原宿・表参道で初開催 Tokyo Beauty Weekの体験まとめ

原宿ビューティー祭典

開催期間:11月19日〜11月25日

原宿ビューティー祭典
Tokyo Beauty Weekってどんなイベントなの?
原宿・表参道で初開催された7日間のビューティー祭典。@cosmeを運営するアイスタイルが企画・運営し、展示やワークショップ、ポップアップで新しいビューティー体験を提供しました。
誰が参加してて、どんな見どころがあったの?
イガリシノブや富沢ノボルらヘア&メイク、神楽岡久美のインスタレーション、金そよんのコピーなど多彩なクリエイターが共創。タッチアップや作品展示、体験型ポップアップが中心でした。

原宿・表参道で展開した7日間のビューティーの祭典の全体像

2025年11月19日(水)から11月25日(火)まで、Tokyo Beauty Week(主催:Tokyo Beauty Week実行委員会、企画・運営:株式会社アイスタイル)が原宿・表参道エリアで初開催されました。期間中は、複数の会場を舞台に、化粧品業界内外のアーティストやクリエイターと共創した企画が行われ、来場者に「新しい自分」「新しいビューティー」と出会うための体験が提供されました。

開催の核となったのは、表参道・原宿という街の持つ多様性(Diversity)、編集力(Mix Culture)、創造性(Creativity)とBeautyを掛け合わせるという考え方です。期間中は展示、ワークショップ、ポップアップストア、ビューティースタジオなど多様なフォーマットでコンテンツが配信され、最新のビューティー体験を実装しました。

Tokyo Beauty Week多方面のアーティスト・クリエイターとの共創により 新しい自分、新しいビューティーと出会える、特別な体験を提供 画像 2

開催期間と主要施設の配置

本イベントの開催期間は7日間で、会期中の主な配置は次のとおりです。来場者は各会場で異なる趣向のプログラムを体験できるよう設計されていました。

  • 開催期間:2025年11月19日(水)〜11月25日(火)
  • Tokyo Beauty Studio(ヨドバシJ6ビル):11月20日(木)〜11月23日(日)
  • Tokyo Beauty Pop-up Store(@cosme TOKYO):11月19日(水)〜11月25日(火)
  • 会場:原宿・表参道エリア各所(ヨドバシJ6ビル、@cosme TOKYO 他)
  • 開催時間:9:00〜21:00(予定、会場によって異なる)

各会場の具体的な出展内容や時間は会場ごとに異なり、展示やタッチアップ、ステージプログラムが連日催されました。

主催・運営は株式会社アイスタイルが中心となり、Tokyo Beauty Week実行委員会として運営体制が組まれました。公式サイトは https://tokyobeautyweek.jp/ です。

Tokyo Beauty Week多方面のアーティスト・クリエイターとの共創により 新しい自分、新しいビューティーと出会える、特別な体験を提供 画像 3

共創したアーティスト・クリエイターと企画の狙い

Tokyo Beauty Weekではヘア&メイク、アートインスタレーション、コピーライティングなど多彩な領域のクリエイターが参加し、それぞれの視点から“Beauty”を問い直すプログラムを提供しました。ここでは主要参加者の役割とコメント、プロフィール情報を具体的に紹介します。

参加は単なるゲスト出演に留まらず、展示設計やコンセプト設計、コピー制作、タッチアップやワークショップ運営など、企画段階からの協力が行われました。以下に各氏のコメントとプロフィールの要点を整理します。

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イガリ シノブ氏(ヘア&メイクアップアーティスト)

担当:Beauty Studioおよびキッズメイク企画協力

コメント(要旨):サロンメンバー24名によるタッチアップは来場者の気持ちを盛り上げ、帰宅後にも続くようなワクワクを届けることを意識して実施したと説明しています。イベントはSNSでも賑わいを見せ、課題が残ることがあったからこそ成功が実感できる機会になったとして、また参加したいという意向を述べています。

プロフィール(要点)
雑誌・広告などでヘアメイクを手掛け、メイクが次々にブームを生むヒットメーカー。『#igarimakeup』が国内外で注目されるほか、『WHOMEE』『SS by WHOMEE』の化粧品開発ディレクターや『コスメロス協会』代表を務める。メイク講師としても活躍し、2024年12月に『わたしもまわりも笑顔になる 小学生のメイク本』(講談社)を刊行。子どものメイク教育『チームゴネンゴ』を立ち上げるなど活動領域が広い。
関連リンク:

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富沢 ノボル氏(ヘアメイク)

担当:Tokyo Beauty Weekコンセプト設計協力およびWhat’s Your Beauty企画ヘア&メイク

コメント(要旨):美しさの多様化に伴い、人それぞれが何を美しいと感じるかは違うという点を示し、ビューティーは「心地よさ」や「笑顔」を生む感情のエネルギーであると述べています。誰かの基準ではなく自分の好きなポイントを見つけて高めることがメイクの魅力だとし、これからも自由に美しさをアップしていきたいという姿勢を示しました。

プロフィール(要点)
1992年にフリーランスのヘアメイクとして活動開始。1995年渡米(NY)、1998年帰国後はファッション誌、広告、TV、CM、CDJ、PV、コレクション、映画、舞台、Beautyディレクションなど幅広く活動。2022年には東京2020オリンピック開閉会式およびパラリンピック閉会式のヘアメイクディレクションを担当。2025年には日本国際博覧会(大阪・関西万博)ヘアメイク総合ディレクターを務める予定。
関連リンク:富沢 ノボル 公式HP

神楽 岡久美氏(アーティスト)

