Sakenomyアワード2025発表 十四代・而今・No.6が上位
ベストカレンダー編集部
2025年12月5日 09:44
Sakenomyアワード2025
開催日:12月4日
Sakenomyが選んだ“今飲むべき日本酒” — The Sakenomy Awardの意義と選考基準
国内最大級の日本酒アプリ「Sakenomy」を運営する株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANYは、2025年12月4日12時に「The Sakenomy Award 2025」を発表しました。発表は、2024年11月1日から2025年10月31日までのユーザーによる「飲んだ記録」と評価に基づき集計されたデータを元に行われています。プレスリリース発表日時は2025年12月4日12時00分です。
本アワードは数万の商品、数千の銘柄、千数百の酒蔵が存在する日本酒市場のなかで、一般消費者の実際の評価を集計し、「今飲むべきお酒」を可視化することを目的としています。評価はSakenomyユーザーが「飲んだ記録」から入力した点数の平均を採用し、当社所定の条件を満たした対象に対して順位付けを行います。
選考区分は大きく三つに分かれます。商品部門は「1本で勝負できる」単品の評価、銘柄部門は酒蔵が打ち出すブランド価値の評価、酒蔵部門は蔵そのものが長年築いてきた信頼や姿勢を反映した評価です。各部門の上位1位〜10位はGOLD、11位〜20位はSILVER、21位〜30位はBRONZEとして表彰されます。
対象期間と集計方法、評価対象の数については次の通りです。
- 対象期間
- 2024年11月1日〜2025年10月31日
- 評価基準
- Sakenomyユーザーによる「飲んだ記録」から得られた平均点(当社所定の条件を満たすことが前提)
- 表彰区分
- 1〜10位:GOLD、11〜20位:SILVER、21〜30位:BRONZE
The Sakenomy Award 2025 受賞結果の詳細
本節では発表された「商品部門」「銘柄部門」「酒蔵部門」の受賞結果を、リリースに記載された通りに整理して紹介します。各部門ともに上位はGOLD(1位〜10位のうちの上位)として発表されています。
各部門の11位〜30位の詳細なランキングは公式の発表ページに掲載されているため、該当ページを参照することで上位30位まで確認できます(リンクは記事末に記載)。ここではリリースに明記された受賞結果を全文そのまま記載します。
商品部門(1本で勝負できるラインナップ)
対象は蔵の規模や歴史を問わず、一本で評価された商品です。味わい・香り・製造技術などの観点から幅広い層のユーザーが点数を付けた商品が並びます。
リリースに示されたGOLD上位は次の通りです。以下の記載は発表と同一の表記を踏襲しています。
- 而今 特別純米 にごりざけ
- No.6 X-type
- 十四代 本丸
併せて、リリースに記載された商品と蔵元の一覧は以下の通りです。
- 而今 特別純米 にごりざけ / 木屋正酒造株式会社
- No.6 X-type / 新政酒造株式会社
- 十四代 本丸 / 高木酒造株式会社
- 産土 山田錦 | 五農醸 / 花の香酒造株式会社
- 信州亀齢 真里ラベル / 岡崎酒造株式会社
- 寒菊 羽州誉50-Horizon- / 合資会社 寒菊銘醸
- 亀泉 純米吟醸生原酒 CEL-24 うすにごり / 亀泉酒造株式会社
- 廣戸川 純米にごり / 松崎酒造株式会社
- 蓬莱泉 純米大吟醸 空 / 関谷醸造株式会社
- 黒龍 しずく / 黒龍酒造株式会社
銘柄部門(酒蔵のブランド作りを評価)
銘柄部門は蔵元が打ち出すブランド力や継続的な人気を評価した区分です。馴染み深い銘柄や、時代の変化に対応して新たな価値を提示する銘柄が対象になります。
GOLD上位(1位〜3位)は次の通り発表されています。
- 十四代 / 高木酒造株式会社
- No.6 / 新政酒造株式会社
- 信州亀齢 / 岡崎酒造株式会社
リリース内に記載された銘柄一覧(GOLDに含まれるとみられる主要銘柄)は以下です。
- 十四代 / 高木酒造株式会社
- No.6 / 新政酒造株式会社
- 信州亀齢 / 岡崎酒造株式会社
- PRIVATE LAB / 新政酒造株式会社
- 産土 / 花の香酒造株式会社
- 而今 / 木屋正酒造株式会社
- 花陽浴 / 南陽醸造株式会社
- Colors / 新政酒造株式会社
- Occasional / 合資会社 寒菊銘醸
- OCEAN99 / 合資会社 寒菊銘醸
酒蔵部門(蔵そのものの評価)
酒蔵部門は、長年にわたる歴史や地域との結びつき、造り手の姿勢といった総合的な要素が反映される部門です。人気と実力の両面を備えた酒蔵が上位に選ばれています。
発表のGOLD上位は以下の通りです。
- 高木酒造株式会社 / 山形県
- 岡崎酒造株式会社 / 長野県
- 新政酒造株式会社 / 秋田県
発表に含まれている酒蔵一覧は次のとおりです。
- 高木酒造株式会社 / 山形県
- 岡崎酒造株式会社 / 長野県
- 新政酒造株式会社 / 秋田県
- 花の香酒造株式会社 / 熊本県
- 木屋正酒造株式会社 / 三重県
- 合資会社 寒菊銘醸 / 千葉県
- 南陽醸造株式会社 / 埼玉県
- 大嶺酒造株式会社 / 山口県
- 株式会社西田酒造店 / 青森県
- 両関酒造株式会社 / 秋田県
なお、各部門の11位〜30位までのランキングは「The Sakenomy Award 2025」公式ページにて公開されています(該当ページのリンクは本文末の関連リンクを参照してください)。
Sakenomyの機能とアプリ大幅リニューアルの内容
Sakenomyは「読めない、覚えられない」といった日本酒のハードルを下げることを目的に開発されたアプリです。日本語と英語の両言語に対応し、銘柄の特徴や蔵元のこだわり、蔵元おすすめのグルメ情報などを発信しています。
アプリの主要機能はラベルスキャンや文字検索による日本酒検索、味わいや産地、料理との相性による絞り込み、飲んだ記録の保存と共有です。Sakenomy Awardの選出はアプリ内の「飲んだ記録」からデータを抽出しています。
主な検索・記録関連機能
多彩な検索・記録機能により、利用者は一度飲んだお酒の情報を忘れずに蓄積できます。ラベルをスキャンするだけでデータを呼び出せるため、店頭での確認や購入の判断に役立ちます。
以下に代表的な機能を列挙します。
- ラベルスキャンによる自動認識機能
- 文字検索、味わい・産地・料理との相性によるフィルタリング
- 飲んだ記録の写真添付・メモ機能
- Sakenomy Shopとの連動による購入機能
アプリ大幅リニューアル — 「酒蔵おすすめ」の旅・食体験機能
Sakenomyは1,300軒を超える酒蔵情報を持ち、アプリのアップデートにより「酒蔵おすすめ」の旅・食体験を検索できる機能を追加しました。これにより、単に日本酒を知るだけでなく、その背景にある土地や店、宿泊先などの情報を旅行計画に活かせます。
新機能は次の特徴を持ちます。
- 老舗蔵や地元に愛される店が薦める「宿・飲食店・逸品」の検索が可能
- 観光ガイドでは拾いきれない、地元で信頼される情報軸に基づく推薦
- お気に入り銘柄の産地に関する深堀りができる旅プラン作成の支援
これらは、ネット上の単純な評価では測れない「地元の信頼」を軸にした情報を提供することを意図しています。
受賞結果の要点まとめと参照情報
ここまでに示したThe Sakenomy Award 2025の要点を表形式で整理します。表は発表の日時、対象期間、各部門のGOLDトップ3、および参考となるアプリ情報を含みます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日時 | 2025年12月4日 12時00分 |
| 主催 | 株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANY(Sakenomy運営) |
| 対象期間 | 2024年11月1日〜2025年10月31日 |
| 商品部門(GOLD 上位) | 1. 而今 特別純米 にごりざけ 2. No.6 X-type 3. 十四代 本丸 (その他掲載商品:産土 山田錦 | 五農醸、信州亀齢 真里ラベル、寒菊 羽州誉50-Horizon-、亀泉 純米吟醸生原酒 CEL-24 うすにごり、廣戸川 純米にごり、蓬莱泉 純米大吟醸 空、黒龍 しずく) |
| 銘柄部門(GOLD 上位) | 1. 十四代 / 高木酒造株式会社 2. No.6 / 新政酒造株式会社 3. 信州亀齢 / 岡崎酒造株式会社 (その他掲載銘柄:PRIVATE LAB、産土、而今、花陽浴、Colors、Occasional、OCEAN99) |
| 酒蔵部門(GOLD 上位) | 1. 高木酒造株式会社(山形県) 2. 岡崎酒造株式会社(長野県) 3. 新政酒造株式会社(秋田県) (その他掲載蔵:花の香酒造、木屋正酒造、合資会社 寒菊銘醸、南陽醸造、大嶺酒造、株式会社西田酒造店、両関酒造) |
| 詳細ランキング(11位〜30位) | 「The Sakenomy Award 2025」公式ページにて発表(以下関連リンク参照) |
| Sakenomyアプリ | 対応機種:iOS 16.0以降、Android 7.0以降 言語:日本語、英語 価格:無料 App Store、Google Playで配信 |
| 公式リンク・SNS | 受賞詳細:https://www.sakenomy.jp/award/3/ X:@Sakenomy_JP、Instagram:@sakenomy_official、Facebook:Sakenomy |
上の表は発表文の主要点を分かりやすく整理したものです。The Sakenomy Awardは、アプリ利用者の実際の評価を反映しており、個別の商品や銘柄、酒蔵の人気状況を年代別に比較する際にも参考になるデータを提供しています。発表された受賞銘柄や受賞酒蔵は、味わいや製造技術、蔵元の姿勢といった多面的な評価を受けて上位に選ばれています。
詳細のランキング(11位〜30位)や各銘柄・酒蔵の個別ページは公式のアワードページで確認できます。リンクはリリースに準拠して記載しています。
参考リンク: