SBIハイパー預金、提供72日で預金残高5,000億円を突破

残高5,000億円突破

開催日:12月4日

SBIハイパー預金ってどんなサービス?
株や投信の購入タイミングを待つ間の待機資金向け預金で、SBI新生銀行とSBI証券が連携。預金に利息が付き、証券口座への資金移動がスムーズなのが特徴です。
金利や安全性はどうなの?
公表時点の金利は年0.42%(税引後約0.3346%)で、預金保険の対象です。ただし金利は毎日変動するため最新の条件は商品説明書で確認してください。

SBIハイパー預金、提供開始から72日で預金残高5,000億円を突破

2025年12月5日10時51分に公表されたプレスリリースによると、株式会社SBI新生銀行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:川島 克哉)と株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村 正人)が共同で提供する「SBIハイパー預金」の預金残高が、2025年12月4日時点で5,000億円を突破したことが明らかになりました。

SBIハイパー預金は、2025年9月23日に提供を開始しており、開始から72日間という短期間での到達となります。この数字は、サービスの受容性と導入時の訴求力が高かったことを示す指標であり、個人投資家を中心に利用が広がっている点が強調されています。

数値と日付の整理

プレスリリースで公表された主な数値や日付は次の通りです。これらは報告時点の公表値であり、以後変動しうることが明記されています。

  • プレスリリース発表日時:2025年12月5日 10時51分
  • 預金残高が5,000億円を突破した時点:2025年12月4日
  • SBIハイパー預金の提供開始日:2025年9月23日
  • 到達に要した期間:72日間

これらの情報は、SBI新生銀行とSBI証券による共同発表に基づくもので、サービス開始当初に設定した条件やキャンペーンが早期の資金流入に影響したことがうかがえます。

商品性の特徴と金利条件、利用上の注意点

SBIハイパー預金は、株式や投資信託などの購入タイミングを待つ間の待機資金の預け先として設計されています。待機資金にも金利が付く仕組みのため、資金効率を高めたい個人投資家のニーズに合致する商品です。

また、SBI新生銀行とSBI証券の連携により、預金と投資の間で資金をシームレスに動かせる点が投資機動性を高める手段として評価されています。こうした利便性が普及を後押ししたことが5,000億円突破の背景にあると説明されています。

金利と預金保険、変動性

公表された金利条件は年0.42%(税引後 年0.3346%)であり、これは同社のスタンダードステージの円普通預金と比較して2倍となる利率として提示されています(比較は2025年12月5日時点)。

SBIハイパー預金は預金保険の対象であることが明記されています。金利は毎日見直される変動金利であり、将来的に変更となる場合がある点、また利用にあたってはSBI新生銀行が店頭やWebサイト等に掲載している商品説明書の確認が必要である点についても告知されています。

金利(公表時点)
年0.42%(税引後 年0.3346%)
変動性
金利は毎日見直し。将来的に変更の可能性あり。
預金保険
SBIハイパー預金は預金保険の対象
利用者向け案内
商品説明書は店頭やWebサイトで確認が必要

キャンペーン展開とSBIグループの戦略的意図

SBIハイパー預金の普及を支えた要因の一つとして、導入時から展開されている「スタートダッシュキャンペーン」が挙げられています。プレスリリースでは、このキャンペーンが好評を博し、取扱い開始からの短期間での預金増加に寄与したと説明されています。

キャンペーンは現在第11弾まで展開されており、SBIハイパー預金を「銀行預金」として活用しながらSBI証券を通じて資産運用を優位に進められる内容となっています。今後も新たなキャンペーンを順次展開する予定であることが明記されています。

キャンペーンの位置づけと今後の連携

スタートダッシュキャンペーンは、預金サービスの利便性とSBI証券の投資商品を結び付けることで顧客の口座開設や資金移動を促進する役割を担ってきました。第11弾までの継続展開は、短期的な集客施策としてだけでなく、長期的な顧客基盤の形成を意図していると解釈できます。

さらに、プレスリリースではSBI新生銀行が2025年12月17日に東京証券取引所プライム市場への新規上場を予定していることを明記しており、この上場を節目に企業価値向上と革新的サービス提供に努める姿勢が示されています。SBIグループ各社との連携を強化し、顧客中心主義を掲げて利便性の高いサービス提供を継続する計画が述べられています。

利用にあたっての留意点とまとめ表

SBIハイパー預金の利点と同時に、利用者は金利の変動および商品説明書での条件確認、預金保険等の扱いを理解しておく必要があります。プレスリリースに記載された情報は公表時点のものであり、金利やキャンペーン内容、預金残高などは変更されることがあります。

以下に、本記事で触れた主なポイントを表形式で整理します。重要な日付、数値、関係者、注意事項をまとめています。

項目 内容
発表日時 2025年12月5日 10時51分(プレスリリース発表)
預金残高到達日 2025年12月4日(5,000億円突破)
提供開始日 2025年9月23日
到達までの日数 72日間
金利(公表時点) 年0.42%(税引後 年0.3346%)
預金保険 対象(預金保険の対象である旨を明記)
キャンペーン スタートダッシュキャンペーン(現在第11弾まで展開。今後も順次展開予定)
上場予定 SBI新生銀行:2025年12月17日 東京証券取引所プライム市場 新規上場予定
発表企業 株式会社SBI新生銀行(代表取締役社長:川島 克哉)、株式会社SBI証券(代表取締役社長:髙村 正人)
注意事項 金利は毎日見直しの変動金利。利用にあたっては店頭やWebサイトの説明書を必ず確認

以上が、プレスリリースに基づくSBIハイパー預金の現状とサービスの主要情報の整理です。提供開始からの実績、金利条件、預金保険の有無、キャンペーン展開、そしてSBI新生銀行の上場予定といった点を中心に、現時点で公開されている全ての公表事項を網羅しました。