担当:Tokyo Beauty Studio ‘Beauty Gate’にて作品展示

展示作品:『光を摘む – Gathering Light』。本作は鏡の反射を主題にして、はっきりとした反射像ではなく、内的な揺らぎや境界の曖昧さを通して「自分にとっての美しさとは何か」を問いかけるインスタレーションとして発表されました。

作品解説(要旨)
目に見えない速さで瞳が光を反射し、我々は形や色を認識しているという着眼から出発。小さなミラーピースで光子を象徴化し、映像や立体の構成を通じて「見える」という行為と心の動きを重ね合わせる装置を制作しました。
プロフィール(要点)
東京出身。2012年に武蔵野美術大学大学院 造形研究科デザイン専攻 空間演出デザインコースを修了。社会と身体の接点に着目し、新たな「身体像」を探求。作品はリサーチとプロトタイピングを基盤に、立体や装置、ドローイング、映像・写真などを組み合わせたインスタレーションで展開。
関連リンク:Instagram

金そよん氏(コピーライター)

担当:Tokyo Beauty Week コピーライティング

コメント(要旨):当初、ビューティーという言葉が遠い存在に感じられたが、仲間との対話を重ねる中でトレンドを楽しむことや自分らしさを極めることなど、さまざまな表現がビューティーに含まれると実感したと述べています。『What’s your beauty? What’s next beauty?』という問いから始まる7日間に、気づきと出会いが生まれることを期待するという趣旨の言葉を寄せています。

プロフィール(要点)
金そよん(Soyon Kim)はコピーライター、クリエイティブディレクター、ソーシャルプランナー。韓国ソウル生まれ。2006年に博報堂入社。商品開発、ネーミング、広告企画から場づくりまで一貫したコミュニケーションデザインを得意とし、NPOでの活動を経て2024年に独立。言葉を軸にブランドの価値と体験を作る仕事を続けている。

イベントの具体的なプログラムと運営情報

Tokyo Beauty Weekでは、展示やタッチアップ、ポップアップストアなど複数のプログラムが同時並行で運営されました。ここでは主要プログラムの内容と運営に関する基本情報を整理します。

運営は株式会社アイスタイルが担い、実行委員会メンバーと広報担当が連携して実施されました。連絡先や会社情報も公表されており、外部との連携や問い合わせが可能な体制が整えられていました。

主なプログラム構成

  1. Tokyo Beauty Studio:ヨドバシJ6ビルにおける展示・ステージ・タッチアップが中心。イガリ シノブ氏のキッズメイク企画や神楽岡久美氏のインスタレーション展示などを実施。
  2. Tokyo Beauty Pop-up Store:@cosme TOKYOでのポップアップ展開。ブランド連携や物販、体験型コンテンツを提供。
  3. What’s Your Beauty企画:富沢ノボル氏がコンセプト設計に関与し、多様な美の価値を体感できるヘア&メイクの体験提供。

これらのプログラムは、来場者それぞれが自分にとっての「ビューティー」を再発見できるよう設計されていました。

運営・広報・問い合わせ

主催および企画運営は株式会社アイスタイル(東証プライム・コード番号3660)が行っています。実行委員会の広報担当として野田、櫛山、井川、髙木、岡本、鳴田、和田野、岡田の各氏が名を連ね、問い合わせ先が明記されています。

問い合わせ先メールアドレスは次のとおりです。i-tbw-pr@istyle.co.jp。公式ニュースリリースや追加資料は株式会社アイスタイルのニュースページにて公開されています。関連リンクは こちら

会期中に伝えられた情報の整理と総括

Tokyo Beauty Weekは、クリエイターと企業、来場者が交差する場として設計され、展示や体験プログラムを通じて多面的な「ビューティー」のあり方を提示しました。参加者の発言やプロフィールからは、教育的アプローチ(子どものメイク教育)や大型イベントでのディレクション実績、表現の実験性など多様な視座がうかがえます。

以下の表に本記事で取り上げた主要な情報を整理しました。期間・会場・主催・主要参加者・問い合わせなど、イベント全体の要点を一覧化しています。

項目 内容
イベント名 Tokyo Beauty Week
開催期間 2025年11月19日(水)〜11月25日(火)
主要会場 原宿・表参道エリア各所(ヨドバシJ6ビル、@cosme TOKYO 他)
Tokyo Beauty Studio ヨドバシJ6ビル:11月20日(木)〜11月23日(日)
Tokyo Beauty Pop-up Store @cosme TOKYO:11月19日(水)〜11月25日(火)
主催・企画運営 Tokyo Beauty Week実行委員会(企画・運営:株式会社アイスタイル)
主要参加者(抜粋) イガリ シノブ(ヘア&メイク)、富沢 ノボル(ヘアメイク)、神楽 岡久美(アーティスト)、金そよん(コピーライター)ほか
広報・実行委員会担当 野田、櫛山、井川、髙木、岡本、鳴田、和田野、岡田
問い合わせ メール:i-tbw-pr@istyle.co.jp
公式サイト・参考リンク https://tokyobeautyweek.jp/
https://www.istyle.co.jp/news/info/2025/12/1203-tbw-creative.html
主催会社概要 株式会社アイスタイル(東証プライム・コード番号3660) 所在地:〒107-6034 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル34階 設立:1999年7月27日 資本金:71億7,900万円 代表取締役社長:遠藤 宗 事業内容:@cosme運営等

今回のTokyo Beauty Weekでは、参加したクリエイターたちの多様な視点と、街の特性を活かした場づくりにより、来場者が自身の美しさを再定義するための複数の入口が提示されました。プログラムの詳細や追加の資料は、上記の公式サイトや株式会社アイスタイルのニュースページで確認できます。

参考リンク: