発売3カ月で30万本超の売り上げを達成し、インディーゲームの可能性を拡大した。

グローバル賞

日本発のコンテンツの価値を海外で高めたクリエーターに与えられる賞です。以下の受賞者が該当します。

  • JAKOPS(SIMON) 氏 — 「XG」エグゼクティブ・プロデューサー。初のワールドツアーで約40万人を動員し、規格外のX-POPで世界を驚かせた。

ブレイクスルー賞

既存の発想や枠組みを超えてヒットを生んだクリエーターに授与される部門です。多様なジャンルから複数の受賞者が選ばれました。

受賞者は以下の通りで、合計で6組7名分の受賞となります。

  • 岩田 誉生 氏/八木 萌子 氏 — テレビアニメ『薬屋のひとりごと』製作プロデューサー/宣伝プロデューサー。第2期が全方位ヒットとなり、マス向けの多面展開で国民的アニメに押し上げた。
  • 木村 ミサ 氏 — 「KAWAII LAB.」総合プロデューサー。CANDY TUNEなどの姉妹グループが飛躍し、アイドルプロジェクトの新機軸を打ち立てた。
  • 倉崎 憲 氏 — 連続テレビ小説『あんぱん』制作統括。13〜49歳の若年層の支持を獲得し、NHKドラマ歴代最多の視聴数を記録した。
  • 坂田 悠人 氏 — 映画『8番出口』企画・プロデューサー。日本のインディーゲームを映像化して世界へ届け、興収50億円超を達成するとともにアート性を両立させた。
  • バカリズム 氏 — ドラマ『ホットスポット』脚本。ロケ地が盛況となり、TVer登録者数100万人を突破。脚本力により小規模SFコメディーをヒットに導いた。

アワードの目的と選考方法

「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー2025」は、日経エンタテインメント!による年次の表彰企画で、3つの目的を掲げて実施されました。これらは受賞者の社会的な意義やクリエーター支援の観点から明確に設定されています。

具体的には以下の3点が目的として挙げられています。いずれもエンタメ分野を横断して次世代の創作や事業展開に資することを目指すものです。

  1. エンタメジャンルを横断して、日本発のヒットメーカーであるクリエーターに脚光を当てること。
  2. 手掛けた作品やサービス、商品の企画やクリエーティブに新たな価値を付加すること。
  3. 日本のクリエーターのステップアップを後押しすること。国内外へ功績を伝え、新たな作品づくりや事業の開発につなげること。

選考は日経エンタテインメント!編集部の全メンバーで行われ、受賞対象は主に裏方を担うクリエーターを想定しています。表舞台に立つ俳優やアーティストが裏方として関与した場合は選考対象に含める運用としました。

選考の基準は5つの指標で構成され、定量的・定性的な評価がともに重視されています。

1. ヒットの実績・影響力
売り上げ、視聴数、動員数、SNSでの話題などの定量的成果と、その年を代表するヒットとしての社会的影響力を評価。
2. 革新性・新奇性
企画や表現における革新性や新奇性があるかどうか。既存の枠組みを超えた価値創造があるかを評価。
3. チャレンジ精神
困難なテーマや手法に挑んでいるか、新技術や異ジャンル融合への取り組みなど、挑戦の度合いを評価。
4. 企画・プロデュース・チーム力
企画立案から実現までのプロデュース力、チーム編成とその運営力を評価。
5. グローバル性・越境性
国内外で評価されうる普遍的なテーマや表現の有無、海外での評価状況を評価。

媒体情報、購入方法およびお問い合わせ先

発表を行った「日経エンタテインメント!」は1997年創刊のエンタテインメント総合メディアで、月刊誌とWebで映画、音楽、テレビ、アニメ、本、マンガ、ゲームなどオールジャンルの情報を提供しています。制作やプロモーションの舞台裏、マーケットデータ、インタビュー記事が特徴です。

雑誌の購入案内として、通常版と特装版の情報が用意されています。雑誌版は2026年1月号が李監督のインタビューを掲載する号となり、同日2025年12月4日に発売されます。

  • 通常版(表紙例)に関する案内: nkbp.lnky.jp/Vsj3jRW
  • 特装版(表紙例)に関する案内: nkbp.lnky.jp/QE82s0c

本リリースに関する問い合わせや取材の申し込みは、日経BPのコーポレートサイト問い合わせページを通じて受け付けています。問い合わせページのURLは https://www.nikkeibp.co.jp/faq/ です。

記事や関連情報の原文は日経エンタテインメント!のWebページにて参照できます。関連リンク: https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/01279/

受賞内容の整理

ここまで解説したアワードの要点を表にまとめ、発表内容を整理します。以下の表は発表日時、実施主体、受賞者一覧、アワードの目的、選考基準、媒体情報と問い合わせ先を含みます。

項目 内容
発表日 2025年12月4日 14時00分
主催 株式会社日経BP/日経エンタテインメント!
大賞 李 相日 氏(映画『国宝』監督)
優秀賞(部門と受賞者) パイオニア賞: 大塚 学、利根川 広毅、林 真理
グローバル賞: JAKOPS(SIMON)
ブレイクスルー賞: 岩田 誉生/八木 萌子、木村 ミサ、倉崎 憲、坂田 悠人、バカリズム
受賞数 9組10名
アワード目的 エンタメ横断での脚光、作品やサービスの価値付与、クリエーターのステップアップ支援
選考基準 ヒット実績・影響力、革新性、チャレンジ精神、企画・チーム力、グローバル性
インタビュー掲載 『日経エンタテインメント!』2026年1月号(2025年12月4日発売)およびWebに順次掲載
購入案内 通常版: nkbp.lnky.jp/Vsj3jRW、特装版: nkbp.lnky.jp/QE82s0c
問い合わせ 日経BPコーポレート問い合わせページ: https://www.nikkeibp.co.jp/faq/
関連リンク https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/01279/

本稿は日経BPのプレスリリースに基づいて、受賞者とその意義、選考根拠、媒体情報までを整理した報告です。記事内で挙げた受賞者や受賞理由、公開予定のインタビュー情報などは、日経エンタテインメント!の発信情報に基づいています。

参考リンク: